もう明日から五月なのですね？いよいよ明日から名古屋骨董祭も始まります。今日は、まだ時差ボケ（というより買付けボケ？）で眠い身体にムチ打ち、搬入と飾り付けを済ませてきました。
年間に数ある仕事をしていますが、この会場は自宅から最短距離で、車でなんと10分ほど。忘れ物をしてもすぐに取りに帰ることが出来る距離です。河村は「明日は自転車で行こうかな。」なんて言っていますが、私は普段ほとんど乗ることのない名古屋の市バスで通勤の予定。時差ボケをものともせず、きちんと朝起きることが出来るのか、ちょっぴり心配です。
どうぞお近くの方は骨董祭会場へいらして下さいね。
明日から連休だったのですね！？目先のことしか頭にない私は、今回仕入れた物をおさめるため、夕方額店に額をオーダーに行き、そこで初めて知りました。 びっくり！！そうだ！日本にはゴールデンウィークというものがあったのだ！（自営業の我が家では、元々「祝日」というものの概念が非常に薄いのです。）
先日までいたヨーロッパはイースターのバカンスが明けたばかり。こんな時期でも長いお休みをとるヨーロピアン達（ギリシャに行って5週間留守、なんていうツワモノディーラーも。）、留守だったアンティークディーラーも皆戻ってきて、「あぁ、やっとお休みも明けた。」なんて思っていたのがつい最近のことなのに。イケナイ、まだ日本の生活に完全に戻っていないようです。
画像は、今回久し振りに足を運んだブリュッセルのノートルダム・デュ・サブロン教会のステンドグラスです。恒例「買付け日記」が始まりましたので、どうぞチェックしてみてくださいね。河村も自分のブログ「しのぶ写真館」に早速パリの画像をUPしたようですので、こちらもよろしく！
日本も新緑の美しい季節になって参りましたね。ヨーロッパでは、この画像のように、藤やライラックが満開でしたよ。昨晩遅くに帰国しました。北海道では雪だとか、「もう夏になっているかも?」なんて期待して帰ってきたのですが、意外にも日本もさほど暖かくありませんね。昨日は、夜遅かったこともあり、駅から自宅まで乗ったタクシーを降りた後、寒さに震えてしまいました。
河村は今日からサロンに出社ですが、私は今日は一日お休みをいただき、自宅で過ごしています。昨晩は時差ボケのため明け方にしか眠ることが出来ず、今日は昼過ぎには目を覚ましたものの、なんだかまだ頭がボーッとしています。しかも夕方から俄然元気になってきた私。そう、日本時間では夜に向かっているのに、私の身体は真っ昼間なのですねぇ。河村はゆうべからグーグー寝ていてのですが、私は今晩も日本時間で眠ることが出来るのか、とっても不安です。（泣）でも、今週末からは名古屋骨董祭も始まることだし、早く日本の生活に戻さなくては！
今回の買付けではほとんどと言って良いほど自由になる時間がなく、美術館はお預け。行きたかったパリのあちこちの教会で夜間行われているコンサートにも結局足を運ぶことが出来ず、22日から封切りされたココ・シャネルの映画“Coco avant Chanel”（avantは、「～になる前」の意。「シャネル以前のココ」という意味です。この公式サイトから予告編も見られます。この秋には日本でも公開の予定、衣装も素敵ですよ！）も是非見たかったのですが、これも見られず、帰ってきたばかりだというのに早くも次回の買付けを心待ちにしています。
ヨーロッパでの買付けを終え、ようやく帰ってきました。とはいっても、まだ日本へ帰る途中、今は飛行機の乗り継ぎ地ソウルのインチョン空港におります。私達が使っている中部国際空港には、ヨーロッパ便の飛行機が少ないこともあって、毎日ヨーロッパ便のある大韓航空はとても便利、「成田へ飛ぶならソウルへ。」と長年大韓航空を使っています。東京在住のアンティークディーラーの方々は、ANAやエールフランス、バージンなどの直行便を使ってらっしゃる方が多いのですが、直行便でない私にとっては、帰りにソウルの空港で一息入れるのも一興。ヨーロッパから帰ってくる前に気持ちにひと呼吸おく意味で、乗り継ぎ便も決して嫌いではありません。
今日はちょっと長く約4時間の待ち時間。その間に周りを見渡すと、人も風景も日本とそっくりでなんだか外国に来た感じがしないのです。（ちなみにインチョン空港では日本円も使えます。）「あぁ、アジアに帰っていた！」とほっとしています。
