今年もしばらく前に銀座のミキモトのクリスマスツリーが点灯されました。私達が銀座に移るずっと前から、この時期はプランタン銀座のアンティークバザールに出展していたこともあって、毎年かかさず見てきました。でも、そんなミキモトのクリスマスツリーも今年で最後。来年1月からのミキモトの建て替えでこの銀座の風物詩だったクリスマスツリーも最後となりました。オリンピックの誘致も決まり、銀座も少しずつ変わっていくようです。何だか少し淋しいですね。
さて、エンジェルコレクションがいつもお世話になっている増渕緑先生とそのお仲間のお人形展が名古屋のJR名古屋タカシマヤで今日から開催されています。いつも明るく楽しい増渕先生のキャラクターは私も河村も大好き。お人形がお好きな方はどうぞ足をお運び下さい。
■増渕緑ビスクドール展&グローバル・ドール・ソサエティー メンバーズ
2014年12月8日（月）～13日（土）
午前10時～午後8時30分（ただし最終日は午後6時閉場）
JR名古屋タカシマヤ 10F催事場
私達の大切なお友達でもあり、以前からお世話になっている銀座アンティークギャラリーのオーナーさんから伺い、今日は出勤前に銀座のミキモトホールへ。「女性を飾った輝きの物語 －アンティークジュエリー＆ウォッチの世界－」を見に出掛けました。
古いお着物のコレクションやミキモト自身の創生期のジュエリーコレクションなど、興味深い展示が度々開催されているミキモトホール。今日も、ショップフロアーには目もくれず、そのまま1階奥のエレベーターから6階ホールへ。
そこはヴィクトリアンからエドワーディアン、ベル・エポック、アール・デコ、膨大なアンティークジュエリー、時計、バッグやファンなどの小物類で溢れていて、アンティーク好きにはたまらない空間！ラリックのジュエリーあり、ボックス入りの豪華なパリュールあり、艶やかなギョシェエナメルあり、ミュージアムピースばかり…。そんな中でも、特にパールを使ったジュエリーに素晴らしい物が多く、時間を忘れて見入ってしまいました。しかも、日曜日の午前中とあって、会場は私ひとりきり。貸し切り状態の中、心ここにあらず、といった状態であっちへウロウロ、こっちへウロウロ。
これだけの沢山の上質なジュエリーを実際に見られる機会はなかなか無いので（ある意味、アンティーク屋さんでご覧になるよりも、誰にも邪魔されず見ることが出来て良いかも！）、お時間のある方は是非銀座までお出掛けになってご覧になることをおすすめします。そうそう、間近で見ることが出来るので、ルーペをお持ちの方はルーペ必須ですよ！
今回展示のアイテムはすべて個人の方のコレクションなのだとか。実は、展示品の中に以前自分が販売した物を見つけ、飛び上がるほどびっくりしました！（笑）会期は6月22日（日）まで。入場無料です。
「女性を飾った輝きの物語 －アンティークジュエリー＆ウォッチの世界－」
2014年6月13日(金)～6月22日(日)
11：00～19：00
ミキモト本店6階ミキモトホール
入場無料
今年のミキモトのクリスマスツリーはこんな感じ！様々な色のイルミネーションに彩られ、ツリーの根元には巨大なリングが飾られていて可愛いですよ！毎日銀座に通っているというのに、実は表通りを歩いたのは久し振り。（苦笑）中央通りは、このミキモト以外にも、ラグジュアリーブランドのお店それぞれが趣向を凝らしたディスプレイ、銀座のイルミネーション「ヒカリミチ」もシャンパンゴールドの光が綺麗でした。
アポイントメントオンリーの今日は、お客様へ商品の発送をしたり、リクエストいただいた商品の画像をメールでお送りしたり…。この下の画像はホームページには掲載していない19世紀フランスのマシーンレースのボーダー色々。巾5mmの物から巾10cm以上の物まで、数えてみたらなんと100種類近くありました！今日はこの中から、遠くにお住まいのお客様のリクエストに合わせた巾のレースをチョイス、画像を撮ってお送りしました。こんなアイテムもありますので、またどうぞ店頭でご覧下さい。
