さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

早春の瀬戸

2011-03-27 | 日常生活

 今日は日曜日。私達には定休日というものが無く、日曜日がお休みという訳ではありませんが、お客様へ荷物の発送のためクロネコヤマトに車で出掛けたのがきっかけで、春先の日差しに誘われてそのままトンズラ。お昼もとうに過ぎた午後3時過ぎから、名古屋の北東「せともの」で有名な瀬戸の街まで出掛けてしまいました。名古屋からも程近い瀬戸の街ですが、河村が名古屋にやってきて八年、一度も連れて行ったことがなかったのです。

 瀬戸は10世紀から焼き物作りが始まったといわれる古い街で、21世紀の現在でも沢山の焼き物屋さんが軒を連ね、焼き物の街としての面目を保っています。「古いアーケード街フリーク」の私達はこちらの商店街を散策。そこはかとない寂れ具合がいい感じ、どこかタイムトリップしたような気分になりました。

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こんなアーケードがゆるゆると続いていて、なんだかのんびりした気分になります。

20110327b

今日のヒット。アーケード街の中に閉店してしまった写真館を発見。この「原田写眞館」、両側のウィンドウの壁面は、まるでステンドグラスのように組み合わされた色の付いた質感のあるザラメガラス。 表側に張られたタイルも味わいがあります。この建具の感じは昭和初期かしら?きっと当時はとってもハイカラで、様々な人が写真を撮りに来たことでしょう。

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