望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「光垂れーる」思い出のウラ話 ・23

2022-05-12 10:11:23 | 舞台・ウラ話


<つれづれに、あとちょっと・3>

 

――初体験・コロナ禍での公演―― 

実は私、2年以上芝居を休んでいました。

なもので、今回が初めての、コロナ対応の舞台でした。

でも、舞台は観に行っていたし、
わかってるつもりだったんです。

でも、まぁ、ところがどっこい!

観るとやるとじゃ大違い!・・・でした。

 

まず最初に直面したのが、一般の方たちの反応でした。

舞台好きのお客様や演劇関係者は、
もうすでに、普通に劇場に通っていたので、

そのノリで公演のお誘いをしたら・・・、

「舞台なんて行けるわけない」

「今どき、舞台やるなんて」


うひゃぁ・・・、そうなんだ・・・

もうすでに、コンサートや演劇はOK、と
報道されていたんですが、

「自分たちが普通じゃないのかも」
と考えこんじゃいました。

 

 

そして、何といっても、マスク!

別に稽古に限ったわけじゃないけど、

はじめましてからマスク。
読み合わせもマスク。
稽古もマスク。
打ち合わせもマスク。

マスクを外した顔を知らないから、
マスクとセットで、相手の顔を認識していて、

自分が見ている相手の表情は、顔の半分だけ。

それが当たり前だったんです。

ところが、最後の稽古で、マスクを外した途端、

 

  えぇぇっ??

 

マスク以上に違和感が

 

いや、あの、何がどう、ってことじゃないんだけど、

 

 

言ってみれば、誰に対しても、

<はじめまして>な気分というか。

 

表情も声の感じもやっぱり違って、

やっぱりマスクって、人の半分しか見られないんだよね、

と改めて感じました。

 

そして、客席での声出し厳禁!

だから、客席の通路の芝居は、
先に録音した音声を流していました。
そのために録音メンバーは朝早くから集合して。



仕方がない・・・もうそれしかない。

  本当にもう、それしかない・・・んですけどね。

 

 <つづく>

 

 

 

 

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