このところ、急に肌寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか？おまけに台風も向かっている様子。暑かった今年の夏も大変でしたが、寒がりの私はまた寒い冬がやってくるのかと思うと、ちょっぴり憂鬱です。
思えば、先日買付けに出掛けたフランス、ベルギーでは、連日最低気温が10℃程度で、持ってきた服をすべて着込み、ショールをグルグル巻きでもまだ寒く（9月半ばに出掛けたので、薄手のコートや長袖のジャケットは持って行っていたものの、流石にセーター等の厚手の衣類は持って行っていませんでした。）、思わずセーターを買おうかと悩んでしまいました。最後の滞在地のイギリスでは「インディアンサマー」と呼ばれる暖かい日和が続く時期にあたり、爽やかな心地良いお天気が続きひと安心。お陰でセーター購入には至りませんでした。
季節の変わり目ですが、どうぞ皆様も体調にはお気を付けください。
「第5回 アンティークのある暮らし展in銀座」も今日で三日目、最終日です。初めての会場へ足を運んで下さった皆様、誠にありがとうございました。
今回は今までの会場「銀座コマツ」から移った初めての開催でしたが、今回のフェニックスホールもまるでホテルのフロアのよう、絨毯の敷き詰められたゆったりしたスペースでコーヒーを飲みながらお客様とおしゃべり出来、いつもの骨董祭やデパートのフロアとは違ったちょっぴり優雅な雰囲気です。主催者の方のお話では、ロンドンでは頻繁に開催されている「ホテルフェア」と呼ばれる高級ホテルで開催されるアンティークフェアをイメージされたとか。来年からもこちらの場所での開催が予定されているので、今後の展開が楽しみです。
東京へ来てからというもの、流石に時差ボケか、夜になると「バタンキュー」という感じで、私も河村もまるで催眠術にかかったかのように眠りこけてしまいます。明日は終日、ゆっくりお休みをいただき、また来週末の京都骨董祭に備えたいと思います。
一昨日帰国したと思ったら、明後日からの「第5回 アンティークのある暮らし展in銀座」出店のため、明日は早朝から東京へ！昨日から休むことなくせっせと新入荷の整理に追われ、ひとりで「あ～いそがし！」と呟きながら机の上のアンティークの山と格闘しています。洗えるものは洗い、アイロンを掛けて…、今日は古い香水瓶をきれいにしているうちに、底に残っていた「かつて香水だった液体」の飛沫を浴びてしまい、大変なことになってしまいました。（香水が変質するととんでもない匂いになるので。）
洗剤はもちろん、重曹やアルコール、ベンジン、そして消しゴム（笑）等など、様々なものを駆使して「アンティーク再生作業」に没頭。やっぱりアンティークだって、少しでもきれいな方が良いですからね！
それでは関東にお住まいの方は週末の銀座でお目にかかりましょう！
無事日本に帰ってきました！昨晩日本へ降り立ったとたんに感じたのは、「まだまだ暑いな！」ということ。今回のパリやベルギーは9月だとは到底思えない寒さで、持ってきた衣類をすべて着込んでもまだ寒く、思わずセーターが買いたくなるほどでした。また、こちら特有の湿気を含んだ空気が皮膚に心地よく、毎度のことですが、「あぁ、母国っていいなぁ。」と思わずにはいられませんでした。（これもいつものことですが、向こうでは、ヨーロッパの乾燥した空気で鼻の皮がペリペリ剥けてしまって、それは情けない有り様だったのです。涙）
今回も沢山のアイテムが新入荷しましたので、乞うご期待！今週末には銀座でのフェアもありますし、これから一生懸命新入荷の整理をしますので、待っていて下さいね。
画像は、今回の買付けの合間に出掛けたパリのモンマルトル近くにある「モロー美術館」。19世紀の邸宅がそのまま美術館になっていて素敵、室内装飾も19世紀そのままに残されています。まるでタイムマシンに乗ってその時代にたどり着いたかのようでしたよ。また今回の買付けの様子も「買付け日記」でご紹介しますね。
今日で色葉さんとの催事「ヨーロッパおしゃれマルシェ」も終了。会場までいらして下さった皆様、ありがとうございました。そして、もう明日には買付けに出発です。明日は午前6時前に起床、6時半には自宅を出て空港へ向かいます。さぁ、今から荷物を作らなくっちゃ！
今回は、久し振りにベルギーにも足を伸ばすこともあって、ちょっぴり旅行気分。行き慣れたパリやロンドンとは違った街の景色や、美味しいショコラ（ベルギーでは、街のあちらこちらにそれは沢山のショコラティエがあります。）、美味しいベルギービールに、ベルギー料理（結局すべて食べ物なのが何とも情けない。）どれも楽しみです。そうそう、今回の大きな目的は、前回果たせなかった美術館でレースのコレクションを見てくることでした。
また、イギリス、フランスとも、しばらく振りにカントリーサイドのフェアにも足を運びますし、今回は12日間と少し長めの日程なので、じっくり買付けすることも出来、どんなものに出会うかとても楽しみです。今回の買付けの様子は「買付け日記」でもご報告しますので、どうぞ楽しみに待っていて下さいね。それでは行ってきます！
今日は、星ヶ丘三越に出勤前、明後日からの買付けに備えて私は銀行に両替へ出掛けました。買付けに出掛けるのに両替は必須、買付け前の恒例の行事です。
