昨日は衆院議員選挙（私達は名古屋で期日前投票をしっかり済ませてやって来ました。）、そして今日は関東に台風接近ということで、東京は終日激しい雨。皆様の地域ではいかがでしたか？ニュースでも台風の情報が多く流れていたこともあり、今日の銀座はどこも開店休業状態。プランタンもご多分に漏れずとても静かでした。
いよいよ明日からは9月、もう秋ですね。プランタンで過ごすのもあと二日。明日はお天気が良くなって、お客様に沢山いらしていただきたいです！
お陰様でプランタン銀座アンティークバザールも三日目を迎えました。今日はあいにくのお天気の中、私達は銀座のホテルから、いつも泊り慣れた晴海のホテルにお引っ越し。河村には、朝一番からプランタンに出勤して貰い、私は荷物をまたすべて詰め込んで、いつものホテルへ車を置きに。流石に午前10時過ぎからチェックインは出来ませんでしたが、お馴染みのレセプションの女の子ふたりは、そんな時間にやってくる私をニッコリ笑顔で迎えてくれました。
実は、まだ夏休み期間中だった今回、どうしても全日程いつものホテルの予約が取れず、仕方なく銀座のホテルに泊っていたのです。お洒落なインテリアを売りにしている銀座のホテル、でもその実、お部屋はとっても狭い。仲良しのふたりでもケンカになってしまいそうな狭さ、特に荷物の多い私達（私よりもずっとお洒落に気を遣う河村なんて、六日間のお仕事に、靴は4足、シャツに至っては10枚ぐらい持ってきているのです！！）は、それぞれの荷物を置く場所を巡っての攻防を繰り広げることに…。プランタンへは歩いて通える近さで、「銀座ライフを満喫」といきたいところでしたが、そこは拘束時間の長いデパートでのお仕事、プランタン閉店後は銀座で遊ぶなんてとんでもなく、さっさと狭いホテルの部屋に籠もって過ごしました。
そうしてホテルのお引っ越しをした今日、いくら古いホテルでも、やっぱり広くて慣れた場所が一番！今晩はいつものホテルのお部屋でのんびり落ち着いています。
今回は版画2点の更新です！「版画」というとピンとこないかたもいらっしゃるかもしれませんが、このシルク地に印刷されたリトグラフは、石版印刷のポストカードと同じ手法の印刷。紙ではなく光沢のある「シルク」というところがポイントです。色会いも鮮やか、何よりも状態がとても良いのです。ほぼこの額に入ったサイズで出てきたのですが、いったいこれを何にしたのかが謎？？？ボックスのふたにする前の状態だったのか、それともこれをランジェリーケースのようなものに仕立てようとしたのか、はっきり分からないところもアンティークの楽しみかもしれませんね。
こちらの赤ちゃんと無邪気なエンジェルが可愛いエッチングは、たぶん洗礼式用のチョコレートボックスのふたになるはずだったもの。“1912年12月21日生まれ”の“Madeleine”ちゃんのものだったのでしょう。もっとも、これは実際ボックスにされたものではなく、たぶん見本として刷られたものだと思われます。赤ちゃんは薔薇のお花のベッドに寝ていますね。
なんだか突然、すっかり秋の気配ですね。でも油断していると、また残暑がやってくるのかしら？
いよいよ明日からはプランタン銀座アンティークバザール出店のため東京へ向います。今回、プランタン用に撮影したDMの画像をホームページにもUPしました。 今回は濃い赤をテーマにちょっぴり秋っぽくしてみました。Kleinのカードの紅い薔薇が印象的、後の額はシルクに石版印刷で貴族柄をプリントしたものなのです。左側の赤いボックスはグローブケース、中央のジュエリーボックスの上には、ブローチがのせてあります。手袋は19世紀の貴婦人の必需品、舞踏会へ手袋無しでは出掛けられなかったことは、「若草物語」でもお馴染み。革をなめした手袋には良い香りのする香料を含ませました。そんなことを考えると、とてもロマンティックですね。
それでは東京の皆様、プランタンでお目にかかりましょう！
沢山の方々にご注文いただいたセールも本日無事終了。ご注文いただきました皆様、ありがとうございました。さぁ、明日からは平常営業。今週末はプランタン銀座アンティークバザール出店のため東京にも出掛けるし、出張の日々が始まります。私達は、明後日東京へ出掛ける予定、少し早い時間に着くように出掛けて、国立新美術館で、もうすぐ終了するラリック展が見たいな、なんて思っています。久し振りのプランタン、また東京の皆様とお目にかかるのが楽しみです。
セールの発送作業もひと段落。それでも朝から発送作業を済ませ、もう「秋晴れ」という感じの下、ちょっぴり遅いお墓参りへ。実は先日のお盆時期、仕事が忙しくて、とても行くことが出来なかったのです。そんな訳で、河村の父が眠っている岐阜のお墓まで1時間半のドライブ。
今では親戚のほとんどが関西にいて、自身も関西生まれの河村ですが、なんと戦国時代（！）のご先祖は岐阜に住んでいたとか。思いがけなく名古屋へ来てしまった河村ですが、その実、今では親戚中で、お墓の一番近くに住んでいるのです。今ではお墓を守っていただいているお寺だけがこの近辺に住む遠い遠い親戚、運命のいたずらを感じます。
