さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

日常の日々

2007-07-30 | 日常生活

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うちのキッチンは赤で統一。真ん中のチェリー柄のアシュトレイは“CHERRY LIQUEUR”の文字にもかかわらずフランスアンティークのリモージュです。きっと“ROCHER”というメーカーから出していたチェリーリキュールのノベルティーだったのかもしれませんね。商品としては扱っていませんが、自宅にはこんなさりげないアンティーク小物を飾っています。

 久し振りに自宅で過ごした日曜日の昨日、私がしたことといえば…キッチンの大掃除!この6月、7月は出張が多かったものですから、ロクに自宅を構うことなく時は過ぎ、「8月を迎えるまでに!」と、昨日は大汗をかきながら久し振りの大清掃。懸案だった(というより見て見ぬふりをしていたというのが正直なところ。)キッチンの床やタイルを磨き、いつもはアンティークを磨くのに愛用しているメラミンクリーナーを片手に念願の拭き掃除。気合いで(?)磨いたキッチンは、それはそれはきれいになり、気分もさっぱり、ひとつ心配事が無くなったような清々しさです。

 やっぱり自宅がきれいだと帰ってきても落ち着きます。そうそう、昨日はお掃除とともに、私自身もこのところずっと行きたかったヘアカットへ、すっきり短くカットしました。おうちも自分もさっぱりして嬉しいです。

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この夏の予定

2007-07-29 | 日常生活

 いよいよ夏本番。日曜日の今日も暑い一日でしたね。夜になってやっと気温が下がり、ほっと一息、夜風が心地よく感じられるようになりました。

 毎年、暑い真夏には日本よりはいくぶん涼しいヨーロッパへ買付けに出掛けるのが常でしたが、今年は8月に、以前から出店を希望していた阪神百貨店のフェアに初めて出店することになり、急遽買付けは9月上旬に行くことに。この8月は例年と違って暑い日本で過ごします。

 いつもの夏は、買付けを兼ね南仏のいつものオーベルジュを訪れるのが私の楽しみでしたので、今回はちょっぴり淋しさもありますが、「また来年か再来年、いつの日か訪れる日もあるはず。」と楽観しています。

 久し振りに日本で過ごす8月、日本で過ごす分、日頃出来ないことを色々したいな、と思っています。

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爽やかなヨーロッパの空気を懐かしく思い出すこのところです。

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復活!

2007-07-27 | 日常生活

 九州から戻って二日目、ようやく元の日常生活に戻りつつあります。流石に帰ったばかりの昨日は、日頃は頑強を誇る私も10時間のドライブのお陰か身体はヘロヘロに。一日中寝て過ごしてしまいました。

 そんな昨日を経て、本日よりやっと復活!パソコンに向かいながら、車に乗りながら、食事をしながら、河村と「九州は楽しかったね~。」と一緒に行った様々な場所や、一緒に食べた美味しい食べ物の話で尽きません。

 やっと身体も本調子に戻ってきましたので、また平常に戻りお仕事に専念したいと思います。季節も梅雨明けし、いよいよ夏本番へ。ますます暑くなって参りますが、皆様もどうぞ身体にお気を付け下さい。

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再び門司を散策

2007-07-25 | 

 長崎のド・ロ様ゆかりの教会を巡った後は、再び門司港の門司ホテルへ。今日は、門司から名古屋へとまたまた10時間のドライブで帰ります。

 今日は名古屋へ帰る前に、ホテル主催のワンコインツアーに参加。こちらはワンコイン、つまり¥500で参加できる「門司港レトロ再発見」と称された約2時間の日替わりツアー。ホテルにチェックインしたときに気軽に申し込むことが出来、朝市ツアーや路地裏散策ツアーなどガイド付きで連日興味深いツアーが組まれていて、今までも夜の関門海峡のイルミネーションを楽しむツアーなどに参加したことがあります。

