望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

昔の「見よ」ウラ話・舞台のドアが壊れた話(その3)

2018-01-25 17:47:38 | 舞台・ウラ話
<昨日のつづき・昔のウラ話です>


舞台での立ち位置というのは決まっています。

演出家が、最も効果的と思う場所に決めて、

照明さんがそこに明かりをプランニングします。

だからどんなに走り回って、
グジャグジャになっているように見えても、

ちゃんと自分の位置に立っているんですね。



なのに、このとき、

楽屋のモニターを見ると、

なぜか1人、
まるっきり違う場所にいる人間が・・・。


「どうしたんだろう?」

と話しているうちに、

お話は進んで、
その人はドアを開けて出て行きました。

と、もう1人が、
さささっとドアに近寄るではありませんか。

「あれ? これは、もしかして・・・」

と、いや~な予感が楽屋中に広がったとき、

さっきの出演者が楽屋に走り込んできました。



「まずいよっ!ドアが閉まらないっ!」



   (つづく)




 ー ーーーーーーーーーーーー
           
   ことのはbox 第6回公演
 『見よ、飛行機の高く飛べるを』
   詳細はこちらに
           
 ーーーーーーーーーーーーー
 ブログランキング参加中 
  人気ブログランキング
 よろしければ、クリックを!
 ーーーーーーーーーーーーー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

参加中。よかったらクリックを!

人気ブログランキングへ