楽しかった夏休みから戻ると一転して秋の空。なんだか少し切なくなるような秋の風ですね。
お陰様で、4日間の夏休みをいただき、身も心もリフレッシュし、戻って参りました!本当に夏休みを満喫した四日間で、「仕事をしていくうえで、お休みって大切!」と実感して今日から仕事に戻りました。
今回訪れたのは金沢と、能登半島に浮かぶ能登島。美術館三昧、読書三昧、そして「ここは竜宮城か?」とまごうような美味しい海産物三昧、そのうえ祖母のお墓参りまでし、挙げ句の果てには浮き輪をget しての海水浴三昧、という盛り沢山の旅でした。今回の旅の様子を画像とともにお送りいたします。
今回の目的の一つ金沢21世紀美術館。この美術館の特徴は、何より妹島和世と西沢立衛による建築の空間構成の美しいこと。どこをとっても絵になる美術館、円形の美術館の周囲をぐるりと囲むガラスが室内の明るさを際だたせています。
きっちりしたパースの回廊とグリーンの壁。壁面緑化を上手く取り入れた美しいデザインです。
これも美術館での一コマ。このお気楽なおじさんは誰でしょう?このペイントのローリングチェアーはそれはそれはジョイフル。揺れているだけで、ご機嫌になってしまう椅子でした。
金沢の新竪町商店街を歩いていて見つけた古い医院。この新竪町商店街、古美術商や個性的な雑貨店がひっそりと軒を連ねる興味深い通り。アンティーク屋さんを冷やかしたり、静かなブティックを覗いたり、散策の楽しい通りでした。
こちらは能登半島の付け根、かほく市に出来た安藤忠雄による石川県西田幾多郎記念哲学館。哲学者西田幾多郎には全く興味がなく(苦笑)、安藤忠雄の建築だけ見に来た私たち。要塞のような建物に、ちょっと期待はずれ。さっさと海水浴へ。
金沢中を(?)探しあぐねてやっとみつけた浮き輪。デパートのおもちゃ売り場の片隅で仕舞われるのを待つばかりになっているところを発見!50%オフでした。迷うことなく、私はウサギのミッフィーちゃん柄、河村はド派手なハイビスカス柄をget!久しぶりの海水浴(海水浴というよりただただ浮き輪にすがって、ぼーっと鼻歌交じりで浮かんでいるだけ、というのが正直なところ。)、あまりの気持ちの良さに、日焼けを怖がることなく二人とも真っ黒になって帰ってきてしまいました。
能登島へ到着。実は…白状しますと、今まで10回を下らないくらい来ているのですが、何度来てもここの海の美しさには感動します。本当に宝石のサファイヤからエメラルドまでをグラデーションにしたような海の色なのです。能登島にあるのは、海と満天の星空だけ。島の中にはお店もほとんどないのです。そんな何もないことがお気に入りの理由かもしれません。
ホテルのお部屋からの眺め。今回能登島で泊まったのは、島で唯一「ホテル」という名の付く「島の小さなホテルウィンズ」。部屋からも海の見えるロケーションに心和んでしまいます。お料理はどれも「美味しい!」の一言。
島の高台の上に建てられている能登島ガラス美術館。美術館の展示物もさることながら、景色も絶景なのです。今回はレースガラスの展示中。アンティークのレースガラスも並べられていて、とても繊細なレース模様に「今度、こんなのも仕入れたいよね!」
能登島から橋を渡り、七尾の街にある石川県立七尾美術館へ。ちょうど岡本太郎展の開催中。河村は“太陽の塔フリーク”、私は19歳でパリに留学した岡本太郎の生き方に興味あり。いつの時代になってもちっとも古びない岡本太郎の作品のエネルギーに圧倒されます。
七尾の街を歩いていて見つけた可愛い建物。きっとその昔は文房具のお店だったのかも。壁面に付けられた万年筆のデコレーションと同じく万年筆の形をかたどった窓の形に注目!
焼けることも恐れずに、連日海水浴してしまった私達。能登島からの帰り道、8kmもの砂浜がそのまま国道(!)になっている「なぎさドライブウェイ」へ。そして、この海岸でまたもや海水浴。あの波打ち際の砂を裸足で歩く感触って、何ともいえず気持ち良いのです。
*アンティークショップ検索エンジン・ジャパンアンティークネットの「アンティークコラム」に掲載されました。お時間があるときに、どうぞ覗いてみてください。
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