さて、崩壊事件シリーズ第二弾は、
これもなっかなか大変な事件でございました。
実はですね。
これもまた、15年以上前の、
そう、ドアが大崩壊をおこした、
「見よ飛行機の高く飛べるを」の、
本番での出来事だったのです。
*
これは有名な戯曲だけに、
あちこちで、さまざまな演出がなされていますが、
その時の演出家は、
雰囲気作りの大きなポイントとして、
「女学生たちの歌う唱歌」を、
シーンの切り替えに散りばめました。
明治末期の女子師範学校。
女学生たちの歌声が、
遠い音楽室から聞こえてきて、
その歌声をバックに、シーンが変わっていく、
・・・という、
いかにも当時の雰囲気を彷彿とさせる、
なかなかいい演出でした。
*
ということで、
稽古期間中に、
女学生たちの歌の録音が行われました。
なーんて言っても、
実際に歌っているのは、
そこらへんにいる女性を全員かき集めた、
女学生とは似ても似つかぬ合唱隊!
だったのですが、
まぁ、録音だから関係ありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
*
ちょっと話がそれますが、
歌の録音って、けっこう楽しいんですよ!
大勢でワイワイ言いながら練習して、
失敗したら、また録り直し。
日ごろ、絶対にやり直しのきかない、
ライブの世界にいるからか、
やり直せるというだけで、
一気に気が楽になっちゃうんです。
それに「歌は素人だし~」
なんて逃げ口上まであったりして、
とにかく気楽に楽しめるんですね。
とまぁ、そんな調子で、
3シーン分、3曲を録音して、
いよいよ初日を迎えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/3d/26586f822e26ca465d52c7b3bb172d5c.jpg)
当時は若い、安達先生役でした(でへっ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
(つづく)
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