ホームページいろいろ

はやいもので明日からもう10月、ようやく涼しくなり、長かった夏も終わりやっと秋の気配ですね。今日はサロンでホームページに手を入れて過ごしました。

　今日、更新したのは12日から始まりますサロンでの新入荷フェアのページとリンクのページです。サロンでのお知らせのページはインヴィテーションカード風に！思い立って画像を作ってみましたら、私にしては良い出来？如何でしょう？まだまだこのサロンのページは、画像や地図を新しいものと入れ替えたり、リニューアルを計画中。折を見て、少しずつ手を入れていきたいと思っています。

　また、リンクのページには、以前買付けの折に訪れたリヨンの織物装飾美術館と、先日お客様から教えていただいたミュールーズ染色美術館のサイト、そして、今回の買付けで久々に訪れた装飾美術館のサイトを掲載しました。リヨンは、パリから十分日帰りできる距離ですし、ミュールーズへの起点となるストラスブールへは、この5月にパリからのTGVが開通し、以前よりもずっと行きやすくなりました。またフランスへお出掛けになる機会があったら是非！途中になっている「買付け日記」もまた明日から更新の予定です。こちらもどうぞお楽しみに！

　そうそう、それと共に、近日中に新入荷のアイテムのUPを予定しております。「更新のお知らせ」メールをご希望で、まだSign Bookへご登録のない方は、Sign Bookまでどうぞ！

♪知らないうちに10万カウントを越えていたのですね。いつもご覧いただいている皆様に感謝！

　

ミュールーズ染色美術館のコレクションのひとつ、1890年代のコットンプリントの下絵。こぼれんばかりの薔薇が美しい！

こちらも同じくミュールーズ染色美術館のコレクション。1910年代のコットンプリントの生地見本。こうした子供柄って本当に数少ないのですよね。買付けでもなかなか巡り会わないもののひとつです。

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「買付け日記」UPしました！今回も少しずつ綴っていきますので、どうぞ気長にお付き合い下さい。

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束の間のお休み

　銀座のギャラリーが終了し、昨日、今日は束の間のお休みをいただきました。昨日は、東京を脱出し、このところ東京の帰りにたびたび訪れている安曇野の温泉へ一泊。今日、名古屋へ帰ってきました。実は、プランタン銀座のフェアをはじめ、もう10年ほど前から、年に数回、東京のお仕事をこなしているのですが、ここ最近、コンクリートジャングルの東京でしばらく過ごすのがなんだか辛くなってしまい（流石に銀座にはあまり緑はありませんからね。）、東京の帰りは信州の美味しい空気を吸って、ひと呼吸というか、ワンクッション置いて名古屋へ帰るのを恒例にしています。

　何年か前までは、プランタンのフェアの搬出を終えたその晩、夜通し徹夜で高速を飛ばし、「明け方近くに自宅に帰る」などという無茶をしていましたが、あれが出来たのも若さ故のこと。最近は私もトシをとったのか、そんな荒技（？）は体力的に無理になり、今では「よくあんなことをやってたよね～。」と呆れながら思い出しています。

　お陰様で、所構わずボコボコになっていた蕁麻疹も薬のせいかすっかり治まり（心配してメールを下さった皆様、ご心配をお掛けしてスミマセン。元気にしております！）、ちゃんと温泉にも浸かることが出来、買付けからフェアまでの疲れもすっかり洗い落としてきました。眼に優しい信州の緑と美味しい空気にストレスなんてどこへやら。今の季節、赤い実をたわわにつけたリンゴ畑の中をドライブし、以前、プロヴァンスのリンゴ畑を車で駆け抜けたことを思い出しながら「なんだかプロヴァンスみたいだね。」なんておしゃべりしながら帰ってきました。

　こうやってお休みを取るのも大切なこと。「またこれから頑張ろう！」という意欲が湧いてくるから不思議。そんな訳で、自分の体力と相談しながら明日からも頑張ります！

旧安曇野郡三郷村にあるこの温泉にはもう何回泊まったことでしょう。小高い丘の上からリンゴ畑や松本の街が一望出来て、とても気持ちが良いのです。向こうに見える山々は美ヶ原高原です。

