今更ですが、今日もお客様にポルトガルのことを尋ねられたので、忘れないうちに。今回のリスボンの旅は、買付け抜きの観光だけ!普段、ヨーロッパでは、買付けだけですべての物欲が昇華されるためか、滅多に自分の買い物はしないのですが、今回は別!美術館がお休みの日は、ちょっぴりショッピングへ出掛けました。
まずは、ポルトガルの旅の大先輩に当たる目黒通りで雑貨店を営むお友達、お洒落マダムご紹介の老舗キャンドル専門店へ。1789年、フランス革命の始まった日に創業というここで素敵キャンドルを調達!(撮影禁止のこのお店、おずおずマダムにお願いすると、「内緒よ。」と許してくれました。)
そして、手袋フェチの私が、今回最も楽しみにしていたのが、同じく老舗の手袋専門店。思わず、深い紫と黒の色違いの2点を買ってしまい、「こんなに手袋ばかり買って良いのだろうか?」と自問自答しながら反省。(家の引き出しの中には未使用の手袋がまだまだ眠っているので…。)もう手袋コレクターの領域かも?でも、上質な滑らかな質感の革手袋は心が踊ります。本当に小さな間口のお店で、マダムが丁寧に接客。(サイズのある手袋は絶対試着が必要!小さなクッションの上に肘をのせてマダムに出していただいた手袋を試着します。)お店の壁の手袋のオブジェも興味深いです。
観光客に大人気、「観光ルート」と言っても良い28番のトラム。リスボンは急坂が多く非常に高低差のある街なので(一日の終わりにiPhoneの万歩計をチェックすると、歩数と共に上がった階数も表示されるのですが、連日「24階」とかでした!)トラムやケーブルカーは必須です。今回は3daysチケットを入手し、どこでもトラムで行っていました。このトラム、内装が木造でとても可愛いのです。
こちらも28番のトラムで出掛けたポルタスドソル広場の展望台。目の前に、大西洋につながるテージョ川が広がり、世界中どこへでも行けるような気がしてきます。大きな客船も停泊。船の旅、憧れます。10月のリスボンは毎日20℃以上で暑いほど。夏の気温は軽く30℃を越えるのではないでしょうか。たぶん真夏にはシエスタ必須だと思われます。