今日は新たな画像をUP ！GalleryのページにもSlide Showのページにも新しい画像をUPしましたのでご覧になって下さいね。これから来週開催されます「アンティークフェアin新宿」まで、この画像にも掲載しているそれぞれの商品をホームページにも更新したいと思っています。
さて、こちらの画像、何だかお分かりになりますか？こちらは昨日、お客様からフランスのお土産にいただいた「ルルドの聖水」。私達もルルドへは、一度行きたいと思っているのですが、なにしろスペイン国境に近いこともありパリからは遙か彼方。（TGVだと6時間かかるはず！）なかなかたどり着きそうにありません。こちらの聖母マリアと少女ベルナディットの飾りのついたボトルにルルドの聖域の水汲み場で聖水を汲んできて下さったとか。はるばるルルドから持って来て下さった聖水に感激です！
他にもバスク地方からボルドーに向かい、ワイナリ-へも訪れたお話を伺い、興味津々。やっぱりご旅行のお話を伺うのは楽しいです。私もいつか行ってみたいです。
まさかの追加更新！追加という訳ではなかったのですが、「ソーイングツールと化粧小物ならすぐにUP出来るかも！？」と思い立ち、さっさと作業。意外に早く出来たので、UPしてしまいました。ソーイングツールは断然薔薇模様のアイボリー製ニードルケースがおすすめ！こんなにも繊細で、こんなにも状態が良いアイボリー製品はまず出てきません！そしてフランスらしいエレガントなシルバー製パウダーケースも！まずはUPしましたアイテムをどうぞご覧になって下さい。
ノルマンディーの港町ディエップ製、繊細な薔薇の彫刻のアイボリーのニードルケースは、19世紀のフランスがアフリカに多くの植民地を持っていたことによる産物。「買付け日記」にも書きましたが、イギリスで巡り会いました！なかなか状態の良い物が無く、長年探していたアイテムだけに、見つけたときはそれは嬉しかったです！
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/s8101.htm
鍛鉄製のこちらのはさみもフランス製。先端が尖った細長いエレガントなフォルムと鍛鉄の素材感が魅力です。もちろん切れ味も良いですよ！
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/s8103.htm
今まで入荷したことのあるかぎ針の中ではやや大きめのサイズ。マザーオブパールの素材感の美しい、ハンドルの存在もある握りやすい使い易いかぎ針です。実際にお使いいただける実用的なソーイングツールのひとつです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/s8105.htm
リボン結びと薔薇のガーランドが優雅、洗練されたフランスならではの貴婦人の化粧小物、シルバー製のパウダーケースです。マットな質感のシルバーに繊細な細工が映えます。ふたの裏側のミラーの状態も良く、実用も可能です。コレクションにもおすすめ、携帯用のアクセサリー入れにしても良いですね。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/goods/d8103.htm
鍵の形がお洒落、フランスらしい思わせぶりな形の香水瓶です。古い香水瓶特有の摺り合わせになった栓で、香水をつけやすいよう、先端に長く伸びています。どのような女性が使っていたのか、どのような香りだったのか、想像するのも楽しいアイテムです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/goods/d8101.htm
レースのページに新着アイテムをUPしました！今回はなんといってもアランソンのハンカチが！！20年近くアンティークの仕事をしてきて、3枚目のアランソンのハンカチです！それほど出てくることが少ない稀少なアイテムです。どうぞご覧になってみて下さい。
古いレースがお好きな方には18世紀の“Potten Kant”のメヘレンとブリュッセルのボーダーがおすすめ！メヘレンの繊細な糸で織られた風合いとブリュッセルの様々な地模様をお楽しみ下さい。
今回はベビードレスやチャイルドケープ、チャイルドドレス、ベビージャケットやビブなどの子供のアイテムも充実！特にフランスのチャイルドケープ、チャイルドドレスは当時のファッションプレートやトレードカードから抜け出してきたような可愛さです。
イギリスのアイテムがお好きな方にはホニトンレースの襟やエシャーワークのベビードレスも入荷。どうぞそれぞれの味わいをお楽しみ下さい。
