望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台のドアが壊れた話(その3)

2010-03-14 21:09:26 | 舞台・ウラ話
舞台での立ち位置というのは決まっています。

演出家が最も効果的と思う場所に決めて、
照明さんがそこに明かりをプランニングします。

だからどんなに走り回って、
グジャグジャになっているように見えても、
ちゃんと自分の位置に立っているんですね。



なのに、このとき、

楽屋のモニターを見ると、
なぜか1人、
まるっきり違う場所にいる人間が・・・。

「どうしたんだろう?」

と話しているうちに、

お話は進んで、
その人はドアを開けて出て行きました。

と、もう1人が、
さささっとドアに近寄るではありませんか。

「あれ? これは、もしかして・・・

と、いや~な予感が楽屋中に広がったとき、

さっきの出演者が楽屋に走り込んできました。



「まずいよっ!ドアが閉まらないっ

(つづく)
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舞台のドアが壊れた話(その2)

2010-03-13 22:51:01 | 舞台・ウラ話
舞台の真ん中に作った、立派なドア。

しかし、何日も使っているうちに、

「このドア、ちょっとヤバいよ。
 閉まりにくいよ」

という状態になってきました。

もちろん
毎回、開演前にガンガン直しておくのですが、
なにしろ、このドアをよく使うんです。

出たり入ったり、泣きながらたたいたり、
バンっと閉めたり。

もちろん気をつけてやっているんですが、
芝居をしているとつい感情も高まるし、
力も入っちゃうんですね 
 

そして、ある日の本番中。

楽屋で出番を待っていた私たちは、
モニターTVに映る異変に気づきました。

「ねぇ、彼ったら、なんであんな所にいるの?」

(つづく)
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舞台のドアが壊れた話(その1)

2010-03-12 19:27:27 | 舞台・ウラ話
昨日のひと言予告の通り、
この話を書きたいと思います。

ポカ話の途中だったような気もしますが、
(もう記憶はメチャクチャ 

これは、たぶん「事故!」ですね・・・。


えーと。
そのときの劇場は、かなり広い所でした。

そこで、舞台に向かって左側に、部屋をひとつ、作りました。
(部屋といっても、壁で真ん中を仕切るだけですが)

その部屋のドアを開けると、廊下があって、右側には大きな階段。



これだけのセットを作りこんだんです。
それも、プロを頼まず、役者たちだけで。

それにしてはすごくいい出来で、
仕上がったときには、みんなで拍手喝さいでした


壁の途中にあるドアは、すごく立派な造りで、

ここからの出たり入ったりが、
芝居の大きなポイントになっていました。

そりゃそうですよね。

舞台のど真ん中にドアがあるんですから、
ここで芝居せずして、どこでする、って感じです。


しかし、
やはり素人とプロの違いはあるもので・・・。


初日が開いて、2日3日と過ぎるうち・・・。

(つづく)

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ひとこと、お知らせです

2010-03-11 21:02:10 | 演劇・舞台・小劇場
 久しぶりに、芝居をやることになりました。

 GW、下北沢の「劇」小劇場です。

 詳細はまた決まり次第、発表させて頂きます。


それから、しばらく間があきましたが、

またそろそろ「ウラ話」ネタ、開始します。

今度は、ずいぶん前に「書く」と言ってそのままになっていた、
「ドアの壊れたハナシ」から行ってみようかと・・・。

また読んでやってくださいまし 
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またカブった・・・(+_+)

2010-03-10 21:03:32 | 暮らし・花・趣味
今日も娘と出かけることになり、

お互いにいろいろと考えた結果、

「白いコートは着ないだろう」

と踏んで、

待ち合わせ場所で「ゲッ」 


スカートの長さは違ったけど、
・・・マイナーチェンジのレベルか・・・
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母娘って・・・

2010-03-07 21:46:41 | 暮らし・花・趣味
昨日、娘と外で待ち合わせしたら、
履いているロングブーツが、
色違いのお揃いだった 


「同じ色じゃなくて、まだよかったね」
と言いながら、

目的のお宅に着いて、靴を脱いだら、
柄ストッキングまで、色違いの同じ柄だった 



確かに、電車なんかで見ていても、
母娘だよなぁ、とシミジミ感心するほど、
趣味の似た母娘がいるけど、

アラサーの娘とのペアルックって、
いくらなんでも、ねぇ・・・。
(あっちはもっと嫌だろうけど 
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最近、大笑いした話

2010-03-05 23:04:23 | 暮らし・花・趣味
ついこの間まで、
中高の入学試験シーズンだったんだそうですね。

そういう世界にすっかり縁がなくなると、
聞いてもピンときませんが、
当の本人たちにとっては大問題!
人生初の大試練!