そうそう、パリの街を歩いていると、たまたま鏡に映った自分の姿に「この顔の大きい女は誰！？」とよくギョッとするのですが（毎日プロポーションの良い白人の女性達を見ていると、ついつい自分も同じプロポーションであるかのように錯覚してしまうのですね。なので、ふとした瞬間に現実に直面し、びっくりしてしまうのです。笑）、ここではそんな心配は皆無。たまたまラウンジに置いてあるテレビに映った韓国の女芸人（？）と自分がそっくりな顔をしていることに気付いて、「わぁ、私によく似てる～！」と面白がったりしています。
飛行機のフライトまであと2時間半、ソウルから名古屋までは2時間、日本の自宅が恋しいです。
昨晩、ベルギーからパリへ戻ってきました。ベルギーに到着した時には、「パリと違ってベルギーっていいよね。」なんて言っていた癖に、パリへ戻ってくると、よく見知った街の風景にほっとしてしまいます。夜10時近くまで明るいパリ、ベルギーからの列車が到着するパリ北駅から、いつもの左岸のホテルへ帰るためにバスでセーヌ川を越えると、「あぁ、帰ってきた。」と、嬉しくなってしまいます。
さて、ベルギーでは昨日も終日買付け。昨日はブリュッセルから離れた地方まで足を伸ばしたのですが、終日買付けで終わってしまって、他にどこに行く時間もなく、仕事一筋（笑）で帰ってきてしまいました。お陰で良い買付けが出来たのですが、またベルギーへ、今度は観光の時間も作って行ってみたいものです。
あぁ、それにしても、本当に十日あまりの買付けでは、仕事の他には何も出来無くって、ちょっと残念。「もう明日、日本に帰るなんて。」と寂しい気持ちになっています。
お天気と共にようやくパリにも暖かい気候がやってきました。とはいっても、暖かいのはお日様が出ている間だけ。お日様が雲に隠れたり、夕暮れ時になると、さぁ～っと冷たい空気がどこからともなくやってきます。そして、買付け以外にも、様々なものを見たり、様々な場所に行きたいと思っていても、買付けだけであっという間に一日が終わってしまうのです。本当に一日って、短すぎる！
そんな折、明日はベルギーへ一泊で出掛けます。ベルギーといえば、フランスの隣の国なのに、電車に乗ってしまえばわずか一時間半ほど。実は、南フランスはもちろん、フランス第二の都市リヨンへ行くよりずっとずっと近いのです。今回は、いつもフランスのフェアで会うベルギーのアンティークディーラー達と連絡を取り、買付けへ。初めての体験に、心配しながらもわくわくしています。神サマ、どうぞ良いものと巡り会えますように！そして、どうか寒くありませんように！
イギリスでの買付けを終え、一昨日の晩からフランスに来ております。が、おとといも昨日も小雨がしとしと降る陰気なお天気。思いの外寒く、持ってきた服（とはいっても、20℃以上あった日本からは今回たいした防寒着は持ってきていないのです。）をすべて着込んでもまだ寒く、お日様が恋しくてなりませんでした。私が初夏のパリで履こうと持ってきた麻のパンツをどうしてくれよう、といった感じです。昨日は夕方からようやく青空、やっと初夏の青空が顔を出し、今日は暖かくなりそう。ほっとしています。
買付けの方も順調、美しいジュエリーやら、素敵なアイボリーのソーイング小物やら、可愛いシルク生地やらが入荷しています。どんなに疲れていても、美しい物が手に入ると嬉しくて疲れも吹っ飛んでしまいます。今日はまず朝から近所のキャフェで朝ご飯を食べ、そのまま買付けへ。今日も良いものが手に入るといいなぁ。
昨日夕方、（日本時間では深夜でしょうか。）無事ロンドンに到着しました！いつものようにヒースロー空港から泊まり慣れたフラットまでの間、タクシーの車窓から見える光景は「春爛漫！」という感じ。桜？それとも林檎でしょうか？（アーモンドの木という説も。）ロンドン郊外は、白いお花やピンクのお花を付けた満開の木々がいっぱい！まるで日本のお花見のようです。そして、ロンドンのセンター（中心部）に入ると、家々の壁につたう藤の花も！普段、寒い印象ばかりのイギリスですが、「そうだ！今の季節のイギリスは美しいんだった。」と再認識しました。
今日は、早速ブリティッシュレイルで田舎のフェアへ。今回も頑張って行っています！！また、時間があったら、こちらのブログも更新出来るかもしれません。