同じ19世紀のニードルポイントレースでも、ベルギー製のポワンドガーズよりフランス製のアランソンレースの方がずっと数が少なく稀少です。このパネルの中のニードルの細工の緻密さ、繊細さをご覧いただきたいです。また、「ハンカチ」という体裁をとっている点もポイント、額装もおすすめです。このような製品の形になったものは更に珍しいアイテムでもあります。機会がありましたら、店頭で是非実物をご覧いただきたいです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8103.htm
この時代には珍しい写実的な表現、ポットに入ったお花を側面から描いた“Potten Kant”のメヘレンのボーダーです。“Potten Kant”は元々受胎告知に由来する模様ですが、こちらは百合ではなく薔薇。透けるようなトワルの部分に感動！メヘレン特有のグランドも緻密です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8108.htm
18世紀前期と思われるブリュッセルのボーダーです。雪柄をはじめとする様々な地模様は眺めていて飽きることがありません。古い時代のレース特有のパターンではない、繰返しでない模様であることも大変興味深いです。両端が切れ端ではなく、きちんと始末されている点もポイントです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8107.htm
素朴な薔薇模様が愛らしい、ヴィクトリア女王とも縁のあるイギリスのボビンレース、ホニトンレースの襟です。ベルギーのデュシェスレースをお手本としたデュシェスに非常によく似たレースですが、輪郭線がはっきりした華やかなデュシェスレースに比べると、ホニトンレースはフラットで素朴な優しい雰囲気が特徴です。このホニトンは薔薇模様と縁の月桂樹模様の内側のボビンによる繊細なフィリングの部分を是非ご覧いただきたいです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8003.htm
先頃話題になっていたスコットランド、こちらはエシャー地方特有の刺繍、エシャーワークのベビードレスです。往時は男性もたずさわったというエシャーワーク。こうした手芸が栄えたということは、アイルランド同様、きっと当時は貧しい土地だったのだと思います。そんなスコットランドの自然がびっしりと表現された手刺繍のベビードレスです。とにかくその繊細な刺繍の粋をご覧下さい。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8106.htm
19世紀のエレガントな黒絹のシャンティイレース、レースの中では珍しいシルク素材のレースです。元々はボンネットを飾るためのボンネットヴェールですが、襟のようにお使いいただくのもおすすめ。何かの下に敷いてディスプレイしていただくのも素敵です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8109.htm
とにかくその薄いローン地にびっしり施された細かなピンタックの細工にびっくり！アイリッシュクロシェが愛らしいフランスのベビードレスです。今ではあり得ない薄いローン生地に極細のピンタックがふんだんに手縫いされています。フランスらしいラヴリーな雰囲気と、その手仕事に感動する美しいベビードレスです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8105.htm
ブルジョワ？もしくは貴族の子女？いったいどのような子供が着たのでしょうか？まるで当時のファッションプレートやトレードカードから抜け出てきたかのような美しい白いピケのチャイルドケープです。たっぷりしたホワイトワークのフリルの贅沢なケープです。細工の良さと共に状態の良さも特徴です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8020.htm
こちらもファッションプレートやトレードカードなどで見たことがあるようなフランスのチャイルドドレスです。ホワイトワークのフリルやデコレーションが可愛く、ローウエストの飾りがチャーミング！袖の形も独特です。今も実際に着用の出来る状態の良さです。実際に着た方が更に可愛いかもしれませんね。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8022.htm
お休みの今日は、「コスモスが見たい！」という河村に連れられて浜離宮へ。（コスモスは先週安曇野でも見たばかりですが…。）自宅のある人形町から都営浅草線で新橋まで行き、そこからは徒歩。思いがけず近かったです。