看板の上にリスがちょこんと乗っているのが可愛い「安曇野パン工房るんびに」は天然酵母のパンが有名な森の中のパン屋さん。パンが焼ける時間になると、どこからともなく沢山の人が車で続々とパンを買いにやって来ます。安曇野を訪れるたび、ここへパンを買いに行くのを楽しみにしています。どのパンももっちりしていて美味しいのですが、私はここのリンゴパンがお気に入りです。

信州と飛騨をつなぐ安房トンネルを越え、上高地にも程近い飛騨のほおのき平のコスモス園へ。気温は11℃、昨日の東京の32℃の暑さを思い出し、「信じられな～い！」スキー場に植えられた沢山のコスモスが冷たい風の中揺れていました。帰りはこのまま山を下り、高山へ。高山経由で帰ってきました。

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昔々のお話

　ようやく銀座でのフェアも終了、会場まで足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。今回は、いつものデパートでのフェアや骨董祭と違って、ゆっくり会場でお茶を飲んでいただいたり、お話し出来たりと、いつもとは違う雰囲気でお客様の皆様をお迎えすることが出来、実り多い一週間でした。

　さて、ホテルのある晴海から毎日ギャラリーのある銀座へ通ううち、連日バスを降りて銀座のあづま通りを通り抜け、それからみゆき通りをまっすぐ歩いていたのですが…あづま通りに軒を連ねる美しい着物の並ぶ呉服屋さんのウィンドウを眺めるうち、祖父母のことを思い出しました。

　私の母方の祖父母は、私がまだ物心がつかなかった幼い子供のうちにそれぞれ他界していますが、母からは、亡くなった祖父母の話をそれとなく聞かされて育ちました。母も、母の姉にあたる伯母も、祖父母にとって40過ぎてからの遅い子供でしたから、祖父も祖母も明治生まれ、ふたりが結婚したのは大正時代、しかも当時はまだ珍しい恋愛結婚だったのだそうです。

　「一旗揚げよう！」と名古屋へやって来たに違いない祖父は坂本龍馬で有名な土佐の高知の出身、裕福な造り酒屋の娘に生まれたにもかかわらず、実家の没落で名古屋へやって来た祖母は金沢の出身。それぞれ海の近くで生まれ育ち、同じように魚が好きだったにもかかわらず、日本海の白身の魚を食べて育った祖母は「太平洋の魚は品がない。」と言って、土佐のカツオなどを好む祖父としょっちゅう喧嘩になっていたというエピソードも今となっては笑い話のようです。

　そんな祖父と祖母の間では、祖父が仕事で東京にいくたびに祖母にお土産として買ってくる帯揚げや帯締めなどの和装小物を巡って、「この趣味はあまりにも粋すぎる。きっと東京のいい人（この場合は馴染みの芸者さんを指します。）に選んで貰ったに違いない。」と祖母の気に入らなかったのだとか。

　商談といえば芸者さんのいるお座敷が当たり前だった時代、土佐出身で気っぷが良く、まったく血のつながりのない芸者さんの息子のことを、「俺の息子だから宜しく頼む。」と言って、知り合いの会社に就職の世話をしていたような、そんな男らしい祖父だったので、たいそうお姐さん連にモテたのでしょう。あづま通りに並ぶ昔ながらの呉服屋さんを眺めながら、祖父が祖母のために和装小物を選ぶ姿をふと想像してしまいました。

　もし生きていたらふたりともとうに100歳は越えていますが、セピア色の写真の中の若かりし頃の祖父はなかなかのいい男で、祖母が芸者のお姐さん達に嫉妬していたのもちょっぴり納得。今では微笑ましく思えるのんびりした時代の昔々のエピソードです。

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あと一日

　今回開催のニューアライバルフェアも明日一日を残すのみ。どこか私自身もほっとした部分があったのでしょうか、なんと夕べから体中に蕁麻疹が！今朝はまだ暗いうちから猛烈な痒みで目が覚め、体中はボツボツというかボコボコ、それを指でなぞりながら半狂乱になってしまいました。（涙）