この藤城清治の影絵は…？そうです！今年も銀座の教文館のハウス・オブ・クリスマスが始まりました。実は今日、教分館 へお友達の誕生日プレゼントを探しに行き、どうしてか<wbr></wbr>クリスマスプレゼントを持ち帰ってきてしまった私。（お祝いしたい気持ちがあれば別に良いですよね？）嗚呼、まだ11月<wbr></wbr>前半なのに、もうクリスマスとは…。今日はミキモトのツリーの準備も始められていましたし、デパートは軒並みクリスマス仕様。私もお店のクリスマスデコレーションを11月中にするべきか、12月になってからするべきか、ただいまお悩み中です。
さて、このところ次のホームページの更新の準備をしつつ、こんな風に袋詰めしたハンドのレースにカラーの台紙を入れてみました。これで繊細なレースの模様もはっきり分かり、なかなか良いかも！近々ホームページに新たなアイテムをUPいたしますので、こちらもどうぞお楽しみに♪
火曜日の今日は、お店を抜け出し銀座でランチ。その帰り、昨今の歌舞伎界の悲報から、「そういえば歌舞伎座どうなったかな？」という河村の言葉で、歌舞伎座を回って帰ってきました。
後ろ側にはいつしか高層ビル（歌舞伎座タワーというそうですね。）がそびえ立っており、表側もこの通り、もうすっかり完成間近です。（表玄関の前の道は工事中で、このアングルしか撮影出来ませんでした。）ほぼ完成していて、4月のこけら落としを待つばかりという感じでした。新しいピカピカの歌舞伎座、綺麗でしたよ！
こんな近くにあるのだから、歌舞伎座デビューも良いかも。歌舞伎に詳しい方がいらしたら、どうぞ色々お教え下さい。
以前、エンジェルコレクションも掲載いただいた書籍、レースでつくるかわいい小物を覚えていらっしゃるでしょうか。この本にも作品が掲載され、その際に出版社にご紹介下さったコラージュ・イラストレーター長谷川洋子さんの個展に行ってきました。
場所は奥野ビルと同じ銀座一丁目、昭和通りの向こうですが、奥野ビルからも歩いて5分ほどのジュエリーショップHEMAVATI。奥野ビルからあまりにも近いことと、7月半ばから12月末までの長期に渡った会期だったため、「まだまだ日にちがあるから大丈夫！」なんて油断していたのですが、はたと気付くともう世の中はクリスマスモード。先日慌てて出掛けてきました。
雑誌や広告など、様々な分野で活躍されている長谷川さんは、アンティークレースをはじめ、アンティークの素材等々を使ったコラージュ・イラストレーター。今回も大きな作品から小さな作品まで、独特な世界観の作品が並び、ジュエリーとのコラボレーションも素敵。なんでも、会期が長いため展示替えもあったとか、「もっと早くに行くんだった！」と後悔することしきりでした。
手作りされる方にはきっと興味深いと思います。エンジェルコレクションまで来られたら、DMを沢山いただいておりますし、会場のご案内もいたしますよ。
世の中のクリスマスモードを横目で眺めつつ、今日もお店でホームページ更新の準備を。もうじき更新いたしますので、どうぞしばしお待ちを！
この画像は先週のお休みの時のもの。ここは銀座・中央通りの教分館、奥野ビルと同じくここも銀座に残った数少ない昭和初期の建築（昭和8年竣工のレーモンドの建築）です。4階にある「きょうぶんかんカフェ」のこのカウンターは私達のお気に入り。下の中央通りを歩く人々を眺めながらコーヒーをいただくひとときが好きです。
さて、この教分館では、ただいま恒例のハウス・オブ・クリスマスが開催中。皆さん毎年こちらを楽しみにされていて、最近はこちらを見てからお店にいらして下さるお客様もよくいらっしゃいます。かくいう私も、毎年クリスマス用品に溢れたこの催しに必ず足を運んでしまいます。
もう世の中はクリスマスなのですね。お店も11月末にはクリスマスデコレーションをしようと思っています。ちなみにコーヒーと一緒に並んでいるのは「タンネちゃん」という焼き菓子。これが素朴で美味しいのです。
