次の更新の作業に入ったことは昨日もお伝えしましたが、これが結構大変で！それというのも、この春はお店の移転で慌ただしく過ごし、前回の買付け分で更新が出来たのはジュエリーだけ。ということは、それ以外のアイテムは前回の分からある訳で。当たり前ですが、「なんだかいっぱいある～！」
いつものように、私はテキスト担当でパソコンに向い、撮影担当の河村はカメラでの撮影とスキャナーで細部のスキャンを。途中、少しめどがついてきた私が、河村に「あとどれぐらいで出来そう？」と尋ねると、河村曰く「数が多すぎて分からない…。
」とのこと。そんな訳で、まだまだしばらくかかりそうです。どうぞしばしお待ちを！
皆様ご無沙汰です！二日も更新が無くて、「いったいサカザキさんはどこへ行ったのかしら？」と思われていたかもしれませんね。実は、昨日、一昨日は、私達が東京へ移って寂しがっていた私の両親と松本で待ち合わせて、久し振りに信州に出掛けておりました。
私の両親は、ただいま毎朝放映中のNHKの連続ドラマ「おひさま」に夢中らしく、今回はその舞台の安曇野へ。私達もよく訪れていたお馴染みの安曇野で一泊し、家族水入らずでのんびり過ごしました。以前は東京のお仕事の帰りにしょっちゅう訪れていた安曇野ですが、このところの移転や引越しで、私達も久し振りです。
私達の環境は変わっても、安曇野の清々しい空気はいつも通りで、遠くの山々や林檎畑、カッコーの鳴き声に心からリラックス。しばらく東京にいた私達には、安曇野の空気はいつもよりもいっそう清々しく思えました。両親も「おひさま」のロケ地が見られて満足気。特に、たまたま立ち寄ったカフェのお庭に、今は無い父の実家が経営していた耐火煉瓦の工場が焼いた“NTR”の文字が入った煉瓦が敷いてあるのを見つけた父の嬉しそうな顔は忘れられません。
何十年か前にとっくに清算してしまった工場ですが、その煉瓦がどんな経緯で安曇野にやって来たのか本当に不思議。耐火煉瓦にはアルファベットの文字が入っていて、どこの会社で焼かれたものかが分かるということも初めて知りました。これからは耐火煉瓦を見るたびに私もキョロキョロしてしまいそうです。
昨日、一昨日は出掛けておりましたので、今日はお店に出勤してお仕事を。次のホームページの更新作業も始めております。明日からは平常通り営業いたします。連日の暑さですが、どうぞ銀座にお出掛けの折にはお立ち寄り下さい。
お陰様で銀座に移ってもうすぐ一月。開店準備のために毎日お店に通うようになってからは既に一月以上たち（思えばあの頃は「火事場の馬鹿力生活」でした。笑）、銀座での生活にも少しずつ慣れてきました。そして思うのは、お店にいたら案外銀座のどこへも行かないということ。なんだか毎日お店に通ってお仕事をするだけで、気付くと夜になってしまって、「あぁ、今日も一日終ってしまった。」と毎日が過ぎていっています。
ですが、毎日、お客様のどなたかがいらして下さるのはとても嬉しいこと。銀座という土地柄でしょうか、お買い物のついでにフラリと寄って下さる方も少なくありません。お客様以外にも、なぜかこの奥野ビルにいると面白い方がいっぱい足を運んで下さって、様々な方と連日奥野ビル談義に花が咲き、古い銀座のお話を伺ったり、私達の住む人形町のお話しまで、古い物好き、古い建築好きな方々とのおしゃべりは、なかなかつきません。
名古屋にいた頃、ゆったりサロンでお仕事するのも良かったのですが、銀座での生活はこれからまだまだ何かありそうで、ドキドキしています。
今日は素敵なブローチをUPしましたよ！ホームページを是非是非ご覧下さいね。あわせて、 「買付け日記」も復活。こちらもまだまだ続きますよ。
この図柄、カメオのブローチでご覧になった方もいらっしゃるかも。有名なBertel Thorvaldsenの“Night&Day”の“Day”を模刻したブローチです。私自身も今回調べてみて分かったのですが、この羽根を付けた女性はエンジェルではなく女神エオス、背中にいるのはキューピッド。でもまるでこのふたり、まるで親子のようで微笑ましいですね。
滑らかなアイボリーの質感が美しいロマンティックな手のブローチ、その手にはオールドローズと忘れな草の花束が。そしてその手首には豪華なバングルまでも細工されています。とても華奢な細工にもかかわらず、コンディションは良好！見て、触れているだけで、心癒される一点です。