 さて、今日のは門司の路地裏散策ツアー。門司には、税関や門司港駅、三井倶楽部などの歴史的建造物の他、人々の生活圏内にも多くの興味深い建物が残されていて、今日はそういった場所をガイド付きで巡ります。約束場所のホテルロビーに降りてみると…平日のせいか参加者は、私と河村のふたり。60代半ばの女性ガイドと三人で廻ることになりました。このガイドさん、とっても博識、しかも門司のこととなったら知らないことがないほど!私達が今まで興味を持っていた門司の建物について質問をすると、何でもよどみなく的確な答えが返ってきます。そんな彼女と三人で、歴史的建造物から、今は廃屋になっている大きな木造の料亭跡、置屋の跡、車は入ることの出来ない細い斜面の路地を廻り、「なんだか町の作りが長崎みたい。」平地の少ない門司ですが、最盛期には石炭で栄え、大連や上海などへの国際航路の港だったこともあり、流行の先端の街でもあり、それは沢山の人で賑わっていたのだとか。

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門司のアーケード街の中にはこんな食堂が。「平民食堂」というネーミングからもその時代性を推し量ることが出来ます。残念ながら、既に何年か前から閉店しています。あちこちの古いタイル張りの建物を目の当たりにして、いちいち「可愛い!」と叫ぶ私達にガイドの方は「いったい何のお仕事をされているのですか?」といぶかし気。

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門司の山の手は、車も通ることの出来ない急坂ばかり、まるで長崎のよう。長崎と同じく平地が少ないためにどんどん山手へと家を建てたのだとか。今は廃屋になっている場所も多く見られました。

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山の手の廃屋の中でゆったりくつろぐ猫。ここも車が入ってくることの出来ない場所だからでしょうか、長崎の街と同様猫だらけでした。

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たまたま通りがかった小さな事務所。“SINCE 1918”の文字から、90年近く前に創立されたことが分かります。この「山九」が示す意味は…そう、“thank you”だったのですね。ここは日本の資本の会社のようですが、門司には明治時代に海外資本の会社が沢山創立されました。

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空き家になったお宅のお庭にはひっそりと時計草が咲いていました。

 普通は足を向けることのない、門司のディープな部分に足を踏み入れることが出来、それは興味深い散策ツアーでした。

 お次は門司駅からも程近い九州鉄道博物館へ。私も河村も鉄道オタクという訳ではないのですが、古いSLが見られるここは以前から行ってみたかった場所。名古屋に帰る前に、「今度こそは。」と立ち寄りました。

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以前から興味のあった「九州鉄道博物館」へ。向こうに見えている山口銀行の建物も古い洋風建築です。

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「九州鉄道博物館」になっている赤煉瓦の建物は、元々明治半ばに作られた九州鉄道の本社だった建物です。古い赤煉瓦の質感に惹かれます。

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「鉄道オタク」という訳ではないのですが、いつ見ても黒々としたSLの姿にはなぜか胸がいっぱいになってしまいます。汽笛の音なんか聞こうものなら、郷愁のあまりさかざき泣きそうです!「鉄道オタク」の方々の気持ちも分かります。(ええ、私は決して鉄道オタクではありませんので…。でもこの郷愁はいったい何?前世にSLに乗っていたのかも?)

 「九州鉄道博物館」を楽しんだ昼下がり、今回も10時間のドライブを経て、ようやく深夜、名古屋へ戻って参りました。九州への道のりは遠かったものの、九州を堪能した本当に楽しい一週間でした。

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ド・ロさま巡礼の旅

2007-07-24 | 

 和食が美味しかった西海のリゾートホテルに後ろ髪を引かれつつ、今日は隠れキリシタンの町としても有名な外海地区へ。

 ここは16世紀半ばにキリスト教が布教され、19世紀半ばに開国し、再びヨーロッパから外国人の神父達が布教活動に訪れるまで、300年余かたくなに信仰を守ってきた土地。その中でも、長崎からこの外海に赴いたド・ロ神父はこの地方の貧しいことに驚き、私財をなげうって助産所や教会を建立し、数多くの事業(社会福祉・土木・建築・医療・教育文化などに奉仕)をおこない、28歳で日本に来てから1914年に74歳で亡くなるまで、一度も故郷のノルマンディーに帰ることなくこの地方の人々のためにその一生を捧げたと言っても過言でもないひとりのフランス人神父です。ド・ロ神父は、現在でもこの地区では「ド・ロさま」と呼ばれ、その深い人類愛の精神と素晴らしいフロンテイア精神は、この地方の人々の心の中に生き続けています。

