今回エールフランスからチケットを予約したものの、直行便が満席で系列のKLMでアムス回りに。KLMの無茶苦茶狭いシートで11時間の拷問に耐えた後、まさかのパリ便の欠航。
という訳で現在オランダにおります。（大泣）変更出来た一番早い便が翌日にあたる今日の12時45分発ということで、パリ市内に着くのはたぶん午後3時頃になりそう。今日の予定が～！！アンティークディーラー22年目にして最低最悪の事態発生。ゆうべはエールフランスにあてがわれた空港側のど田舎のホテルで泣きながら寝ました。（というのは嘘ですが。笑）
先程なんとかスキポールのラウンジに着きました。今日は大丈夫、飛ぶみたいです。
ラウンジで日本の変換コンセントも借りられたし（iPhoneのコードは持っていても充電出来なかったのです。スーツケースは機内預かりのままですし。）昨日のうちに、シャルル・ド・ゴールからのキャブも押さえたし（これがまた、今日のパリは悪名高いストライキの日らしいのです。）、ゆうべ泊まるはずだったホテルとも、今日会うはずだったディーラーとも連絡が取れたし、後は運を天に任せます。
実は…
2016-05-29 | 旅
本日をもちまして「アンティークフェアin新宿」が終了しました。店頭に足を運んで下さった皆様、誠にありがとうございました。皆様にお目にかかれて嬉しかったです。
さて、実は明日から私ひとりだけ買付けに…。そしてなんとプランタン銀座アンティークバザールの前日の晩に帰国するという恐怖のスケジュール！（こんなスケジュールを組んでしまった自分自身がシンジラレナイ…。）明日は朝7時に自宅を出発の予定で、パリへ飛び、途中ユーロスターでロンドンへ往復し、イギリスのカントリーサイドのフェアへも訪れる予定です。
今回は私ひとりでの買付けのため、河村はお留守番。インターネットでは月末までセールを開催しておりますし、銀座のショップは通常通り営業しております。（どうぞ私の留守中も、河村を訪ねてやって下さい！）また、wifi事情が良ければ、向こうからもブログをUPしますね。
明日からいよいよアンティークフェアin新宿！今日は朝イチでレンタカーを借り、奥野ビルへ。荷物をレンタカーに載せ、新宿の会場へと向かいました。
荷物を会場へ搬入し、夕方まで飾り付け。私達は1ブースですが、それでもけっして広くないブースなので、商品を並べるのに「あ～でもない。」「こ～でもない。」と、毎度四苦八苦。（店頭に出していないものもありますが、会場に持って行っております。お目当てのものが見当たらない時には、是非お声掛け下さい！）なんとか時間までに飾り付けすることが出来、帰る直前に大慌てで撮ったのが上の画像です。
こちら新宿のフェア会場でも引き続きセールを開催中！会場にお越しの際にはどうぞお立ち寄り下さい。 エンジェルコレクションのブースは1階会場中央付近こちらです。
今週金曜日からのアンティークフェアin新宿の前に新着レースボーダー10点をUPしました！ポワン・ド・ガーズやブリュッセル・アプリカシオン、メヘレンなど、お人形の衣装におすすめなハンドメイドレースばかり。何か作ることを想像しながらご覧になって下さいね。こちらはアンティークフェアin新宿の店頭でもご覧いただけます。
婚礼の衣装用で非常に広巾、豪華なブリュッセル・アプリカシオンです。パーツはすべてボビンレースによるもの。チュールネットにアプリカシオン（アップリケ）したレースです。額装がおすすめです！
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8233.htm
小さなスカラップで構成された裾の大きなスカラップ、ヒルガオのような植物模様が華麗です。広巾で2m以上の長さのたっぷりした長さです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8602.htm
2ピースに別れているものの、こちらも3m以上の長さがあり、たっぷりお使いいただけます。コンデイションも良好で、お人形の衣装におすすめ。ギャザーを寄せるといっそう美しいレースです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8605.htm
お花とアラベスク模様、お花の花芯にはパール、透かし部分には繊細なフィリングが細工されたポワン・ド・ガーズです。ネットの部分も繊細です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8607.htm
愛らしい薔薇模様のボビンレース、ヴァランシエンヌレースのボーダーです。はっきりしていて緻密なグランドとトワルの部分が均一な点がヴァランシエンヌの特徴です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8610.htm
そして最後はこの画像。この薔薇、実は名古屋の自宅の庭で父が育てている薔薇なのです。 名古屋から上野のカラヴァッジョ展を見に来た母が、わざわざ銀座へ持って来てくれました。せっかく東京に遊びに来てくれたというのに、私達は今日も明日も仕事で（明日の定休日も今週末のフェアの準備で出勤なのです！）、ろくに母と過ごせずにとても残念。唯一、今晩は銀座で一緒にお食事！美味しく嬉しいひとときでした。
今日、調べ物をするためにLibraryのページに掲載しているこちらの書籍Victorian Jewelleryを開いていたところ…ソックリさんを発見！
