今日からの横浜高島屋のフェアのため、昨日、名古屋から横浜へやって来ました。どこのデパートでも始めての場所はドキドキ。まずは、今回初めて出店した横浜高島屋の広大なフロアに驚いてしまいました。
フェア初日の今日は、初めての場所で「いったいどなたがいらして下さるかしら？」と不安な気持ちでいっぱいだったのですが、いつもは東京でお目にかかる横浜在住のお客様や、いつもホームページをご覧いただいているお客様の皆様にお越しいただき、とてもほっと致しました。暑い中お越しいただきました皆様、ありがとうございました。今回のフェアは来週月曜日まで続きます。どうぞお近くの方は横浜まで遊びにいらして下さいね。
今日の画像は高島屋の1階に入っている果物屋さんのショウウィンドウ。一番左のスイカはピラミッド形でなんと5万円！左から3番目は台形形で4万円！右から2番目はハート形で3万5千円！形の面白さもさることながら、そのお値段にびっくりしてしまいました。
先日オーダーで作った「創る人芽理」のお洋服を覚えていらっしゃるでしょうか？フェアの会場でも何度も身に纏っているので、実際にご覧になった方もいらっしゃるかと思います。その時作ったカシュクールスタイルのワンピース、お目にかかる方皆さんから「とっても素敵！」とお褒めいただき、すっかり気を良くした私は、またまた名古屋にある芽理さんのお店に足を運んで第二弾のワンピースをオーダーしてしまいました。
そうして出来てきたのがこれ！ハイウエストの「バードワンピース」と名付けられた鳥のようにどこへでも飛んでいける（？）ワンピースです。オーダーするに当たって、沢山の型の中から河村と一緒にあれこれ言いながら選ぶのも楽しければ、その後生地を選ぶのはもっと楽しい！画像では濃いブラウンのように見えますが、実際に選んだ生地は透け感が美しいラメの入った黒、裏地にはチラッと見えたときにドキッとするようなビビッドなピンクをセレクトしてみました。また明日から出掛ける横浜高島屋へも持って行こうと思っています。
胸元が大きく開いているので、アンティークのネックレスにもぴったり。ダイヤのリボン形のトップをリボンでチョーカー風に着けるのも合いそうです。芽理さんのお店に足を運ぶ度、またまた次に作るお洋服のイマジネーションが湧き、次々オーダーしてしまいそうで怖いです。
暑い中、骨董ジャンボリーへ沢山のご来場をいただき、誠にありがとうございました。プランタン銀座のアンティークバザールが無くなって久しく、プランタンにお越しいただいていたお客様の皆様や、遠くからお越しいただいたお客様に久し振りにお目にかかれてとても嬉しかったです。
さて、午後6時にフェアが終了後、大急ぎで片付け。逃げ足の早い私達は午後8時前には車に乗って会場を後にしました。いつものように、高速道路のサービスで夕食を取り（そうしていると、名古屋や関西から骨董ジャンボリーに出店しているディーラーの方々とバッタリ会ったりします。）、二人で眠くならないようにCDに合わせて大声で熱唱しながら東名高速をひた走り、先程自宅へ帰ってきました。が…やはり名古屋は暑い！東京に比べると一段暑い感じがします。
また今週は、横浜高島屋と名古屋骨董祭のダブル出店！商品が分かれてしまうので、「どうしてもこの商品が見たい！」と思われる方は、遠慮無くメールにてお知らせ下さい。
連日の骨董ジャンボリー では、暑さもどこへやら会場は盛況。毎日沢山のお客様にお越しいただいています。
さて、この画像は先日お客様からのリクエストで、このレースのためにオーダーしたもの。ボーダーの連なった柄の美しさが際だつように、少し横長に作ってみました。フレームの色はゴールドではなくレースの色に合わせた少しくすんだシルバー、現行品ですが、アンティークのレースに合う素材をセレクトしてみました。
こんな風に額装していただくと、ボーダーでもハンカチでも常に飾って眺められるのでおすすめ、レースの良さもいっそう引き立ちます。いままでにも、お客様からのリクエストで、いくつものレースを額装しています。という訳で、レースの額装についても承りますので、どうぞお気軽にご相談下さいね。
ようやくレースとカードを更新しました！今回は沢山ですよ！どうぞゆっくりご覧になって下さい。今回UPしました商品はすべて明日から開催されます骨董ジャンボリーでもご覧いただけますので、気になる方はどうぞこちらへも足をお運び下さい。
