連休は如何お過ごしでしたか?さて、週末にお休みをいただいて金沢・能登へ。一泊二日の慌ただしい旅でしたが、ちょうど梅雨も明け、良いお天気の中、お休みを満喫してきました。

21世紀美術館は週末ということもあったのでしょうが、本当にいつも混んでいて「こんな人がいっぱいいる美術館見たことない!」というぐらい地方にあるにもかかわらず成功している稀有な美術館だと思います。そして夏休みに入ったこともあり子供がいっぱい!小さい頃から美術館に親しむなんてとっても素敵なことだと思います。この画像を見ると、皆何だかリラックスしているのがお分りいただけるでしょうか?左端のお父さんは小さな女の子と一緒にゴロンとひと休み中。
実際にこの美術館の成功振りは美術界でもよく知られていて、世界中から使節団が訪れているのだそう。今日もそれと分かる海外からのグループ が案内されていました。

この風景は何?そうです。プールの中から上を覗いた画像。「レアンドロのプール」と呼ばれるレアンドロ・エルリッヒの作品。

上から見るとこんな感じ。実際は、透明のガラスの上に深さ約10センチの水が張られているだけで、ガラスの下は水色の空間。中に入って上を覗くと、本当にプールの中にいるように水が揺らめきます。

SANAA の開放感のある建築だからでしょうか。こんな風にのんびり寝っ転がる子供があちこちにいて微笑ましい光景でした。目的の舟越桂の作品は、今回は彫刻よりもリトグラフやデッサンに惹かれるものが。普段まったくといってもよいほど物欲のない私ですが、人物の頭部を描いた小さなデッサンの作品が欲しくなってしまいました。果たして舟越桂のデッサンって、いったいいくらするんでしょう?いや、デッサンといわずリトグラフでも…。

こちらは今回の金沢のもうひとつの目的、河村お気に入りの「つる幸」のお食事。お夕食はとても手が届きませんが、お昼でしたら私達でも行くことが出来ます!日本中から和食を志す若者が修行にやって来るというつる幸。ブルーチーズやアンチョビなど、まるでフレンチのような素材を使い、様々な趣向を凝らした八寸にはいつも驚かされます。この日のお食事も美味しかった~♪

金沢からまた2時間弱のドライブでやって来ました能登島へ!!和倉温泉からもすぐ、この能登島大橋を渡ればそこが能登島です。

いつもの宿に着いた頃にはすっかり夕暮れ。でも、このお部屋から見える海の景色にはいつもほっとさせられます。もう能登島にはひょっとしたら20回位来ているかも?(笑)ここにやって来るとなぜか「帰ってきた!」という気持ちになるのが不思議です。
元々、学生時代に、ここにあるガラス工房で毎夏何週間もガラスを吹いて過ごしていたのが発端です。朝から3時まで室温40℃以上の工房で吹きガラスの講座を受けた後は、海へ一目散に走っていって海水浴。学生時代の楽しかった夏の思い出です。

パソコンのないここでは久し振りに読書。たった一泊でしたが、夜遅くまでゆっくり読書を楽しみました。

やっぱりここの海は本当に綺麗!先日、神戸でお友達のアンティークディーラー皆と食事をした際、なぜか「お墓」の話になって、私と福岡のソーイング小物を扱うディーラーの男性とは「日本海に散骨!」で意見が合い盛り上がりました。最初は「地中海がいいなぁ。」なんて言ってた私でしたが、「やっぱり日本海もいいよねぇ~。」と意見が一致。いえいえ、骨になる前に老後はこんな海の見えるところに住みたいです。

後ろ髪を引かれる思いで能登島を後にし、ふたたび金沢へ。梅雨明けなのか快晴の空に照りつける日差しが刺すよう。朝顔もあまりの暑さに頼りない感じです。
最後は金沢のひがし茶屋街で。19世紀初期から半ばに建てられた茶屋様式の町家が多く残る一角です。風情がありますね。今回はここでお食事をしてさっさと名古屋へ帰宅。お休みといえども、名古屋から往復700キロ弱の旅。 最近、運転を代わるとすぐに眠くなる私は、このところ助手席が指定席です。結局今回も100キロほど運転しただけで後は河村任せでした。あぁ、また日本海へ行きたいなぁ。
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