今日は新宿の劇場に行くのに、
なぜかトレッキングシューズ。
蒸れるから、涼しい日がいいし、
雨がどの程度滲みこむか調べたいし、
試し履きには、今日がベストだと思って、
見た目は完全無視で履いてきました。
実は、夏に山に行くんです。
これまでも、ちょこちょこ行ってたんですが、
いつもタウンユースのスニーカーで。
現地に着いてから、
毎度毎度、後悔しながら歩いて
で、今回はさすがに買おうということで、
この前、登山の専門店に行ってきました。
「あの、トレッキングシューズを」
「あ、ちょっとお待ちください。
専門の者を呼んで参りますので」
「あ、いえ、そんな専門家じゃなくってもー」
と呼び止めたものの、
「いえ、すぐに参りますので」
・・・って、別に急ぐワケじゃないんだけど、
こっちはド素人なのよね~。
ちょっと困っていたら、
本当にすぐ、それっぽい男性が現れました。
「トレッキングシューズはどんな感じのものを?」
「えっとぉ、
軽くて、履きやすくて、疲れなくて、かっこよくて、
できれば、値段が手頃なものを」
「あ、はぁ・・・。
お好みのブランドなどは?」
「あ、ぜんぜんわかりませーん!
ははは、初トレッキングシューズなんで」
「あ~あ、わかりました。
では、できる限り、それに近い方向で探します」
向こうは商売だから、バカにしたりはできないけど、
なんとなく苦笑。
だけどね、だいたい、私の雰囲気見ても、
他のお客さんと違うでしょ?
他のお客さんは、どっから見ても「山!!」な雰囲気で、
私、さっきからアウェー感に打ちひしがれてるんだから。
「で、山はどのあたりに登られますか?」
「〇〇〇〇〇とか」
「ああ、じゃぁ、結構しっかりしたものがいいですね。
このあたりは如何でしょう?」
「あ~、ハイカットは足のくるぶしが痛くて」
「でも、疲れ予防と、けが防止のためにも、ぜひ!」
「じゃぁ、履いてみます。
あ、そっちより、こっちのピンクの方!」
「いかがですか?」
「やっぱりくるぶしが痛い・・・」
「では、これは?」
「やっぱりぶつかる~。
私、くるぶしが普通の人より出っ張ってるみたいなんです」
「はぁ、そうも見えませんが、
では、こちらは?」
「あ、これはそんなに痛くない。
いいかも~。
えっと、お値段は・・・あ~ごめんなさい、無理だわ」
「なんとかハイカットで、合う靴があるといいんですけどね」
と言いながら、
そのたびに、足に合わせて、履かせて、紐を調節して、
で、やっぱりボツにして、また選んで、
・・・と、結構な時間がかかりました。
私はといえば、言いたい放題言って、
あとは足を投げ出して、シンデレラ状態。
それを繰り返すこと、30分あまり。
「じゃぁ、次は、あの短いヤツで。
ハイカットじゃないけど」
「あー、いーんじゃないですかー」
熱意と誠意をもって靴を選んでくれていた彼が、
気がついたら、完全にやる気を失ってました(笑)
で、結局、
足のためにと、あんなに強く勧めてくれていた、
ハイカットを買わずに、写真のものに。
「どうでしょうね?」
「これでいいんじゃないんですかー」
で、決定。
・・・ま、大丈夫でしょっ!
あの人・・・、
これでケガしたら笑ってやる~、
とか思ってただろうな~(笑)
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