今回はアランソンが二種類！このお花のブーケや薔薇、ガーランド柄が華麗なボーダーは、アランソンの可愛い系の中でもピカイチ。アランソンらしいニードルの細工も秀逸です。
こちらの三種類のパネルが連なるアランソンは、偶然前回買付けしたものと全く同じ柄。全然違うところから出てきてびっくりしたレースです。上のレースとはまた違った雰囲気で、ニードルの細工の多彩さが魅力です。
アングルテールのボーダーは久々の入荷。この薔薇柄は、まるでポワンドガーズのように薔薇の花びらがポケットになっている珍しいタイプ。ロココ柄も優美です。
巾はなんと39cm！この広巾のポワンドガーズボーダーは花嫁衣装に使ったもの。いったいどんな豪華なドレスだったのでしょうね。広巾ですと美しさもダイナミック、長さも2m近くあります。
リボンの形が可愛いポワンドガーズのパーツはドレスの飾りだったのでしょうか。このままフレームに入れて飾るのもおすすめです。
とても状態の良いデュシェスとポワンドガーズのブリュッセルミックスの大振りの襟です。大振りなのでとにかく豪華。飾っても身に着けても美しい一点です。
今回は可愛いエンジェルのカードが入荷。エンジェルが手に持つこのバスケットの中には柊と宿り木が。フランスではどちらもクリスマスを飾る大切な植物です。
ちょっぴり淋しげな表情の女の子は忘れな草の精でしょうか。とても印象的なカードです。
是非ペアで揃えていただきたいピンクの頬が可愛いこの二枚の女の子のカード。だって100年以上も引き離されずに来たのですものね。
このエンジェルのペアもデリケートな色合いが大変美しいカードです。二枚一緒に額装もおすすめです。
数あるファッションプレートの中でも、子供のファッションプレートはなかなかレアなアイテム。当時のブルジョワの子供達の服装が興味深い1点です。
いよいよ金曜日からは骨董ジャンボリー、それにしても毎日暑いですね！こんなに連日暑いと思い出すのが、酷暑、猛暑として話題に上った2003年のフランスの夏のこと。あまりの暑さにエアコンのないフランスでは、体力のないお年寄りが熱中症で沢山亡くなったことを、覚えていらっしゃる方もみえるのではないでしょうか。
ちょうどその頃、南仏に買付けに行った私達も暑さの影響をモロに受け、レンタカーに付いていた温度計によると日中は40℃以上、そんな暑さの中戸外でアンティークフェアを巡った後、ホテルへ帰ってきてからは、疲労のためひたすら眠ることを繰り返し、忘れられない夏になりました。その夏南仏で連日飲みまくっていたのがこのリプトンのテ・ペシェ。日本に比べるとアイスの飲み物がずっと少ないフランス、日本のようにすっきりとした味わいのお茶のペットボトルなどある由もなく、この桃風味のアイスティーを河村とふたりでいったい何本飲んだことでしょう。
リプトンのアイスティーは日本へも入ってきていると思うのですが、このテ・ペシェって日本にもあるのかしら？暑い日が続くと、いつも河村と、このテ・ペシェを飲んだ夏のことを思い出します。
暑くて刺すような日差しが続く昨今、外出するにあたって頭を悩ませている問題がひとつ。それは、帽子を被るか、それとも日傘をさすか、どっちにしょうかということ。被り慣れている帽子だけれど、身体全体まで日陰を作ることが出来ず、かといって暑い最中、長袖を着て出歩く気にはさらさらならないし…。それでは日傘をさして出歩くかというと、実は日傘って、今まで一度も持ったことがないのです。
買付けに行くイギリスやフランスでは誰もさす人がいない（過去にはアンティークにあるように素敵なパラソルを持った貴婦人がいたというのに、いったいその伝統はどこに行ってしまったのでしょう？）、というのも理由のひとつなのですが、日傘はどこか「年配の人のもの」という意識があって（日傘愛好者の方、ゴメンナサイ。）、なぜか抵抗があるのです。きっと、日傘をさした素敵な人に出会ったり、「こんな日傘なら私も欲しい！」というもので出会えれば私の考えも変わるのかもしれませんが、雨傘だって手に持つのが邪魔臭いと思い、小雨なら傘無しのまま早足で歩く私にはやっぱり無理かしら。
「どこかに素敵な日傘は無いものか？」そんなことを思いつつ、今日も帽子を被りながら、「やっぱり日傘がいいのかなぁ。」と思い悩むのでした。
本といえば、最近はアマゾンばかりで、あまり実店舗の本屋さんに運ぶことがなかったのですが、ひょこり出掛けてみると、やっぱり実際に手に取ってみることが出来て楽しいですね。ついついこんな雑誌を手に入れてしまいました。
![madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2008年 7/20号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61uROLdGe9L._SL75_.jpg) |
madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2008年 7/20号 [雑誌] 価格：￥ 600（税込） 発売日：2008-07-05 |
この号は「南仏特集」が組まれていて、つい手に取ると、ゆっくり家で見たくなり、そのままお持ち帰りとなりました。南仏といえば、二年ほど前までは、「夏といえば南仏！」とばかりに何度かラヴェンダー畑に囲まれたプール付のオーベルジュで過ごし、夏を満喫していたのに（いやいや、これはバカンスではなくあくまでも買付けの一環ですので誤解の無きように！）、昨年も今年も８月は沢山お仕事が入っていてとても南仏どころではありません。
このフィガロをめくっていると、楽しかった南仏での思い出がよみがえってきて、河村と「アルルにまた行きたいね。」とか、「またあのオーベルジュに泊まりたいね。」とか、「あのとき食べたラタトゥーユのオムレツ美味しかった。」とか、ひとしきり盛り上がってしまいました。
夏といえば9時頃まではすっかり明るいフランス。お昼間はそれなりに暑いけれど、バカンスらしい涼しげな夏のドレスと素足にサンダルで、夕暮れの風に吹かれながらテラスでいただくコート・ド・プロヴァンスの冷たいロゼワインが最高です。夏の南仏、嗚呼、また是非訪れたいものです。またそんな日が来るのかなぁ。
どうやらもう梅雨も明ける模様ですね。熊本からやって来た河村母と私の母、そして母の姉に当たる私の伯母の三人を連れた安曇野への親孝行旅行（？）から昨晩戻り、今日は終日河村父が眠る岐阜の奥地のお墓へとお墓参り。そして夕方には河村母をまた空港まで送り届け、無事一連の行事は終わりました。
以前から安曇野の旅を楽しみにしていた河村母ですが、安曇野も連日34℃を記録している名古屋とほぼ変わらない暑さ。そんな中でも、一緒に温泉に浸かったり、行きたがっていた安曇野ちひろ美術館に案内したり、松本の古い喫茶店でお茶を飲んだり、開智学校を見学したり、仲良く、そして我が儘な“老嬢チーム”三人組をあちこち連れて歩きました。
みんな暑さでバテ気味ながらも喜んでくれて、親孝行と伯母孝行（こんな言葉あったでしょうか？）がいっぺんに出来て何だか肩の荷を降ろしたよう。我が儘な“老嬢チーム”ですが、どこへ連れて行ってもとても喜んでくれて、連れて行ったこちらも「連れて行き甲斐」がありました。（なかなか海外は難しくとも、また国内のどこかへ三人セットで連れて行ってあげなくては。）
はるばる名古屋へやってきた河村母も、あっという間に帰ってしまって、私も河村も飛行場を後にして何だか気が抜けてしまいました。また明日からは平常通りに戻ります。来週には骨董ジャンボリーも開催されることですし、まだまだホームページの更新もしなければ。
今日、Scheduleのページを更新したのですが、ご覧いただけましたでしょうか？前回、イレギュラーで出店しました名古屋骨董祭にまた今回も出店することが昨日急遽決まりました。ブースは前回と同じ「アニーズアンティークス」さんのブースです。ただ、同時期、既に横浜高島屋のフェアも開催中、私坂崎が高島屋に常駐し、河村が名古屋骨董祭で皆様のお相手をする予定です。どうぞ名古屋骨董祭にお出掛けの方は、是非お立ち寄りくださいね！
まだScheduleのページにすべてのフェアを記載していませんが、これで、この夏は骨董ジャンボリーから始まり、9月上旬までなんと7カ所のフェアをこなす予定！例年、秋から年末にかけてはフェアが続くことが多く、猫の手も借りたいほどの忙しさなのですが、こんな忙しい夏はエンジェルコレクション始まって以来です。今から恐怖のスケジュールに怯える日々ですが、お仕事がいただけるだけでもありがたいこと。お近くでフェアの折には、どうぞ遊びにいらして下さいね。
なお、残念なことに、欠かさずに出店しておりました「骨董＆アンティークin福岡」へは今回は骨董ジャンボリーと重なり、出店がかないません。お待ちいただいておりました九州の皆様、申し訳ありません。次の機会には必ずまいりますので、どうぞ待っていて下さいね。また皆様とお目にかかれますことを楽しみにしております。
