*まず先にひと言*
ご心配頂きましたが、
夜の稽古は、結局中止となりました。
ということで、
こんな時間にのんびりと家におります。
なもので・・・すみません。あと1回語ります
強い思いにも関わらず、
上手くいかなかった「安達先生」という役。
いつかリベンジできたらと思いながら、
十数年が過ぎた、去年の1月。
今度は、ことのはboxさんから、
この作品のオファーを頂いたんです。
よっしゃぁ、リベンジだっ!
恥ずかしながら、
一瞬、そう思っちゃいました
でも・・・そんなこと、あるワケない!(笑)
当時でも「安達先生」をやるには、
トシをとりすぎていたくらいなのに、
それから十数年たって、できるワケがないんです。
はい、やっぱり、違う役でした。
私の年齢にぴったりの「菅沼先生」という役。
そりゃそうだよね・・・。
と思いながらも、
あ~、あと20年若かったらなぁ、
もう一度やりたかったなぁ、
という思いは、なかなか消せませんでした。
いや、それどころか、
最初の読み合わせのときにも、
自分の体の中に、まだ「安達先生」がいて、
本当の役である「菅沼先生」と、
行ったり来たりしていたのです。
こんなことで、
マトモに菅沼先生を演じられるわけがない!
とにかく必死で追い出さねば!
なーんて、
こんなこと思ってる間は、
絶対に追い出せやしないんですよね(笑)
しかし、読み込んでいるうちに、
これまで全然気づかなかったことが見えてきたんです。
それは、
安達先生をやっていたときには、
まったく気づかなかった、菅沼先生の深い愛。
あ、ストーリーも何もお知らせせずに、
勝手に何言ってるんだ、なんですけど、
つまり、
年齢も考え方も違う2人の教師。
でも、その2人をつなぐものがある。
そのことを、
菅沼先生を演じてみて、初めて気がついたんです。
あ~、安達先生をやってた時に、
なんで気づかなかったんだろう。
遅いわ~~
と嘆いたものの、
それをきっかけに、
完全に安達先生が吹っ切れました。
そして今は、
2つの役ができたからこそ、見えてくること。
それを明確にしていきたいと思っています。
なーんちゃって、
こんなに語ってる割に、今、ぐちゃぐちゃ~~(笑)
はははは
でも、バコバコのダメ出しの最後に、
「木村望子はこんなもんじゃないでしょ」
と主宰に言ってもらえた、
そのひと言を起爆剤に、
とにかく頑張ってやっていきます。
今回こそ、後悔はしないぞ!
まぁ・・・、
あんまり張り切るとロクなことがないので、
そこは、それなりに抑えつつですが(笑)
菅沼先生を楽しめる境地まで、
早く到達できるように、頑張ります!
・・・と、まぁ、長々と3回も語ってしまいました。
妙にマジメな話になったので、
次は、昔やった時のウラ話でも、
出してみましょうか
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