珍しく雨の少ない春先でしたが、今日は久し振りの大雨。沢山の薔薇の先陣を切って咲き始めた木香薔薇も雨のしずくに濡れていました。
いよいよ明日からは買付け。今日は、留守前にしておかねばならない様々な用事を済ませに右往左往。買付け前の買い物も済ませたし、買付け先のホテルや鉄道の手配もチェック、今は昔と違って、すべてインターネットで予約をするので（その昔、ホテルの予約はFAXでした。あぁ、懐かしい。当時まだインターネットは一般的ではなかったのです。）、すべてプリントアウトも必要です。そして、一番大切なこと、今回、赴く買付け先のディーラー皆にメールでアポイントを入れて…。日本語のメールさえもかなり怪しいのに、外国語でメールを綴るなんて、毎回頭の痛い懸案事項です。（学生時代、美術専攻を良いことに、ほとんど勉強しなかった「つけ」が今来ているような気さえします。）そう、彼らからメールの返事を貰っても、またその返事を書かなくてはいけないかと思うと、嬉しいような、気が重いような。
さあ、後は今から荷物を作るだけ。現在午後11時過ぎ、今日中にはちょっと無理かもしれませんが、午前1時までには何とか終わらせられるかなぁ? どうしても毎回このパターンになってしまうのです。
それでは行ってきます！
いよいよ明後日から買付け、今回はイギリスから入り、田舎へ行き、ロンドンに戻って、パリへ移動し、パリ滞在中にベルギーへ一泊旅行し、またパリに帰って、帰りはパリからフライト。と、今回の予定はざっとこんな感じです。私達自身も新鮮な気持ちで物を探すため、なるべく毎回、ルーティンワークにならないように予定を立てています。今回は、久々にイギリスの田舎のフェアも予定しているし、ベルギー行きはあるし、いつもと違う場所に行ってどんな物に巡り会えるのかとても楽しみです。
そんな折、パリで時間があったら行ってみたいところが、老舗レストラン「マキシム・ド・パリ」のアール・ヌーボー ミュージアム。マキシムは日本でもよく知られていますが、パリ本店のその有名なアール・ヌーボーの内装は、アール・ヌーボー好きには一度は目にしてみたいもののひとつ。ミュージアムはレストランの階上、まるで当時のアパルトマンがそのままの状態であるかのような雰囲気らしいのです。
しかも、このミュージアムはガイド付で、置いてある展示品どれも触りたい放題！以前、フランスのアンティーク情報誌で見て、ミュージアム見学付のランチ（こちらはランチにミュージアムの見学が付いて110ユーロ、ちなみに今の日本円のレートで約￥15,000、昨年のレートだったら約￥19,000。フレンチレストランでのランチ、ワインを飲まない訳にはいかないし…。そうするともっと高くなることは必須、二人でいったいいくらになるんだぁ！？そのうえ昼食に3時間近く割かなくてはいけないし、実際にはなかなかランチは、いえランチすら難しいのが現実です。）があることは知っていましたが、どうやら15ユーロでミュージアムの見学だけでも出来るらしいのです。
あのサラ・ベルナールが使っていたドレッシングセットを自分も触ることが出来るかと思うと、なんだかワクワクしませんか？時間があったら、行けると思うのですが、今回行けなくとも、また是非一度足を運びたいと思っています。
マキシムのホームページからお借りした画像はこんな感じ。
こちらがロワイヤル通りの玄関。バスでよく前を通るのですが、いつも車窓から「いったいあのカーテンの向こうはどうなっているのかしら？」と好奇心満々な気持ちで眺めています。
これはレストランの内装ですね。こちらはお食事をされる方だけの特権です。いつの日か思い切りお洒落をして行ってみたいなぁ。
あぁ、なんて格好いい照明器具！アンティーク好きには一大スペクタクルに違いありません。
これがサラ・ベルナールの物だったと伝えられるドレッシングセット。サラ・ベルナールが実際にこの鏡を覗いたのかと思うと、興奮のあまりタイムトリップしてしまいそうです！（笑）
こちらのミュージアムは「マキシム・ド・パリ」のホームページからもご覧いただくことが出来ますよ。どうぞバーチャル見学してみてください。もしパリにご旅行で、こちらのレストランに行かれる方がいらっしゃいましたら、ホームページからも予約が出来ますので、是非ご予約を！どうぞお洒落をしてお出掛け下さい。