 昨日の「ド・ロさまそーめん」もド・ロ神父が自ら研究し、授産所で作られたそーめんのこと。当時、授産所ではこのそーめんの他にマカロニやパンまでが作られ(19世紀末、いったいこの片田舎で誰がそんなものを食したのかと思えば、これらは長崎の居留地の外国人向けだったそう。)、他にも授産所では織物やメリヤス編みなどの製品を作っていたようです。訪れたド・ロ神父記念館では、これらの資料を見ることが出来ますが、その大半は、まるで私達がフランスで目にするアンティークのそれです。また記念館では、老シスターが当時の姿そのままの「ド・ロさまオルガン」で「いつくしみふかき」を弾いて歓迎して下さり、その音色を耳に、当時へと思いを馳せました。

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まず最初に訪れたド・ロさまゆかりの教会は大津教会。細い坂路をつたった崖の上にひっそり立つ小さな教会です。現在は使われていない様子でしたが、1893年に作られた本当にこぢんまりした愛らしい教会です。この地方では、このような石を積み重ねモルタルで固めた壁のことを「ド・ロ壁」と呼ぶそうで、その素朴な雰囲気は、どこかフランスの田舎で見た記憶を呼び起こします。

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大津教会から降りてくる小径の脇に名も無い花が咲いていました。

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角力灘に浮かぶ島々。出海に至る国道202号は、「ながさきサンセット・オーシャンロード」としても知られています。このあたりの海岸風景は絶景です!良く晴れた日には五島列島まで見えるるのだそう。いつか五島へも行ってみたいな。(五島といえば、ここも隠れキリシタンの島。さらにディープな教会があるらしい。)

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次に訪れたド・ロ様の教会は1882年に完成した出津教会。ド・ロ神父の記念館にもなっている旧助産所からも歩いてすぐ、ド・ロ神父が最も多くの時間を過ごした教会だと思われます。外海地区全体に鳴り響くという鐘は神父自らがフランスから取り寄せたと伝えられています。

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決して大きくはない素朴な教会ですが、中に入ると、それぞれの机にきちんと整頓された聖書が置かれ、貴重な文化財であるという前に、今でも大切に使われている教会だということが分かります。

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最後に足を踏み入れたのは、1920年に完成した黒崎教会。遠藤周作の「沈黙」にも登場することでも有名なこの教会は、建立までに信者自らが土を運び、整地に3年、建物の完成までに約23年の歳月が掛かっており、途中資金難に陥ったり、子供でさえ煉瓦を積むのを手伝ったり、と苦難の連続であったらしい。

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中に入ってみると…内部はゴシック調のこうもり天井。シンプルでカラフルなステンドグラスに「こういうステンドグラスも可愛いね。」

 ド・ロ神父ゆかりの教会をまわったこの日、キリスト教を信心している訳ではない私達なのだけれど、何か暖かいものを感じた一日でした。また、終日目を楽しませれくれた角力灘の美しい風景に、どこぞの総理大臣が「美しい日本」と連呼しているけれど、「日本は十分に美しい!」と思ってしまいました。外海地区の仕上げに立ち寄った道の駅で実際に食べた「ド・ロさまそーめん」、とても美味しかったです。道の駅では こんな本を入手。早速読破してしまいました。同じく入手したこちらも長崎の教会を巡る旅には必読です!

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佐世保から西海へ

2007-07-23 | 

 今日は、まずホテル付属のラリックの美術館でラリックのガラスを拝見!まさかこんなところにラリックの沢山のコレクションがあるとは…。「これだから日本って侮れない。こんなところにこんな沢山のラリックがあるなんて、やっぱり日本人てお金持ちなのね~。」などと感心しながらゆっくり見て回りました。ここのコレクション、ラリックのガラス作品が系統だてて沢山見ることが出来、なかなかおすすめです。

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ホテルからは九十九湾が一望できました。河村は九十九湾の島巡りに行くことを主張したのですが、今回は残念ながら時間が無く却下。また機会があれば次回に。

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ホテルの側で出会ったトラ猫。「今日も暑いにゃ~。」九州は梅雨も明け、今日も30℃を超える予定です。

 さて、丘の上のホテルをチェックアウトし、今度は一路佐世保の繁華街へ向かいます。佐世保には「日本一元気な商店街」と称される、なんと1キロにも及ぶアーケード街四ヶ町商店街があり、「アーケード街好き」を自称する私達は興味津々で向かいます。まずはその前に商店街側の三浦町カトリック教会へ。

