パリ最後の昨晩は、こちらのお友達と夕ごはんのお約束。午後7時に約束し、周囲の煙に「なんだかキナ臭いね。5区の方で火事かもね。」と話しながら食事をしていると、ノートル・ダムの火災の一報が!帰りにその現場を通り過ぎて、思わず涙が。
こちらに来ると毎日のようにバスの車窓から「なんて美しいんだろう。」と眺めていたノートル・ダムが…。裏側の10世紀からの尖塔が焼け落ちたそうで、周囲のフランス人達は鎮魂歌のように賛美歌を合唱。
こんな現実があるなんて、あまりの出来事にたまらない気待ちです。どんな物も永久に存在する物は無いのだと悲しい気持ちでいっぱいです。再建には20年以上かかるとか。果たして自分が生きているうちにその姿を見る事は出来るのでしょうか。
今日は傷心のままベルギーへ向かいます。