母が、入院先の病院から、よく電話をかけてきます。
今日も電話をかけてきたものの、
喋っている途中で「プツッ」。
まぁ切れたところで、
本人はそのまま忘れちゃうから、
問題はないのですが、
カードが切れたのかなと、
とりあえずナースステーションに電話しました。
今でも病院はテレホンカードが主流なので、
我が家に残っていた(まだ残していた!)テレカを、
切れるたびに、
この時とばかりに(笑)
持っていくのです。
といっても、コロナでまだ面会禁止なので、
病院に行っても、本人には会えません。
ナースステーションに電話したチャンスに、
看護師さんに母の状況をちょっと聞いてから、
要件を伝えました。
「あの、さっき、電話をしていて、
途中で切れてしまったんですが、
今も電話はテレカでかけているんでしょうか?」
「は?」
「あの、電話は、小銭ではなく、
テレホンカードを使ってるんでしょうか?」
「あー。はい。テレホンカードでかけてらっしゃるようです」
「さっき、電話が切れてしまったので、
もしかするとカードが切れたんじゃないかと」
「少々お待ちください。今見てきます」
「お待たせしました。
なくなってるみたいですね~」
「あー、わかりました。
明日、届けに伺います」
「はい。では明日、テレホンカードを、
届けていただくということで」
みたいな会話をして、
電話を切ったものの、
なんとなく引っかかることが・・・。
今は、我々の時代よりも、もっと言葉を略して、
なんでも短くするのに、
「テレカ」と言わずに、
必ず「テレホンカード」と言っていたことに、
なんか違和感を感じたんですね。
我々の時代、テレホンカードなんて言ってる人間、
誰もいなかったよなぁ。
みんなテレカって言ってたのに・・・。
と考えていて、ハッと気がつきました。
そうかっ!
今の若い人は、
「テレホンカード」を知らないんだ!
たまたま病院に勤務しているから、
そこで初めて知ったアイテムなんだ!
だから「テレカ」なんて言われると、
「???」になるんだ!
だよねー。
テレカで、アイドルの写真とか、
いろいろコレクションしてた人もいた、なんて、
もう、ほとんど歴史の世界だものね~。
そういえば娘が、
「今の若い子、ガラケー知らないんだよ~。
もうちょっとしたら、
うわー先輩、ガラケー使ったことあるんですかぁ、
とか言われるんだよ~」
なんて嘆いてたけど、
そうか、ガラケーすら知らないんだから、
テレカなんて知るワケないのよね。
ちなみに、明日持っていくテレカは、
知り合いのカメラマンさんの作品で、
確か写真展に行って、もらったと思うけど、
いつのだろうなぁ。
だけど、あの当時・・・、
何かっていうと、
500円分のテレカをくれたのよね~。
500円分・・・、
それも当時の500円!
その金額のテレカを、みんなに配るって、
今じゃ信じられない。
あ~、そうか。
ちょうどバブルの頃だったのか???
・・・って、
またしても、歴史ネタ?
うわぉ
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