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丘の上にそびえる三浦町教会はゴシック調の先塔と、白い屋根とベージュの壁が美しい昭和6年(1931年)築の建物です。両手を広げたマリア様の彫像も印象的。戦争の空爆からも逃れたこの教会ですが、昔は海軍の街であったたため、戦時中は敵機の標的にならないように、壁面と屋根はコールタールで真っ黒に塗らされていたそうです。さて、中に入ってみましょう。

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内部は「こうもり天井」と呼ばれるリブ・ヴォールト天井です。ステンドグラスについても眺めてみましょう。

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はっきりした図柄、カラフルな色合いも楽しいステンドグラス。その時代を感じさせる素朴な雰囲気です。

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三浦町教会の裏側に位置する聖心幼稚園。きっと教会の付属なのでしょうね。調べてみるとこちらも教会と同じ昭和6年の建築。何よりも淡いブルーに塗られた壁面とピンクに塗られた柱がそれは可愛い、名付けて「ラヴリー幼稚園」!玄関の壁面にしつられられたお花のアーチに囲まれたマリア様が子供達を見守っているようです。

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おめあての四ヶ町商店街。私達は地方色溢れるこうした商店街が大好き。ここは三ヶ町商店街へと連なる960mにも渡る長いアーケード街。「ここへお買い物に来れば見つからないものはない!」と思えるほどの充実した品揃え。あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、八百屋さんでお野菜の安さに驚いたり、見慣れない野菜を見つけたり…。

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この「はす芋」っていったいどうやって食べるの?ちなみに上の方に写っているカボチャは70円ぐらい。まるまる一個だと200円でした。きっと地のお野菜なのですね。

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今回私が商店街で購入したのはサンダルCROCS。「海水浴にもいいね!」と探していたにもかかわらず、自宅のある名古屋のショップでは品不足から全く在庫がなかったのです。運良く名古屋で購入できた河村を羨ましがっていたところ、「こういうものって地方では案外見つかるかもよ。」との河村の予言通り、私にぴったりのサイズをget 。

 佐世保の繁華街をブラブラしたあとは、ハウステンボスからもすぐ、今晩の宿泊先でもある西海市のホテルへ。今回はハウステンボスへ訪れる予定はなかったものの、ハウステンボスの建物やホテルを眺めながらドライブ。途中、今日のホテルもプール付きだったことを思い出し、近くのユニクロで水着を調達。(出張前は、当然仕事のことしか頭になく、水着を持ってくることをうっかり忘れてしまったのでやむなく。)小さな島々が浮かぶ、美しい大村湾を望むドライブは格別です。

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ホテルのすぐ向こうは大村湾。プールで泳いで、温泉に入り、美味しい地の魚料理を食べ…。仕事柄、南フランスのリゾートホテルには何度か泊まったことはあったものの、「九州のリゾートホテルも負けないぐらい良い!!」というのが私達の出した結論。なぜって、温泉に入って、美味しい和食まで食べられるのですもの。しかもとってもリーズナブル!こんな贅沢をしちゃって良いのだろ~か?嗚呼、ゴクラク、ゴクラク。

 明日は隠れキリシタンの町だった外海へ。「ド・ロさまそーめん(すごいネーミングですが、本当にこういう名前のソーメンなのです。)」などでも知られているド・ロ神父の建てた小さな教会を巡る予定。

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佐世保の夜景

2007-07-22 | 

 今日で「骨董&アンティークin福岡」が終了いたしました。会場へお越しいただきました皆様、ありがとうございました。久し振りの福岡、多くのお客様にお目にかかることが出来、嬉しかったです。本当に三日間はあっという間ですね。次回の「骨董&アンティークin福岡」は来年1月末に開催されますので、また皆様にお目にかかれますのを楽しみにしております。

 さて、今日は午後4時に終了した後、大急ぎで片付けと搬出。片付けだけは妙に早い私達(逃げ足だけは速いのです。)、あうんの呼吸(?)で車に荷物を積み込み、5時半にはさっさと会場をあとにしました。そして向かった先は福岡から車で1時間半余の佐世保。福岡のお仕事に来た折には、毎回九州のどこかへ旅行をしてから帰るのが私達の恒例。以前は何度か長崎にも訪れましたし、雲仙のクラシックホテルに泊まったり、熊本の河村母に会いに行ったり…そして今回は佐世保で二泊してから再び門司に一泊して帰る予定なのです。

 たどり着いたのは、眼下に佐世保の街が一望に見渡せる丘の上のホテル。佐世保は長崎と並んで夜景が美しいということを初めて知りました。大きなドックのある港とそれを取り巻く宝石を散りばめたような街の明かり。アンティークやお客様との出会いも一期一会ならば、こんな美しい景色も一期一会だな、と思いながら夜は更けていくのでした。

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 本当はこの画像よりももっと美しいのですよ!