こうしたダブルハートのモチーフは私の大好きなアイテム。既にアメジストのものがあるにもかかわらず、やっぱりこの美しさに惹かれて連れ帰ってきてしまいました。でもこのブローチ、丁寧で繊細な作りは他に類を見ません。出来ることなら是非店頭で実際にご覧いただきたいアイテムです。
ヴィクトリアンらしいスターバースト、ペンダントとしても素敵ですが、ブローチとしても使えればますます着ける範囲が広がります。ペンダントとして着けて、お洋服にブローチで留めてしまえば胸元で動くこともなくて、安心して着けていただけますよ。
お花形が可愛いピアスはローズカットダイヤ2石をセットしたもの。現代のカットとはまた違ったローズカットの渋い光り方も趣があります。小さいのに良く出来たこの細工はルーペでじっくりご覧いただきたいです。
今日から平常営業ということで、お客様のお相手をしながら、平行して自分達の仕事も。次のホームページの更新作業を始めています。自分達のお店で、自分達のペースで仕事が出来ることも嬉しいです。
さて、そんな今日、パソコンに向っていた河村がいきなり「ん？」と疑問符。「これっておかしいんじゃない？」と大きな声で私に質問。「これ」↓↓↓のことでした。
なんと！￥９８，０００のお値段なのに、ひとつ手前のアール・ヌーボーペンダントと同じ￥１８０，０００になっているではありませんか！？ほとんど倍に近いお値段が付いてる！！私が更新作業をした際に、間違ったままお値段を掲載してしまったようです。今回、このペンダントは私の大のお気に入りで、大のおすすめだったのに、こんな間違いをしてしまうなんて…深く反省。今後、同様なことがないよう、しっかり見直しいたします。早速ホームページを修正しましたので、どうぞまたご覧いただきたいと思います。
今日も暑い一日でしたね。梅雨のはっきりしないお天気が続いていたと思ったら、今度は猛暑。体調の崩しやすい時期なので、皆様、気を付けましょう！
さて、京都から戻ってから、昨日と今日の二日がかりでお店を飾り付け、やっとお客様をお迎え出来るように整えました。お花がいっぱいの開店直後の華やかだったお店から、ついに平常営業へ。なんだかそれも落ち着いた私達らしい雰囲気で良いような気がしています。
これから7月半ばの骨董ジャンボリーまでは平常営業いたします。どうぞゆっくりお店に遊びにいらして下さい。
こちらは開店のお祝いにお友達のビスクドール作家の富野さんにいただいたお手製のクッション。アンティークレースをパッチワークした素敵なクッションです。こちらはお客様用の椅子に。
昨晩、ようやく慣れてきた東京の自宅へ元気に戻ったものの、今朝起きてみると、そこが住み慣れた名古屋ではないことがひしひし淋しく思われて、しょんぼりしていると…河村の提案で、お仕事前に、私達が住む人形町の隣町、小伝馬町の古民家カフェへランチに出掛けました。
人形町の自宅から自転車で10分程度、地下鉄でもひと駅隣の小伝馬町まではあっという間です。そこ「紅（もみ）」は、入口からして表通りに面していない隠れ家的なカフェ。細い路地を入り、ガラガラッと引き戸を開けて入った空間は、正に「昭和」な雰囲気です。畳敷きの感触も懐かしい、小さな中庭の見えるお部屋。名古屋でよく行っていたやはり近所の古民家カフェ、庭園ギャラリー「いち倫」をもっとこぢんまりした感じです。
今日は、私が和風な感じのラタトゥーユ、河村が鶏肉とお豆腐のハンバーグのランチをいただきました。五分ツキのごはんに野菜をたっぷり使った身体に良いお食事。薄口の味付けも私達の好みです。ほっとする空間と美味しい食べ物に癒されて、すっかり元気になって仕事に行くことが出来ました。この「紅（もみ）」、疲れているときには特におすすめかも。ひとりで庭を眺めながら、のんびりお茶するのも良いかもしれませんね。
京都大アンティークフェア会場へお越しいただきました皆様、わざわざ足をお運びいただき、ありがとうございました。昨日、アンティークフェアが終了した後、名古屋まで戻り一晩自宅に泊まり、今日名古屋で様々な用事を済ませ、ただいま車で東京を目指し、東名高速を東にひた走っております。（という訳で、このブログは車中iPhoneより編集中！）
