京都骨董祭から戻った今日は商品の発送に明け暮れました。発送も、一つや二つではさほど大変な仕事ではありませんが、今日は沢山！割れ物や、形がこわれないように送るコサージュなどのデリケートなアイテムにはとても気を遣います。そうそう、カードなどの紙製品も、きちんと厚紙にくるんで折れないように送っておりますので、ご注文される方はどうぞご安心下さいね。
今日は大きな荷物があったので、カッターナイフを駆使して段ボールを切ったり貼ったり…。（カッターナイフもそうですが、私は意外にも？のこぎりやかなずち等の工具を使う工作が得意です。）荷造りや納品書作りをしているうちに、あっという間に一日終わってしまいました。なかなか一日お休みをとることは出来ませんが、明日はお仕事をしつつも、久し振りにちょっぴりお休みの気分を味わいたいと思います。
梅雨でお天気がすぐれなったにもかかわらず、京都骨董祭の会場へいらして下さった皆様、ありがとうございました。骨董祭は本当に短いですね。三日間の日程が終了し、先程無事車で帰宅、名古屋の我が家に帰ってきました。
今日最後にお越しいただいた方は、以前何度かメールのやりとりをしていたお客様。お忙しいお仕事の合間を縫って、終わりがけにわざわざ会場へ来てくださいました。今までメールだけのお付き合いだった方とお目にかかれたことも嬉しければ、実際にアンティークを手にしていただき、見ていただくことが出来たのも嬉しい！やはり、一生懸命どれだけ言葉をつくして説明しても、実物にはかなわないこともあるので、繊細な細工をルーペで見ていただいて、実物の良さをしっかりご理解いただくことが出来て、私も何だか自分の使命をまっとうしたような気持ちです。自称「アンティークの伝道師（笑）」を名乗る私にとっては、ひとりでも多くの方にその良さを分っていただくのが仕事でもあり、自分の喜びでもあります。
ホームページに掲載しているアイテムでも、何か疑問に思われるときには、どうぞどしどしご質問下さいませ！別名「ヴィクトリアンのイタコ」となって説明をさせていただきます。
“Sewing”のページを掲載しました。今回は前回の買付け分を含めまして約60点と大量です！今回も興味深いソーイングアイテムが色々、どうぞゆっくりご覧下さい。
デコラティブなシルバー製のはさみはコレクションアイテムとしてもおすすめ。今回は3点のUPです。
可愛い苺エメリーはシルク製、ニットの素朴なものも可愛いのですが、こんな風にシルバー金具が付いたものもあるのですね。きっとシャトレーンに付けたものだと思います。
アイボリーのピンディスクは2個UP。一輪の薔薇も珍しいモチーフですし、薔薇と様々なお花を彫刻したディスクも豪華な雰囲気です。
買付けでフランスへ行っても、探すとなかなか無いフランス製のソーイングバスケットも今回は2個UP。ハンドルにリボンやお花をあしらってもラヴリーです。細かい編み目の、どちらも絵になるバスケットです。
フランスのお花のパーツは私も大好きなアイテム。これを付けるだけで、グッとアンティークらしい愛らしさが！
フランスらしいボーダー柄のプリントです。大きなサイズなのでこのままカーテンや間仕切りとしてお使いいただけます。このサイズのままキルトにしていただくのも良いかも。カルトナージュにもおすすめです。トワル・ド・ジュイの牧歌的な柄も素敵！
お人形にもおすすめな可愛いシルクプリントです。ピンクとアイボリーの色違いで入荷しています。可愛いですよ！
まだまだ様々なテキスタイルやリボン、ブレードなどの素材もいっぱいですよ。こちらはすべて京都大骨董祭の会場でもご覧いただけます。お近くの方は是非会場へお越し下さい。
明日からの京都大骨董祭のため、今日は朝から車で京都へやって来ました。京都までは本当にあっという間、お昼前には到着し、午後は搬入と飾り付け。お陰様で無事飾り付けも終わり、夕方には自由の身となりました。
