さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

ボワシエの紅茶

2008-02-17 | 

      20080217_4              

 買付けまであともう少し、先日のブログでもご紹介しましたトロワの他に今回はもう一つ楽しみにしているものが…。そう、それは16区にある老舗のショコラティエBoissier(ボワシエ)へ足を運ぶこと。ボワシエといえば、昨年の秋にオープンした日本橋大丸にオープンし、日本でも話題になりましたが、そこはやはり本店へ。パリの16区は高級住宅街としても知られていますが、私達には普段なかなか縁のないカルティエ。ブローニュの森の側ですから、私達がいつも滞在している6区からは決して近くはないのですが、買付けの合間を縫って、是非この可愛い紅茶缶を自分用にgetしたいと思っています。(きっと日本橋大丸でも入手できるのでしょうけれどね。)

 エンジェルの紅茶缶も可愛いのですが、180周年を迎える今年、限定発売されたボワシエの昔のパッケージの復刻版も可愛い!(どんな缶だかご覧になりたい方はボワシエのホームページをご覧下さいね。)このパッケージの缶、私が思うに、たぶんボン・マルシェカードを手がけたのと同じイラストレーターの手によるもの、19世紀の雰囲気たっぷりです。ショップに足を踏み入れたら、際限無く様々なものが欲しくなってしまいそうで怖いです。

 日本橋大丸では、大きなサロン・ド・テも出来、とても立派なショップのようですが、たぶんパリの本店はそれとは違ったもう少し素朴な雰囲気なのでは?パリではマダムとムッシュウがやっている素朴な、でもとても美味しいパティスリーが、日本へ出店すると、大規模で立派なショップになってしまうことになんだかいつも違和感を覚えてしまいます。パリと日本、遠く離れていれば仕方のないことかもしれませんが、お菓子の味自体、決して同じとは思えないことも…。同じく雑誌のお洒落なショップを紹介しただけのパリ特集にも、「う~ん、実際のパリはこんな風じゃないんだけど…。」なんて思ってしまうこともたびたびです。

 そういえば、昔、パリのリヴォリ通りにあるアンジェリーナのサロン・ド・テでひとりでお茶をしたのですが、あの有名なモンブランをひとつ食べる途中で(日本のアンジェリーナのモンブランはパリのハーフサイズ、パリで食べるモンブランはあの倍のサイズです。しかも、甘い!)、あまりの甘さに頭が痛くなり、甘さを緩和させるためにポットのコーヒーをガブ飲みした挙げ句、気分が悪くなった甘くない思い出があります。(笑)

 また実際に行ってきましたら「買付け日記」でもご報告しますね。

*エンジェルコレクションのホームページへ

*新着のカードページへ

*新着商品をUPの予定です。「更新のお知らせ」メールをご希望の方はSign Bookへご登録下さい。


最新の画像もっと見る