またもや名古屋を後にするのはとても寂しかったのですが、また銀座の自分達の「居場所」に戻ってくる事が出来て嬉しいです。明日、明後日はお店に荷物を入れて飾り付け。23日から平常営業いたします。まだまだホームページの更新作業もありますし、お店で落ち着いてじっくり仕事が出来るのも楽しみです。
京都大アンティークフェア出店のため、ただいま京都に来ております。今日はフェアが終った後、今回の京都のお楽しみ、京都駅でお友達のビスクドール作家富野さんと再会しました。ちょうど京都での講習会のためこちらへ来ていた彼女、お互いに仕事の後、京都駅で待ち合わせました。
彼女と会ったのは、東京へ引っ越す前ですから4月の末、「お別れ会」という感じで名古屋で一緒にお食事したのが最後。まだそれからさほど時間が経っていませんが、あれから私達の生活は目まぐるしく変わり、今日会えるのをワクワクドキドキしながら心待ちにしていました。
一緒に京都駅でお食事をしていると、お互いにそんなに離れて暮らしているとは思えないほど。楽しくおしゃべりしながらのお食事の時間はあっという間に終わり、「え～、もう帰っちゃうの～。」とつぶやきながら新幹線の駅へ送りました。この画像、なんだかとっても嬉しそうにしています。
新幹線の駅でのお別れは苦手です。今日もせっかく会えたのにすぐお別れするのが淋しくて、ちょっぴり泣きたいような気持ちになってしまいました。（これって、大昔の数々の遠距離恋愛のトラウマかも…。おっと、これは河村には内緒です。）
今回の新入荷の中から、まずはリングとペンダントを更新しました。リングもペンダントもどれもおすすめのものばかり、どうぞゆっくりご覧になってください。
このオパールのリング、画像ではいまひとつ伝わりにくいのですが、 オパールの遊色効果の美しさは格別です！指にはめて眺めると、動きに合わせて様々に変化する色の美しさに魅了されますよ。繊細なミルグレインにも注目！
大小のシードパールと古いカットのダイヤがとてもアンティークらしい雰囲気です。ややグレイ帯びたシードパールのノスタルジックな色合いにも惹かれます。こちらも繊細なミルグレインの細工と、シードパールを留める極小の爪を是非見ていただきたいです。
ヴィクトリアンらしい可憐でロマンティックなアイテム、極小のターコイズを勿忘草の花びらに見立てた忘れな草リングです。このリングをはめると、まるで指に忘れな草の花が咲いたよう。経年変化により様々な色あいになったターコイズが、まるで自然の花びらを表現しているかのようです。
小さくともその繊細さとフランスらしいデリケートな雰囲気は色褪せることがありません。リボンの形にローズカットダイヤがびっしり埋め込まれた細工に透明感の美しいピンクトルマリン、一番下には小粒ながらバロックの形が魅力的な天然真珠が揺れる精緻なデザインです。
イギリスらしいアール・ヌーボーペンダントはなんといっても、ハートシェイプのアメジストがキュート！矢車草のゴールド細工や揺れるティアドロップ型のアメジストにも惹かれます。アメジスト3石の美しい色合いも魅力です。
透明感があるからでしょうか。アメジストの紫の色合いは、元々あいまいな色合いだからでしょうか、意外にも様々な色合いとマッチ。同系色はもちろん、茶系やピンク、グレイにもよく合います。この3石が連なったペンダントはアンティークにもかかわらず、現代のファッションにも合わせやすい点がポイント。普段から着けていただきたいジュエリーです。
ヴィクトリアンのシードパールがお好きな方におすすめ！この時代特有のスターバーストのペンダントとブローチの2ウェイジュエリーです。パールの照りも良く、放射状にバランスの整った美しい形が特徴です。
横顔が美しいマリア様は、その横顔のシルエットとともに、背景の繊細な透かし細工が特徴です。小さくとも職人の手仕事が感じられるアンティークらしいアイテムです。裏側の名前と日付も興味深いですね。
こちらは明日からの京都大アンティークフェアでもご覧いただけますし、銀座のショップでは京都から戻りました6月23日からご覧いただけます。どうぞ店頭へお越しになって、実物をご覧下さいね。