一度ホテルにチェックインし、その後は京都の街を散策。ホテルの側の裏通りを歩いて、四条河原町へ。途中、錦市場を通り、様々な食材のお店をひやかします。時間はもう午後6時過ぎ、閉店の早い錦市場ですので、ぼちぼち閉まるお店が多い中、錦市場に初めて足を踏み入れる河村は「食材のワンダーランド」がとても興味深かったようです。私は、お目当ての有次が既に店仕舞いしていて、ちょっぴり残念。ここは、銅や真鍮のお鍋、包丁はもちろん、桜や紅葉など様々な形をした小さな抜き型など、見ているだけで楽しい伝統工芸の宝庫なのです。閉まりかけていた錦市場では何もお買い物しなかったものの、四条河原町の高島屋で「神宗」をみつけて、喜び勇んで「ちりめん山椒」を購入！関西以外ではなかなか買うことが出来ない「神宗」の「ちりめん山椒」や「塩昆布」は、我が家では貴重な品なのです。
さぁ、明日からいよいよ骨董祭！今回もまだホームページに掲載していない商品を沢山持ってきております。皆様のお越しをお待ちしております。
いよいよ明日は、京都大骨董祭出店のため、車で京都へ出掛けます。もう車の荷室には荷物をぎっしり積み込んで、後は出発するだけ！私達の出張先としては、最も近い京都ですが、今年の二月に新しい高速道路新名神が開通し（東名阪自動車道の亀山ジャンクシャンから、名神高速の草津ジャンクションへつながる道が出来ました。）さらに早く、名古屋から2時間半ほどで行くことが出来るようになりました。なので気も楽。名古屋ー京都間は新幹線でしたらたったの30分程度ですから、皆さんが思われているより、名古屋は関西からも近いのです。
いつもは途中で運転を交代する私達ですが、京都まではあっという間に着いてしまうので、明日は交代することもなく、その日の気分で運転席に座ったどちらかが、京都まで一息に行ってしまうことになりそうです。
明日は午後から会場に商品を搬入し、飾り付け。この時期の京都は毎年とっても蒸し暑いので、さて、どんな服を持って行きましょうか。そうそう、扇子も持って行かないと！（京都の会場は結構暑いのです。）
*エンジェルコレクションのホームページへ
名古屋の自宅で過ごしたのも束の間、今週は京都大骨董祭のため木曜日から京都へ向かいます。名古屋にいる間に連日サロンでしていることといえば、次回のホームページの更新作業。私はそれぞれのアイテムのテキストを書くためパソコンに向かって、河村はせっせと撮影作業。このところの連日のはっきりしないお天気と、二人とも終日サロンにこもりきりなので、夕方近くなってくるとどちらともなくどよ～んとした空気が漂ってきて、気分転換にどこかへドライブへでも行きたくなってしまいます。
そんな作業の毎日ですので、今週末の京都は楽しみ。関西のお客様皆様に会えるのも楽しみですし、お仕事が終わった後、京都の街を散策したり、仲良しのアンティークディーラーみんなとお食事に行ったりするのも楽しみです。（何たって京都骨董祭は午後5時に終わりますからね！）
とりあえず、なるべく早くホームページの更新が出来るよう頑張ります！
梅雨のさ中、連日の雨降りで、蒸し暑い過ごしにくい日が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。こんな時期には体調を崩しやすいのでご注意下さいね。
さて、仕事の合間に河村とよくおしゃべりすること。それは「どこに行ってみたいか？」国内、海外を問わず、仕事柄あちこちに行くことの多い私達。そんな私達の意見がぴったり合ったところ、私達の行ってみたいところは19世紀のフランス！！本当にタイムマシンがあったとしたら、断然アンティークが実際に使われていた時代に行ってみたいです。今はアンティークとなっている様々な品々が、当時どんな人にどんな風に使われていたのか是非見てみたい！私達の叶わない夢でもあり、切実な思いでもあります。
パリでみつけたアール・ヌーヴォー風レストランの画像をちょっぴり古めかしくしてみました。19世紀末、パリの街は本当にこんな風だったのかも。コルセットを付けたS字シルエットのドレス姿の貴婦人が歩いていたらぴったりだと思いませんか？