昨日の夕方のこと、名古屋の古い友人が東京に来たついでにお店に立ち寄ってくれ、そのまま河村をお店に残し、ちょぴり銀座に散歩に出掛けました。
まず行った先はお店からもすぐ近所の伊東屋。私もたまにお店を抜け出して遊びに行く伊東屋、その伊東屋の裏の別館が完成したのはこの10月初めのこと。以前はカルトナージュの材料や輸入物の紙を置いていた別館ですが、新装してからは万年筆の専門店になった様子。子供の頃から正しく鉛筆を持つことが出来ず、必然的に上手く万年筆で書くことの出来ない私は、万年筆よりボールペン派。いまひとつ万年筆に興味のないこともあり、新館へはまだ足を踏み入れていませんでした。
友人のたっての希望で昨日は新館へ。6階建ての新館の１階は万年筆のフロアーですが、そのままエレベーターで6階に上がると、そこは地球儀のフロアー。そしてこのカードとスタンプコーナーを発見！このカード、1階ごとにそれぞれのスタンプコーナーを周り、スタンプを押して行くと、最後に本館一階でオリジナルの松前煎餅を貰えるという訳！1904年創業の伊東屋ですが、このカードは1909年当時の伊東屋の姿。当時の銀座は、それはきっとハイカラだったのでしょうね。画材の階や色鉛筆の階を嬉々として周り、最後に本館でめでたく松前煎餅をいただきました。（笑）
さて、下の画像は中央通りのミキモトの玄関。こちらはコスモスが満開でしたよ！
今日はテレビでご覧になった方も多いかもしれませんね。この通り、銀座のメダリスト達のパレード、見てきましたよ！！懸念していたとはいえ、銀座でこれだけの人を見たのは初めて！もうびっくりの人の多さでした。
パレードの始まる時間の30分ほど前に行ったのですが、奥野ビルから最初のドトールの角を曲がると、凄い人混みで中央通りに近づけないほど。何とか中央通りのメルサまでたどり着き、待つことしばし…まるでサウナに入っているようでしたよ！
ですが、パレードが通りがかると、そんなこともきれいさっぱり忘れて声援と撮影で大忙し。この画像の中央にも写っていますが卓球の愛ちゃんは可愛かったですし、メダリスト達は皆オーラがありましたよ！
お仕事がひと段落した今日は、シルバーのお磨き。ずっと気になっていたバッフェの中に入っていたシルバーのカトラリーを取り出してすべてピカピカに磨きました。ついでにシルバーの酸化が付いて薄汚れていた値札も新しい物に付け替え、気分もすっきりです。いつもバッフェの上の戸棚に入っているため、あまりよく見えないこうしたカトラリーですが、改めて見てみますと、「こんなにあったんだぁ。」という感じ。何か、もっと見やすいようにディスプレイを考えなければ。
さて、話は変わって、新聞等でプランタン銀座の再編の話をお知りになった方も多いのでは？長らく私達もプランタン銀座のアンティークバザールに出店していましたが、東京に移ってからここしばらくはお休みがちになってしまいました。
そして今回、アンティークバザールが開催されていた会場の７階と6階が閉鎖されることになり、なんとユニクロ（！）が入店することになりました。プランタン銀座でアンティークバザールを担当されていた社員の方々は皆早期退職され、次回の開催も危ぶまれるとのこと。（現実に、いつもは開催されていた6月のアンティークバザールは、今回開催されませんでした。）
思えば十数年前、プランタン銀座のアンティークバザールに出店したのが、初めての東京のお仕事でもあり、初めてのデパート催事のお仕事でもありました。デパートという環境に慣れず、まごまごしながら飛ぶように過ぎていった一週間。今でも、印象深い忘れられない一週間でした。
その後は、一年に4回も開催されることもあり、大切な東京のお仕事のひとつとなり、東京のお客様の皆様との大切な出会いの場でもありました。そんなことを思い出しながら、「何でも永久に続くことはないのね。」と、時の流れを感じつつ淋しい気持ちでいっぱいです。