こちらは19世紀当時のジュエリーメーカー等が発行した数種類のカタログをまとめた書籍で、掲載されているジュエリーの総数は4,000（！）とか。写真が一般的でなかったこの時代、すべてイラストで描かれているのも興味深いです。ご覧になりたい方は、どうぞ銀座のお店でそのようにおっしゃって下さい。きっとあなたがお持ちのジュエリーも掲載されていますよ。
ウッチハートがダブルになったダブルハートのブローチ、掲載されているのはダイヤとルビー、もしくはサファイヤですが、そっくりです。ダブルハートはヴィクトリアンらしいモチーフのひとつですね。
パールとエナメルのウィッチハートのペンダント。（当時はブルーエナメルもあったのですね）こちらはもうそのもの！ちなみにマッピン&ウェッブのカタログに掲載されていました。
当時はバーブローチもあったのですね。掲載されているのはバーブローチですが、丸みのあるエナメルのハートモチーフはそっくり！
1870年代にイギリスの植民地だったオーストラリアでオパール鉱山が見つかったため、ヴィクトリア女王自ら身に着けてセールスしたというオパール。 オパールとダイヤの組合わせは、きっと当時の流行だったのでしょう。
セールの最中ですが、今週末から始まりますアンティークフェアin新宿の前になんとか新しいレースボーダーをホームページにUPすべくただいま作業中です！近日中にUP出来ると思いますので、アンティークフェアin新宿へお越しの方は、是非実物を店頭でご覧になって下さい。 （銀座のお店ではいつでもご覧いただけます。）
今回はブリュッセル・アプリカシオンなどお人形の衣装向きのボーダーが…。実際にギャザーを寄せてみたり、衣装になった姿を想像しながらホームページに掲載するテキストを書いています。
という訳で、近日公開！（笑）どうぞ楽しみにお待ち下さい。
昨日に引き続き、今日は染め花Horryの黒いお花！そして、染め花Horry Online ShopをUPしましたので、どうぞご覧下さい！昨日もお伝えしましたが、今回の染め花Horryのお花のテーマは「白い花、黒い花」。それぞれに魅力的なお花が揃いました。是非、Online Shopで、可能な方は店頭でご覧になって下さい。染め花Horryのお花は、来週末開催されますアンティークフェアin新宿店頭へも持って参ります。
染め花Horryの新たなお花が到着！既に店頭に飾っています。今日はセールの最中ですが、近々ホームページへUP出来るよう、河村が撮影、私はホームページのテキスト書きと手分けして作業しています。
今回、染め花Horryから送られてきたお花のテーマは「白い花、黒い花」。夏向きな白いお花とモノトーンのお洋服にぴったりな黒いお花とのコラボレーションです。新作も色々！染め花Horryファンの方々はどうぞ楽しみにお待ち下さい！白いお花達を奥野ビルの窓辺で撮ってみました。（この画像よりも実物の方がずっと素敵です！）染め花Horryのお花は、来週末開催されますアンティークフェアin新宿店頭へも持って参ります。
ただいま開催中のセールも中盤を迎えました！来週後半は、恒例のアンティークフェアin新宿に出店いたします！こちらのフェア会場でも、引き続きセールを行いますので、お店にいらっしゃることの出来ない方は、どうぞフェア会場へいらして下さい。会場は便利な新宿、新宿の都庁からもすぐの第一生命ビル１Fのスペースセブン・イベント会場です。（新たに届いた染め花Horryのお花も持って参ります！）
沢山のお客様にお目にかかるのも楽しみですし（既に遠方のお客様からご来場の連絡をただいたので、いっそう楽しみです!）、たまにしか会えない仲良しのアンティークディーラーの皆と会えるのも楽しみ。（日本にいてもそれぞれ離れて住んでいるアンティークディーラーの友人とは、買付け中にヨーロッパで会うことの方が頻繁だったりします。）
銀座のショップでのセールは来週火曜日24日まで。それ以降はこちらに場所を移します。インターネットでは月末31日まで開催。遠くにお住まいのお客様は、遠慮無くメール、お電話（tel03-6228-6230）でお問い合せ下さい。
■アンティークフェアin新宿
5月27日（金）～29日（日)
11：00AM～6:00PM（最終日は午後5時まで）
スペースセブン・イベント会場 ハイアットリージェンシー東京/小田急第一生命ビル
・新宿駅 /JR・小田急・京王・地下鉄（徒歩約10分）
・地下鉄大江戸線都庁前駅/E4出口（徒歩約2分）
・地下鉄丸ノ内線西新宿駅/A7出口（徒歩約5分）
（問）アンティークステージ tel 03-3425-5905
アンティークフェアin新宿
入場無料
昨日、コルビジェが設計した上野の国立西洋美術館が世界遺産に登録されましたが、そのニュースを見て、昔、やはりコルビジェが設計したマルセイユのユニテ・ダビタシオンに泊ったことを思い出しました。
1945年に建てられたユニテ・ダビタシオン、今も集合住宅として沢山の人々が生活していますが、その一角がホテルになっていて、泊ることも出来るのです。（マルセイユの人々はユニテ・ダビタシオンのことを「コルビジェ」と呼んでいるとか。）南仏に買付けに行ったついでにマルセイユに立ち寄り、建築好きの河村があらかじめ予約しておいたここへ泊りました。
思い出すのは、お部屋のテラスから遠くに紺碧の地中海が見え、気持ちの良い風が吹いていたこと。集合住宅と同じ作りのお部屋がコンパクトで、ミニマルながらもとても機能的に出来ていて快適だったこと。誰もいない屋上庭園を探検したこと。建物の中にスーパーまであって便利だったこと。その時の「買付け日記」を読んでいたら、また南仏にも行きたくなってしまいました。