自宅に戻ってきてしばらく、朝のひとときが一番「家が良いなぁ。」と思う時間です。目覚めると、まず朝からお風呂に入り、お風呂上がりに薔薇の香水をひとふり。タオル地で出来たバスローブ一枚で、好きな音楽をかけて、のんびりひとりで朝食をいただきます。（河村は彼の日課で、必ず近所のショッピングモールに出掛けているので。どうもそこの本屋さんを覗き、コーヒーを飲むのが彼の朝のキマリのようです。）お気に入りのアンティークのカフェオレボウルでシリアルを食べたり、好きな紅茶を淹れたり。
寒い時期にはできませんが、裸足にスリッパを引っかけてバスローブだけで過ごすのは、本当に気持ちの良いこと。この時期だけの私のささやかな楽しみです。もちろんその後は着替えてサロンへ出勤！そんな朝の何気ないひとときに幸せを感じています。
画像はサンジェルマン・デ・プレの側でみつけた食器屋さん。
画像は赤毛のアン100周年を祝うためのサイトanne2008.comより
今年は「赤毛のアン」がカナダで出版されてから100周年となる記念の年なのだそうです。そんなことも知らぬまま、先日の買付けの折、ふとした気まぐれから中学生の頃に愛読していた「赤毛のアン」の新潮社の文庫本を荷物にしのばせて出掛け、海外滞在中、何度も何度も読み返してしまいました。アンが子供から大人になり、家庭を持つまでになるこの「アンブックス」シリーズを、中学生の頃も夢中になって読んだものでしたが、大人になって読み返してみてもやっぱり面白い！大人になって読むと、また違った面白さがあります。
アンティークを扱うようになった今でしたら、アンが熱望していた「袖のふくらんだ服」が、世紀末からエドワーディアンの頃に流行したパフスリーブのドレスであることも分るし、マリラの大切にしていた紫水晶のブローチが、遺髪が入ったアメジストのメモリアルなヴィクトリアンのものだったことも分ります。お客様のための薔薇の蕾のお茶道具も、きっとヴィクトリアンのハンドペイントの磁器だったに違いありません。
そんなお話に出てくるひとつひとつのアイテムも興味深いのですが、何よりストーリーが普遍的で、100年以上経った現代でもちっとも古く思えないところが最大の魅力かもしれません。子供の頃には全く思いませんでしたが、この時代に、女の子に教育を受けさせ、仕事を持つことを推奨した点についても感心してしまいます。
アンについてのサイトを検索するうち、こんな100周年を記念したサイトをみつけました。プリンスエドワード島の美しい景色がかいま見られますよ。
荷物の発送をお待たせしておりましたお客様、今日すべて発送いたしましました。お手元に届くまで、どうぞもうしばらくお待ち下さいね。
日常的にパソコンを使っているせいでしょうか、最近、飛行機の暗い照明の下で本を読むことがままならなくなりました。ここ最近、眼が疲れやすく肩凝りに悩まされていたこともあって、メガネを作ることを思い立ち、先日河村に付き添って貰って（サングラス以外、今まで生まれてから一度もメガネを掛けたことのない私と違って、河村は中学校1年生からメガネを掛けているメガネのプロ？です。）眼鏡店で視力検査をしました。視力検査の後、仮のレンズをはめたメガネで世の中を見てみると…「すっごく良く見える！」ということで、このたびメガネデビューをする運びとなりました。
今回選んだメガネは、河村自身も掛けているおすすめ“999,9（フォーナインズ）”、チタンを使っているため、他のメガネと比べると格段に軽くて丈夫、沢山あるフレームの中から私のお気に入りの色、紫のセルフレームを選びました。出来上がってきて早速掛けてみると、「何だか作業が楽な気がする！」掛けてみたところは自分では見えませんが、河村曰く「少しは賢そうに見える。」そうで、「明治のエセ女流文学者みたい。」ですって。
残念ながら、このメガネはパソコンと机での作業用で、お客様の前で掛けることはありませんが、私の作業効率を上げる貴重な存在になりそうです。大事に使わなくては。