お寺の裏にある山の中にある河村家のお墓。お墓にたどり着くまではちょっぴり登山の気分です。関西勢の親戚がお盆にお墓参りに来てくれていたとはいえ、ちょっぴり遅れてのお墓参りに「お義父さん、遅くなっちゃってゴメンね。」と、お義父さんのお墓にお線香を供え、周りの沢山あるご先祖の皆さんのお墓に「あ、どうも。お世話になってます。」とご挨拶。そんな周りのお墓を見回すと、苔むした墓石には「享保」の文字が、他にも「宝暦」あり、「元禄」あり…。「元禄」といえば1688年から1703年までの間。う～ん、そんな昔にも人間って生きていたのねぇ。ここへ来る度に毎度同じことを思うのですが、なんだか歴史を感じたお墓参りでした。
「これ美味しかったからあげるわ！」と香港通のお客様からいただいた香港直輸入のフルーツティー。濃いピンクが可愛いハマナス（？）の蕾や、ドライマンゴーやレモンピール、様々なドライフルーツが入ったちょっとお茶らしくない見かけ（そのまま食べても美味しいのです。）でしたが、しばらく使っていなかったハーブティー用のガラスポットとカップを戸棚から引っ張り出し、たっぷりのお湯で煎れてみると…みるみる綺麗な紅い色。飲んでみると、ローズヒップティーのようなさっぱりした酸味と、フルーツの自然な甘みが、とっても美味しい！本当に美味しい！！どんどんお湯を足して、何杯も飲んでしまいました。（このお茶は、ウーロン茶のように次々とお湯を足して飲むのです。）
この酸味が、夏の終わりのちょっぴりバテ気味の身体にはぴったり。先日サロンに遊びに来てくれたマンゴー好きな富野さんにも煎れてあげれば良かった。これを飲んで元気回復！夏バテも克服できそうです。巷ではインフルエンザも流行っているようです。どうぞ皆様もご自愛下さいませ。
昨日の夕方はお人形の富野さんに会い、そして今日の夕方は、仕事を終えてからただいま名古屋で開催中、仲良しの色葉さんのフェアへ陣中見舞い（？）に、サロンから車に乗って出掛けました。サロンからフェア会場までは車で10分ほど、名古屋・本山の雑貨店cholonさんの夏の蚤の市に色葉さんが参加するようになってもう3年目、すっかり夏の恒例行事となりました。
暑い時期ですが、涼しげな色葉さんのビーズやフランス雑貨でご機嫌になりますよ。フェアは明日まで。お近くの方は覗いてみてはいかがですか？
cholon あお空市
名古屋市千種区四谷通 1-12 ZAZ 2F
tel 052-789-0018
* OPEN 11:00-20:00
*地下鉄東山線「本山駅」下車。4番出口より徒歩5分。
ここ数日、沢山の方々にセール商品をご注文いただき、メールでお返事をしたり、商品の梱包にひとりでバタバタしております。特に昨日までは、サロンでセールをしていたこともあり、いらっしゃるお客様のお相手もして…と、「身体がふたつ欲しい！」という状態が続いておりました。ですが、お陰様で発送作業もひと段落、今日は注文してあった額を額店に取りにいったり（忙しさにかまけてずっとお店に預けっぱなしになっていたのでした。）、久し振りにビスクドールの富野さんが名古屋での講習の帰りにサロンへ立ち寄ってくれたり、ちょっぴり普段の生活に戻ってきました。
夕刻、発送作業がちょうど終わった頃に富野さんがサロンに登場。今日は、お互いにお食事に出掛ける時間の余裕はなかったのですが、「それではサロンでちょっぴりワインでも楽しみましょう！」ということになり、私がワインとつまみを調達。富野さんがパンとデザートを買ってきてくれ、ささやかなワインパーティー。チーズやオリーブ、生ハム、サラダなど適当にお皿に並べておつまみ完成！それをクラコットにのせて、ワインと共に、女ふたりで2～3時間おしゃべりを楽しみました。普段、電話ではよく話しているのですが、実際に会って話すのは久し振り。やっぱり実際に会うと、なんだか安心です。よくしゃべり、よく食べ、よく飲み（？）、時間は楽しく過ぎていきました。今度彼女と会えるのはいつになるでしょう。やっぱりお友達って良いですね。
この二日間、サロンにこもってサロンへいらしたお客様のお相手をしつつ、お客様へのメールや梱包作業で大わらわ。ちょっぴり煮詰まり気味の私を察知した河村の発案で、今日はサロンへ出勤前に、自宅からも程近い和風カフェ（？）で、朝からお茶をしました。
この「庭園ギャラリーいち倫」は、たまに足を運ぶご近所の和風喫茶。築70年の古い民家と日本庭園をそのままカフェにした静かで落ち着ける空間です。今日はいつもの縁側のある畳の間ではなく、手前の洋間のいすとテーブルへ。
河村は、コーヒーと草餅、私はアイスの抹茶オレ。アイスの抹茶オレは、凍らせた抹茶を砕いたものにミルクと抹茶蜜をかけていただく私のお気に入り。今日は午前中だったこともあって、店内も静か、庭の蝉の声も聞こえました。たまにはこんな時間も良いですね。
外にはこんな小さな看板が。黒塗りの塀が続く贅沢な空間です。
門をくぐり、砂利を踏みしめて玄関へ。今日はこの洋間の窓際に席を選びました。
洋間のお部屋は、建築された当時の照明器具が天井から下がり、とってもエキゾチック。
ダイヤガラスがはまった木製枠がなんだか懐かしい。窓の外は いちめんの緑。