試験の問題がわからなかったら、

なんとか答えをひねり出そうと思うんでしょうね。


親しい中高一貫校の先生のブログの一部です。

         

入試になると大真面目であるがゆえに、
思わず笑ってしまう珍解答にも巡り会う。

中学入試におけるここ10年の最高傑作はこれだ。

問:次の傍線部の敬語を正しい表現に改めなさい。

「熱いうちにいただいて下さい」

模範解答:「召し上がって下さい」


珍解答:

  ・・・
     「ガブリとやって下さい」


         

私だったらマルつけちゃいそう 
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やっぱりありました。鮮魚売り場のおひな様

2010-03-03 16:33:34 | 暮らし・花・趣味
手巻き寿司用刺身盛り合わせ、1580円也、
のケースに、
また飾られていました 


今回はおひな様だけあって、

メインのわかめ、サーモン、ホタテ刺身と共に、
桜でんぶや薄焼き卵も華やかに。


鮮魚売り場から、
春! でゴザイマス 

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舞台の裏のウラ話・放浪記オマケ

2010-03-02 22:29:41 | 舞台・ウラ話
舞台のポカ話から、なぜか暗転の話になって、
・・・結局、何回続けたんだろう?

今度はどのネタにするか、ただ今考えております。

が、その前に、オマケをひとつ 

実は、この暗転話を書いていたのと、ほぼ同時期に、
ある劇団付属養成所の卒業公演がありました。

そこに出演していた若い友人のチカちゃんは、
これがまた「超」のつくトリ目人間。
 
汗と涙の卒業公演も、彼女の奇怪な行動に、
なかなかスリリングな日々だったようで、

そのくだりを、オマケでご紹介しちゃいます。
(いいよね?了解得てないけど)

   *   *   *

>いゃあ、ほんと舞台は何が起こるかわからないっ
>昨日のゲネプロでは私、
>暗転で変なところに柱を立ててしまい 迷惑をかけまくったので、


柱って、あの喫茶店の柱のこと?

あれ、2本立てて入口に見立ててたよね?

その1本を変なところに立てちゃった、ってことは、

・・・入口がなくなったの???
そこから出る人、どうしたんだろう・・・


>もうはミスしないぞー と意気込んでたら、
>今日は自分で下手に捌けた机が通路を塞いで、
>出番に間に合わないかも というあわや大惨事 


・・・私と同じパターンだけど、
自分で自分の通路を塞いじゃったんだ・・・


>いざとなると人間って恥も捨てられるんですね。
>スカートまくり上げて机をよじ登って舞台裏をダッシュ
>何事も無かったかのように上手からチカ登場

>なんとか間に合いました

   *   *   *

今日もどこかの舞台で、
こんなことが行われているんですよ、きっと(笑)
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今日はブログっぽいブログで

2010-03-01 22:09:52 | 暮らし・花・趣味
お昼、電車に乗っていると、
隣に座った初老の男性2人の会話が、
なんとなく聞こえてきました。

「○組の○○先生って、
 高校の方の先生だっけ?」

「いや、○○先生は中学じゃなかったかな?
 そういえば△△先生、亡くなったんだってね」

おおおお???

この話題、間違いなく私の出身校ではないか!

我慢できなくて、思わず声をかけてしまいました。

「あ~、そうなんですか!
 それはそれは」

と話に入れてもらい、私より6年先輩と判明。

なんと小学校も同じとわかって、
まあ盛り上がること、盛り上がること 

最後に名字だけ名乗って別れましたが、
こんな出会いもあるんですね。

なんだか「うふふ」って笑いたくなるような、
ちょっと嬉しい時間でした 
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