昨日、Onlin ShopにUPしましたレースを個別にご紹介!それぞれどれもおすすめのレースばかりです。どうぞご覧下さいませ!
とにかく細かい!18世紀前期のブリュッセルレースの男性用のネクタイ、クラバットです。雪柄やファイブホールグランドがびっしり細工され、トワルの部分は透けるよう。模様と模様をつなぐバーには極小のピコット、周囲のピコットも綺麗な形で残っていることから、一度も水に浸けられていない状態だと思われます。19世紀以前は女性よりも経済力のある男性の方が高価なレースを身に着ける時代でした。当時、高貴な男性のステータスシンボルだったクラバットは、地方領主が葡萄畑ひと山(!)と引き換えに入手したと伝えられています。このクラバットも身分の高い男性のために作られたと思われます。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10302.htm
こちらは上のブリュッセルと違って、高貴な女性用の袖飾り、ポワン・ド・スダンのアンガジャントです。刺繍の技法のレースの粋を極めた18世紀初頭のフランスレースです。はっきりしたアウトラインには白馬の尻尾の毛を縫い込んだ立体的な細工、エキゾチックな植物模様はこのレースの特徴でもありますし、この時代の流行でもあります。その中には繊細な地模様が。ブランケットステッチで覆われた六角形のグランドには極小のピコットが見られることから、1710年~1720年頃のレースだと思われます。こうしたレースは財産のひとつとみなされ、代々一族の女性達が受け継いでいくことが常でした。ほとんど傷みがなく、約300年前の物とは思えないコンディションの良さです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10308.htm
歴史の教科書で学んだ「東インド会社」がまさか自分の手元にやってくるとは!紅茶や生糸などアジアの産物が主な取り扱いだと思っていたのですが、実は「東インド会社」は総合商社だったため、レースやカシミールショールなど高級な服飾品も取り扱っていたのだそうです。(ボックスの裏側には主だったレースの産地に支店があったことが分ります。)そしてこちらはレースの専門書 Le Secret des dentelles, volume 3にまったく同じレースが掲載されています。(こちらの本はお店に置いてありますので、いつでも店頭でご覧いただけますよ。)ぐるぐると螺旋を描く模様は19世紀のアランソン特有のデザイン、広巾いっぱいに、シダと葡萄の葉、芍薬、ジギタリス等の植物が写実的に表現されています。それぞれ繁栄を意味するおめでたい意匠です。
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19世紀のアランソンレースのボーダーを現行品の額で額装しました。薔薇の花芯と裾のロココ模様には繊細なニードルの細工が!グランドに飛ぶドット模様もアランソンの特徴のひとつです。こちらの薔薇もレースの濃淡で写実的に表現されています。額装してありますので、このまますぐに飾っていただけますよ。壁に掛けるタイプのフレームですが、プレートスタンドなどでチェストなどの上に置いて飾っていただいたり、さほど大きくないのでキャビネットの中に飾っていただくのもおすすめです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10336.htm
幅16cmの広巾、幅いっぱいに大輪の薔薇や小花、リースの華麗な模様、グランドには小さなドット模様、豪華なポワン・ド・ガーズのボーダーです。花が咲き乱れる写実的な表現や繊細なニードルの透かしの細工はポワン・ド・ガーズならでは。額装もおすすめですので、お気軽にご相談下さい。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10330.htm
幅9.5cm。繊細な細工の細やかな模様、幅いっぱいの薔薇とロココ模様のエレガントなレースは、コンディションも良く、お人形の衣装におすすめ。全部で320cmの長さがありますが、188cm、124cmの長さでも販売いたします。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10331.htm
「イギリスレース」という名のベルギーレース、アングルテールの大振りで豪華な襟です。ボビンレースとニードルポイントレースの混合技法で、より複雑な細工。マルタ十字や百合の紋章を思わせる模様が目を惹きます。ニードルポイントレースによるネットはアランソングランド、模様と模様とつなぐバーには小さなピコットも付けられています。実際に身に着けていただいてもゴージャスですよ。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10310.htm
19世紀に再現されたバンシュレースの襟です。その繊細な糸の運びが特徴のバンシュですが、こちらは「製品」ということもポイントのひとつ。今までバンシュの襟は取り扱った記憶がありません。周囲のピコットも綺麗な形のまま、デッドストックと思われる文句の無いコンディションです。
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可憐な雰囲気のボビンレース、ロザリンの中でもお花の中心にパールが付けられたロザリン・パールの襟です。どのような貴婦人のために作られたのでしょうね。ジャケットの襟を思わせるフォルムから、その当時のファッションへの想像が膨らみます。こちらもデッドストックと思われる状態の良さです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10311.htm
細いレースボーダーで形作ったお花のパーツをチュールネットにアップリケ。お花のパーツが連なるラヴリーなプリンセスレースの襟です。プリンセスレースは今までも扱ってきましたが、ドイリーなどのテーブル回りの物がほとんどで、こうした服飾レースは記憶にありません。実際に身に着けても楽しいレースです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10316.htm
ボビンレースのデュシェスレース、ニードルポイントレースのポワン・ド・ガーズを組合せたブリュッセル・ミックスにチュールネットをあしらったエレガントな胸飾り、ジャボです。元々襟元に付けた飾りですが、襟元はもちろん、他の位置にブローチなどで着けていただくのもおすすめです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10315.htm
ポワン・ド・ガーズで出来た大小の蝶々のパーツです。繊細で軽やかな羽はまるで本当の蝶々のよう。ブローチピンを付けてブローチとしてもお使いいただけますよ。
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大 http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10317.htm
小 http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l10318.htm
■ジェイアール名古屋タカシマヤ開店20周年記念
「フランス展2020 La vie est belle! ~“それでも”人生は素晴らしい~」
8月26日(水)~9月1日(火)
10:00AM~8:00PM(最終日は午後5時閉場)
ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階催会場
名古屋市中村区名駅一丁目1番4号
tel 052-566-1101
(問)エンジェルコレクション
tel 03-6228-6230 もしくは090-1832-7704
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「フランス展2020」特設サイトが出来ました!
エンジェルコレクションの商品も掲載されていますよ。
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