　日頃丈夫なだけが取り柄の私ですが、実は、先日買付けに行く前日も同様な症状が出て、ほとんど一睡も出来ず、翌朝皮膚科で薬を処方して貰い、しばらくはかろうじて薬で抑えていたのですが、どうもまだ完治には至っていなかったようで、薬が無くなったここ数日は「ちょっぴりヤバイかも。」という状態、身体が暖まる夕食後や入浴後が鬼門となっていたのでした。

　ホテルから一番近い皮膚科をネットで探し出し、出勤前に寄ってみようと思ったのですが（こんなこともさほど珍しいことではないので、常に健康保険証は出張先にも持参しています。）、運悪く水曜休診、仕方なく薬局で売薬を調達（イケメンの若いお兄さんが親切に対応してくれて、ちょっぴり慰められました。）、睡眠不足の身体のだるさは治らないものの、なんとか身体からボツボツは消え、ほっとしたのでした。

　「こんなことに負けてはおれん！」と思いつつ、痒さって本当に辛いですね。アトピー性皮膚炎の方の日頃のご苦労を想像しつつ、親近感が湧いてしまったのでした。とりあえず、現在は元気にしておりますので、どうぞご心配なく。明日一日頑張ります！

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ローズカットダイヤのペンダント

　「今週のおすすめ」コーナーにも掲載しましたローズカットのペンダント（実際はブローチにもなった2ウィイタイプ）ですが、実は、今回のニューアライバルフェアの会場で実際に私自身が着けてみたら、思いの外良かったので…。もちろん良いと思ったからわざわざ買付けてきた訳ですが、ガラスケースの中に置いておくよりも実際に着けた方が、ローズカットダイヤの渋い光方が美しく、断然素敵！

　昨日の私は、黒いパンツに、黒いキャミソールとカットソーとクロづくめ、割りとカジュアルなスタイルをしていたのですが、チェーンではなく、黒いリボンで首に着けると、「思ってたよりもずっといい！」リボンのボウ（蝶々結び）の形がもっと甘い感じかと思っていたら、実際は全然違って辛口な感じ。揺れるバロックパールがなかなか上品です。

　お客様にはいつも「リングでも何でも、ジュエリーは実際に着けていただかないと感じが分かりませんから。」なんて偉そうに行っている癖に、私自身が目からウロコの出来事でした。さぁ明日も、銀座アンティークギャラリーのスペースでお待ちしています。

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ニューアライバルフェア開催中

　昨日から始まりました銀座でのニューアライバルフェア、「皆様、来てくださるかしら？」という私達の心配をよそに、連日沢山のお客様にお越しいただき、盛り上がっております！今回は、会場の一角に椅子とテーブルが置かれ、お茶を飲んでいただけるスペースがあるので、知らないお客様同士でも、アンティークという共通の話題で笑い声が絶えません。まるで、名古屋のサロンのスペースがそのまま東京へお引越してきたようで、今までなかなかお話する機会のなかったお客様とも落ち着いてお話が出来、また、ゆっくり座って商品をお選びいただくことも出来るので、今回こちらの銀座アンティークギャラリーのスペースをお借りすることが出来て本当に良かったなぁ、と思っています。

　こうしていらしてくださった皆様とじっくりお話をすると、様々なお仕事、様々な環境の方がいらっしゃって、「でもみんなアンティークでつながっている。」ということをとても強く感じます。アンティークのおリボンを片手にお客様が、「これでとても癒されるのよね。」と言ってくださると、このリボンをフランスから連れて来て本当に良かったなぁ、と思わずにはいられません。

　さぁ、会期はやっと二日目が終了したところ。銀座までお出掛けの際は、是非お立ち寄りください。

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銀座です！

　明日からのニューアライバルフェアのため、今日は朝8時に自宅のある名古屋を出発、東名高速を東へひた走り、首都高の激しい渋滞を越え、午後1時過ぎに銀座へ到着しました。

　銀座アンティークギャラリーに商品を搬入し、そのまま夜8時過ぎまで飾り付け。新入荷してすぐのフェアは、ひとつひとつ考えながらディスプレイをしていくため、とても時間がかかります。どうしたらより可愛く見えるか、素敵に見えるか、ああしてみたり、こうしてみたり、ひっくり返してみたり（笑）…。今回はレースも二ケース分にディスプレイし、ゆったり広げてなかなか豪華な雰囲気です。また、ギャラリーの一角にはテーブルと椅子も用意されているので、ゆっくり座って選んでいただいたり、お茶を飲んでいただくこともできます。