それにしても徳川家恐るべし！昔のお殿様は、こんなところで鷹狩りをして遊んでいたのですね。東京の街中にもかかわらず、広大な敷地に驚きました。しかも、お殿様は江戸城から船でお越しになったとか。（「将軍お上がり場」という当時の船着き場が残っています。）今では高いビルに囲まれていますが、当時はきっとのんびりしたお殿様の海辺の遊び場だったのでしょう。江戸時代の東京をちょぴり味わいました。
そして、浜離宮在住の人懐こい猫ちゃんにも遭遇、河村はすっかり骨抜きにされ、「ノラ猫のお父さん」と化していましたよ。
ピンクのコスモスはまだ少し早く、見頃は来週のようです。こんな東京の真ん中でコスモス畑が見られるとは思わなかったです。
「三百年の松」 六代将軍家宣が庭園を大改修したときに植えたのは1709年のこと。枝振りも、その大きさも、それは立派な松でした。
今ではこんなビル群に囲まれて…。江戸時代のお殿様が見たらびっくりでしょうね。
この通り、鷺もいますよ！
彼岸花も見ることが出来て、秋の到来を感じました。
「ノラ猫のお父さん」 勝手に人の膝に上がり込んで眠りこける凄く人懐こい猫ちゃんで、離れがたかったです。一瞬、連れて帰ろうかと思いました。（笑）
火曜日の今日は一旦お店に出勤後、午後から広尾のルーマニア大使館で開催の「エリザベス王妃とタティングレース展」へ河村と一緒に出掛けてきました。何度か訪れたことのあるルーマニア大使館、今日もすんなり到着！
会場は撮影禁止でしたので、写真はありませんが、今回も力作揃い、繊細な大作がいっぱい！普段、タティングレースを見慣れているはずの私達ですが、凝ったパターンの作品の数々に目からウロコが落ちる思いでした。また主宰されている聖光院有彩先生が何度か現地を訪れてワークショップを開催されている経緯で、ルーマニアの方々の作品も一緒に展示。(聖光院先生は先日ルーマニアから勲章を受章されたとか！）こちらはカラフルな作品が多く、その対比も興味深かったです。
会場にはオーストリア皇妃エリザベートとも縁の深いルーマニアのエリザベス王妃の豪華なタティング作品の写真が展示されていて、そちらも一度実物を見てみたいと思いました。
「エリザベス王妃とタティングレース展」、26日(金）までの開催です。興味のある方は是非足をお運び下さい。
「エリザベス王妃とタティングレース展」
とき：9月23日（祝）～9月26日（金） 10時～17時 （最終日のみ１5時閉場）
※但し、13時～14時の間は、大使館昼休みのため閉館となります。
ところ：ルーマニア大使館 http://tokyo.mae.ro/jp
東京都港区西麻布3－16－19 Phone 03-3479-0311
詳しくはこちらをご覧下さい。
今日お店にいらして下さったのは、大阪からご旅行中のおふたり。たまたま先月の阪急百貨店でお目にかかった仲良しふたり組のお客様で、今日はおふたり一緒に東京旅行。今晩はお店の近所のホテル・モントレにお泊まりだったこともあり、お店にお立ち寄りいただきました。
で、お話ししていると…
お客様 「このお店○○さんもきっと好きだと思う。」
私 「○○さんって…大阪の○○さんのことですか？」
お客様 「そうそう！○○さん！！」
私 「え～！！○○さんのこと、よく知ってます！」
という訳で、「お客様のお友達が実はお客様だった！！」ことが判明。広い大阪で、別々に知り合った方がお友達同士だったなんて！びっくりするやら嬉しいやらで、思わずその方と手を取り合って喜んでしまいました。
思いがけない展開にとっても嬉しくなってしまったサカザキでした。遠くからのお客様もお待ちいたしております♪
名古屋の方はご存じの方もいらっしゃるかも。名古屋・栄のウエディングドレスとワンピースのオーダーのお店「創る人芽里」さんがこの9月でクローズされることになりました。昨年は私達もお店でフェアをさせていただきましたし、その前から何着もワンピースを縫っていただいて、オーナーの芽里さんとはランチしたり、東京で一緒にお出掛けしたりの仲。二年前に結婚されたご主人のお仕事の都合で、このたび15年続けたお店をクローズされることになりました。
名古屋の素敵なお店のひとつが無くなるなんて、彼女のファンの方同様、私も淋しい気持ちでいっぱい。そして何より、自分の分身ともいえるお店をクローズしなくてはならない芽里さんご本人が切ない気持ちでいっぱいだと思います。
「創る人芽里」さんでは、明日、9月22日(月)よりファイナルセールです。ワンピースのサンプルも大放出されるかも。お近くの方は是非お出掛け下さい。
*「創る人芽里」ファイナルセール*
9月22日(月)～28日（日）10：00～18：00
名古屋市東区東桜1丁目10番14号
Phone052-963-0177
