昨日、プランタン銀座の店頭におうちからこ小さなブーケを持って来てくださったのは、アンティークバザールの下の階にあるシビラのショップにお勤めのお客様。私達がひそかに“シビラちゃん”と呼んでいるチャーミングな彼女、お休みの日には千葉にある「草ぶえの丘バラ園」にボランティアとして薔薇のお世話に通う素敵な女性です。
このパンジーにすずらんがあしらわれた小さなブーケ、思わず「もうすずらん、咲いているんですね!」と声をあげてしまいました。それからというもの、店頭にあったすずらんのカードと見比べ、あまりの可愛さにため息。すずらんは、フランスでは「聖母マリアの涙」と呼ばれるお花で、5月1日のすずらん祭りの日には互いにすずらんの小さなブーケを送りあう習慣があります。(だからフランスのカードにはグリーティングのためにすずらんのカードがあるのです。)
そんな訳で、先日のイースターに続き、今日はすずらん三昧を!
バスケットいっぱいに盛られた沢山のすずらん。“Heureuse Annee(幸福な年)”これはすずらん柄には珍しく新年のお祝いのカード。
“Souvenir de Printemps(春の記念)”の文字からグリーティングカードであったことが分かります。
オーソドックスだけど一番すずらんらしいカード。ブルーのリボンもお洒落です。
こちらも同じく「五月の記念」ですね。
上のカードと同じく、このレースとすずらんのシリーズはロマンティック!
描き手によってもずいぶんすずらんの表現が違ってきますね。
“Saint-Dizier”はパリから西へ200キロほど、シャンパーニュ地方の小さな都市です。きっとスーヴェニールとして売られていたカードなのでしょう。トリコロールのリボンがフランスらしい。
新入荷のソーイングをUPしました!