そんな私達ですから、携帯電話やパソコンのインターネットサイトで常にチェックしているものは為替レートです。気が付くとはそれぞれユーロとイギリスポンドの動向をチェックしているのですが、ここ最近はワクワクドキドキしながら数字とにらめっこ。というのも、久し振りにジリジリと調子良く円高傾向で、私達にとっては嬉しく、ラッキーな出来事。ここ最近、毎日ユーロとポンドのレートを眺めては「さがれ～、さがれ～。」と呪文のように呟いていました。
思えば、最近二年ほどの間にどんどん円安が進み、この一年以内で、一番ひどいときにはユーロが170円を突破、同じくポンドは250円を越える勢いでしたので、このところのレートは私達にはとって久し振りの嬉しい為替。かつて十数年前、私がこのお仕事を始めた頃のポンドはなんと150円台（当時、ユーロはまだ無く、フランスではフランスフランでした。）でしたが、そんなレートは今となってはとても考えられない非現実的な数字です。
例のサブプライム問題から、ここ何ヶ月で少しずつ円高へと進み、今日の実際の為替はユーロが157円とポンドが194円。半年前から比べると大きな変化です。レートが良いと同じものでも安く仕入れることが出来、必然的に安いお値段でお客様に提供出来るので嬉しい！今から「買って買って買いまくるゾ～！！」と雄叫びを上げています。（笑）今回の買付けではどんなものと巡り会えるのか、私もとっても楽しみです。
ここ最近、レースの額装を希望されるお客様が多かったのですが、先日、こちらのロココ見本の額装を依頼されたお客様のアイデアには脱帽！元々このロココ見本、フランスでみつけたときにはとても嬉しかった私の大好きなアイテムで、そのままでも充分可愛いと思っていたのですが、今回、「そうか！！もっと以前にこうすれば良かったんだ！」と、目からウロコが落ちる思いでした。
そしてもう一点のこの画像のロココ見本も、額装となって同じお客様の元へお嫁入りとなりました。ね？すごく可愛いと思いませんか？これらのロココ見本ふたつ、今は同じおうちの壁に姉妹のように飾られているはずです。
「赤毛のアン」発刊100周年の今年、リンクしていただいている「人形の館」のレガーテさんのブログを拝見していると…彼女のコレクションでもあるフランスのモード雑誌“La mode illustree（ラ・モード・イリュストレ）”を駆使して作られたドレス本を発見！思わず興味津々、中身が見たくてたまらなくなりました。
そして思いがけず送られてきたのがその実物、「赤毛のアン的ドレス本」です！美しい中扉を開けてページを繰っていくと、アンが熱望していた当時の「ふくらんだ袖の服」のファッションプレートがいっぱいです。実際にアンが少女であった頃の1895年頃の少女服や、同時代、アンを取り巻くステーシー先生やアラン夫人が着ていたであろう大人のドレス、その袖の大きなことといったら、マリラが「馬鹿げたもの」と一蹴するのもちょっぴり分るような興味深いものです。
そして、大人になったアンが着たであろうイブニングドレス等など、「赤毛のアン」のシーンの数々を思い出しながら、アンの世界に浸ってしまいました。
それにしても…この本を開いてみて、「赤毛のアン」が私にとってのアンティーク事始めだった事がようく分りました。この「赤毛のアン的ドレス本」、レガーテさんのブログに詳しい説明がありますよ。
色葉さんとのコラボフェア「おしゃれマルシェ」もいよいよ週末。色葉さんとのコラボフェアは、前回の星ヶ丘三越から数えてもう3回目、気心の知れた色葉さんとのフォーメーションもバッチリで、毎日居心地よく仕事をしています。
色葉さんの商品にもすっかり慣れ、最近では、彼女が他のお客様のお相手で忙しいときには、私もなんとかビーズのお客様を接客。日頃見慣れない自分の商品以外のアイテムが結構新鮮だったりします。そんなエンジェルコレクションと色葉のそれぞれの個性を楽しみに、お近くにお住まいの方は是非会場へ遊びにいらして下さいね！
いよいよ今日から名古屋の星ヶ丘三越で色葉さんとのコラボフェア「おしゃれマルシェ」が始まり、エンジェルコレクションも「秋の部」の始動といったところです。早速店頭でいらして下さった皆様、ありがとうございました。
さてちょうど同じ期間、長らくレギュラーで出店し、しばらく開催されていなかったプランタン銀座のアンティークバザールも復活、久々に開催しています。私達も、プランタンへの出店を楽しみに復活する日を待ち望んでいたのですが、今回は余りにも急にプランタンの開催が決まったことと、既に半年以上前から星ヶ丘三越のお仕事のオファーをいただいていたことなどから、今回は残念ながら出店がかないませんでした。また、次の機会には是非出店したいと思っています。（もちろんプランタンが出してくれればですが…。笑）
今月は来週から買付けにまいりますし、買付けから帰国したすぐには銀座で開催されます「第5回 アンティークのある暮らし展in銀座」に出店いたします。例年銀座コマツで開催しておりましたこちらのフェアですが、今回は松屋の裏、銀座三丁目の「フェニックスホール」に移っての開催、十数店のアンティークショップが出店いたします。今回は、アンティークとアートフラワーによるコラボレーションがあったり、ハープとフルートによるミニコンサートが予定されていたり、盛り沢山のフェアになりそうです。またこちらの会場で関東のお客様の皆様にお目にかかれますのを楽しみにしております。