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福岡での日々

2007-07-21 | 

 さて、今日で二日目が終了した「骨董&アンティークin福岡」。三日間の骨董祭はあっという間ですね。明日で終わってしまうなんて、淋しいです。

 さて、今日は骨董祭終了後、熊本からやって来た河村母(河村は自他ともに認める関西出身の自称「関西人」ですが、父親の転勤の関係で実家は熊本にあるのです。)と久々に晩ご飯。思いの外元気そうでしたが、ちょっぴり覚束ないところもあり、「お母さん大丈夫かなあ?」と少々心配になる私たち。普段なかなか会えないだけに、別れるときは、「お母さん、くれぐれも元気でね。また名古屋に来てね。」としんみりしてしまうのでした。

 次回会えるのは、年内もう一度、岐阜にある亡くなったお義父さんのお墓参りの時でしょうか。駅の改札で別れるとき、帰って行く少し耳の遠い義母に向かって「またね~!」「元気でね~!!」と大きな声で大きな身振りで手を降って別れました。自分の両親もそうですが、河村母にも、いつまでも元気で長生きしてほしいものです。

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今日より「骨董&アンティークin福岡」

2007-07-20 | フェア

 昨日、無事福岡に到着し、今日から「骨董&アンティークin福岡」が始まりました。まずは、思いの外福岡が暑いのにびっくり!先週は台風の影響で涼しかった東京にいたせいでしょうか、福岡はとても蒸し暑く感じられ、「やっぱり南国ね。」と納得してしまいます。

 ですが、今日から始まりました「骨董&アンティークin福岡」会場はよ~く冷房が効いて過ごしやすいので、どうぞお近くにお住まいの方は遊びにいらしてくださいね!今日も、福岡でのお馴染みのお客様と久し振りの再会を果たし、近況報告や以前にインターネットでお買い上げいただいたアンティークの話題で盛り上がりました。

 エンジェルコレクションのブースは入り口を入られて、一番右列の奥です。明日も皆様のお越しをお待ちしております!

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門司までやって来ました

2007-07-18 | 

 明後日からの「骨董&アンティークin福岡」出店のため、今朝名古屋を出発、終日高速道路を飛ばし、夕方門司までたどり着きました。今日は門司泊まりです。

 いつものホテルに到着するとともに、ホテルの周辺の海沿いを散歩。今までも何度か福岡への行き帰りに立ち寄っている門司、海峡沿いの地形が郷愁をくすぐるせいでしょうか、それとも古い建物が沢山残っている街並みが、私のDNAに組み込まれている「古い物好き」を刺激するせいでしょうか(?)、何度来ても、なんだかとても懐かしい気持ちになる門司の街です。

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夕暮れの関門海峡。今日の関門海峡はうっすら靄がかかっていました。遠くに関門橋の橋脚があるのがお分かりになるでしょうか?

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旧門司税関の建物は明治45年(1912年)の建設。岸壁に立つ姿を見て「やっぱり税関は海沿いだよね~。」横浜税関、神戸税関の建物と同様、煉瓦造りの立派な建物です。

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何度見ても木造の門司港駅の雰囲気は心に染みいるものがあります。大正3年(1914年)建設のこの駅は、今も現役であるばかりでなく、戦前、戦中には多くの兵隊がここから大陸へ出兵し、戦後、大陸より引き上げをしてきた多くの人々が必ずたどり着いた駅でもあります。

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元々は山の手にあったという大正10年(1921年)に建てられた旧門司三井倶楽部は大変大きな建物。きっと関門海峡を眼下に望む場所に建てられていたに違いありません。アインシュタインが滞在したことでも知られています。今でこそ、ひっそりした街並みの門司ですが、当時はハイカラで時代の先端をいった街だったようですね。

 さて、明日はいよいよ福岡へ。明日は午後には会場入りをして搬入と飾り付け。久し振りの福岡での骨董祭にわくわくしています!

  

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