新入荷フェアを前に、台風で大雨の夕方、まずはすべての整理の終ったジュエリーだけをディスプレイ。実は今回、パリの生地屋街で、ダマスク織りの素敵な生地を調達。早速、今までの黒のベルベットの替わりにジュエリーの下に敷いてみました。花柄の地模様が織り出されたボルドーの生地です。
前々からガラスケースの中の黒いベルベットの暗い雰囲気が気になっていて、今回の買付けでは「モンマルトルの生地屋街で絶対何かを調達!」と目論んでいたのですが、大きな生地屋さんの上から下までさまよった挙げ句、自分達のイメージにぴったりの生地が見つかり大満足!これならお店の壁の色とも調和しそうです。
やっぱりフランスの生地の色合いって、日本の物とは全然違いますね。シルクのデリケートな色合の品揃えに感動し、今回初めてこの辺りを訪れた河村も、沢山のトワル・ド・ジュイに歓声を上げ、「フランスの生地屋さんってなんて楽しい!」と生地屋街に開眼したようです。
このボルドーの生地、少し余りが出たので、お店の椅子のためにクションでも作ってみようかと思っていますが、「せっかくだから凝ったブレードやタッセルが付けたいなぁ。」と夢は膨らむばかり。材料の調達にまた時間がかかりそうです。