　そんな訳で、ようやく先程いつも東京で宿泊しているホテルにたどり着きました。「あぁ、今日一日長かった！」明日はどなたが来てくださるかしら？どうぞ沢山の方がいらしてくださいますように。皆様のお越しをお待ちしております。

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準備完了！

　果たして本当に間に合うのか？と心配していた明後日からのニューアライバルフェアのための新入荷の整理ですが、やっとの事でめでたく本日完了！磨いたり、洗ったり、様々なものをきれいにし、袋詰めし、お値段を付けて…。いつも買付けから戻ってしばらくは、時差ボケで使い物にならない私ですが、今回は不思議と時差ボケとは無縁。せっせと作業に励み、「やれば出来るじゃん！」お陰様で何とか間に合わせることが出来ました。

　明日は朝から東京へ。午後は会場となる銀座アンティークギャラリーで、搬入と飾り付けの予定です。こちらのギャラリーには何度か遊びに行ったことはあるものの、フェアを開催するのは初めてのこと。新入荷に囲まれた楽しい6日間にしたいと思っています。銀座にお越しの際はどうぞ遊びにいらしてくださいね。

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エッフェル塔ドイリー

　今日もアンティークの山に囲まれながら、終日サロンでせっせと作業をこなしています。

　さて、私がエッフェル塔グッズが好きで、スーヴェニールの小さなエッフェル塔やエッフェル塔のスノードームを集めていることは以前にもお知らせしたことがありましたが、今回入手したのは…これはすごい！！アンティークレースの「エッフェル塔ドイリー」です！

　この「エッフェル塔ドイリー」を入手したのは、以前仲良しのフランスのディーラーに「私、実はエッフェル塔グッズが好きで、色々コレクションしているのよ。」とそれとはなく話したのがきっかけ。私がいつもピンクのシルクや繊細なレースなど、スウィートなテイストを愛好し、買付けていくのをよ～く知っている彼女は、「へ～！それって意外だわ～。」と言っていたのですが、今回様々なものを買付けた後、「ハイ、これはあなたへのプレゼント！」と言って、このドイリーを渡してくれました。

　周りのレースの雰囲気（プリンセスレース）からいって、ひょっとしたらベルギーで作られたものかも。19世紀のパリ万博の折にでも作られたものでしょうか。「え～！？こんなものがあるのねぇ？」と嬉しいやら感心するやら。

　長年付き合いのあるディーラーからは、こんなふうにたびたび、「あなたにぴったりでしょ。これはプレゼントよ！」とエンジェル柄のボーダーをいただいたり、可愛いシルクの端布をいただいたりすることもあり、それらは商品とは別に私の引き出しの中に大切にしまってあるのですが、今回も私のツボを押さえたとっても嬉しいサプライズ。

　今回いただいたこの「エッフェル塔ドイリー」、額装して私のエッフェル塔コレクション達と一緒に飾ろうかな、とただいま思案中です。

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レースのお手入れ

　銀座でのフェアまであと僅か、いつもでしたら買付けから戻ってすぐのこの時期、時差ボケに苦しんでいるはずなのですが、今回はフェアを直前に控えた緊張感からか（？）、ほとんど時差ボケの気配もなくいたって元気！連日新入荷の整理に追われています。一昨日はジュエリー、昨日はソーイング、そして今日はレースと、毎日アイテムを決めて仕入れてきたもののお手入れに余念がありません。

　今日は、レースの山に囲まれてせっせとアイロン掛けと値段付け。それぞれを整理をしていると、ひとつひとつ買付けたシーンが思い出され、思わず手が止まってしまいます。今日も、非常に古い貴重なラペットを眺めながら、「あぁ、なんて手が込んでいるんだろう！！」とか、シルクのベビードレスに蒸気を当てながら「あぁ、なんて可愛いんだろう！！」とか声に出してひとりで感動していて、隣で作業をする河村に呆れられていました。（でもどれも本当に素敵なのですよ！）

　こんなひとときにとても幸せを感じています。

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