近々のホームページの更新を目指し、ただいませっせと更新作業中！今日も掲載予定のレースを片手に、お店に置いてある資料と首っ引きで調べ物を。自分では正しく理解していたつもりでも、調べ直すと新たな発見があって楽しい反面、英語とフランス語の洪水に少々頭痛が…。おまけにフランドルのレースの資料はフラマン語（オランダ語）も多く、フラマン語にいたっては何が何やらさっぱりで…。（どうしてこんなに「 j 」の綴りが頻繁に出てくる言葉なんだろうとただただ不思議です。）今さらながら、やっぱり18世紀のレース、あなどれません！
それにしてもこの画像の資料、厚みが6cm近くあり、ほとんど「漬物石」さながら。はるばるベルギーのサンカントネール博物館から運んでくれた河村に今さらながら感謝です。
さて、レースつながりで…恒例となっていますルーマニア大使館での「エリザベス王妃とタティングレース展」がいよいよ来週に迫りました。詳細は下記の通り、主催される聖光院有彩先生は会期中ずっと会場にいらっしゃるそうですよ。私達も来週お邪魔する予定です！
「エリザベス王妃とタティングレース展」
とき：9月23日（祝）～9月26日（金） 10時～17時 （最終日のみ１5時閉場）
※但し、13時～14時の間は、大使館昼休みのため閉館となります。
ところ：ルーマニア大使館 http://tokyo.mae.ro/jp
東京都港区西麻布3－16－19 Phone 03-3479-0311
詳しくはこちらをご覧下さい。
実は、先程東京に帰ってきました！昨日と今日の一泊二日で信州、軽井沢へ。慌ただしい旅でしたが、久し振りに訪れる信州の空気は美味しく、温泉にも浸かって「命の洗濯」をしてきました！
元々は、久し振りに松本、安曇野に行く予定だったのですが、お盆に軽井沢へひとりで行った河村が（私はその間、名古屋に仕事を持ち帰り、ひたすら仕事の日々でした。）、罪の意識を感じていたのか、その時行ったハルニレテラスと軽井沢タリアセンに私を連れて行きたいとのことと、レンタカーが長野県内は乗り捨て無料だったこともあり、まず最初に松本へ高速バスで向いレンタカーを借りて、安曇野へ。そして今日は安曇野から山越えをし、軽井沢へ。夕方にレンタカーを返し、また軽井沢から高速バスで東京へ戻ってきました。意外にも高速バスはさほど時間が掛らず、以前、自分達でずっと運転していたことを思うと、乗っていれば着いてしまうので便利！
安曇野は林檎がたわわに実り、蕎麦の花、コスモスの花が真っ盛り。軽井沢はもうすっかり秋で、紅葉も始まっていてびっくり！少し寒かったですが、空気が清々しかったです。
昨日のランチは松本の蔵のレストランヒカリヤニシで。運転手のカワムラをよそに、私だけお料理に合わせて昼間からワイン3杯を飲んでご機嫌でした。
安曇野はどこへ行ってもコスモスの花が風に揺れていましたよ。安曇野はいつ来てもほっとします。
お客様おすすめのハルニレテラスは渓流沿い。せせらぎの音が心地良く、澄んだ空気が美味しかったです。併設されている「とんぼの湯」は今回は入らず、次回のお楽しみに。
軽井沢タリアセンにある「睡鳩荘」はフランソワーズ・サガンの翻訳者として知られている朝吹登美子が子供の頃から軽井沢の夏を過ごした家。ヴォリーズの設計です。サガンの小説や朝吹登美子の自伝小説を読んだことのある私は是非一度行ってみたかったので。
「睡鳩荘」のリビングルーム。昭和6年に建てられた建物にもかかわらず、あまりに広々していて驚きました。（朝吹登美子はやっぱり「深窓の令嬢」だったのですね。）
楽しい二日間を過ごした後は、しっかり働かなくては！明日からまた奥野ビルでの日々が始まります。
あっという間にあれから二ヶ月も経ってしまいました。今回は書き終わるのがすっかり遅くなってしまい、反省しきりです。（買付けから続いた三ヶ所の出張に免じてお許し下さいませ～。）
という訳で、「買付け日記」ようやく完結！行きのフライ<wbr></wbr>トは前日からの台風でどうなることかと思っていましたが、欠航にな<wbr></wbr>ることもなく、遅延してロストバゲージになることもなく<wbr></wbr>、無事到着し、買付けを全うして参りました。今回のスケ<wbr></wbr>ジュールでは、ちょうどフランスの革命記念日に当たり、<wbr></wbr>エッフェル塔の花火を見に行ったり、偶然軍事パレードの<wbr></wbr>戦闘機のアクロバット飛行に遭遇してドッキリしたり…。そんな体験もお伝えしています。
今回は何よりも、同じ奥野ビルのアンティークショップ「裏庭」さんの片割れ（「裏庭さんは義理の姉妹でお店を運営されています。）<wbr></wbr>、ただいまロンドンに語学留学中の優子さんとパリで一緒に過ごしたことが楽しく、とても印象に残っています。同じ時期に仲良しのアンティークディーラーと買付けに出掛けることはあっても、同じお部屋に泊ることはなかなか無いので！（私よりもずっと若い彼女、きっと色々と気を使ってくれていたに違いありません！）どうぞご覧になって下さいね。
