お店のバッフェにかけたロザリン・ペルレの襟。19世紀のボビンレースの中でも、私のお気に入りがこのロザリン・ペルレ。文字通り、薔薇をかたどったボビンレースで、薔薇のお花の中央にはニードルで作った小さな真珠（パール）が付けられていて、とても可憐なレースなのです！
このハンガーには、L-102-12の襟とL-103-12の襟の2枚を掛けて飾り、いっそう豪華に見えます。（ダイヤ型のタッセルは、昔パリのオデオンにあったタッセル専門店の物です。）模様と模様をつなぐ細いバーに付けられたピコットも非常に繊細。ボビンレースを教えていらっしゃる先生のお話では、ボビンレースはもちろんのことですが、このパールをボタンホールステッチで一つ一つ作るのがとても大変だ、とのこと。（サイズ、雰囲気を揃えて、膨大な数のパールを作る労力といったら…。確かにそうかもしれません。）そんなことにも思いを馳せながらこの愛らしいレースをご覧いただきたいです。
エンジェルコレクションの名古屋のサロン、4月のLe Salon des Rêves サロン デ レーヴでは、お馴染みのarmarium（アルマリウム）神田千夏さんと名古屋のジュエリーデザイナーATing（エイティング）の滝上文音さんのおふたりのデザイナーによるジュエリー、アクセサリー展を開催。ご予約優先で、ゆっくりデザイナーとお話ししながら、安心してお買い物をお楽しみいただけます。（ご予約をしていない方もお越しいただけます。）
今回は、ジュエリー、アクセサリーの個別オーダーの受注も！そしてデザイナー２人が海外買い付けなどで長年集めてきた、ヴィンテージ素材や雑貨などを販売する「プチ・マルシェ」もオープン！ご予約方法、詳細はどうぞ特設サイトをご覧下さい。
私達のサロンが、皆の「夢を叶える場所」としてお使いいただけるのが嬉しいです！どうぞご予約のうえ、お立ち寄り下さい。
■armarium × ATing JOINT EXHIBITION
～アルマリウム × エイティング ダブルA展～
4月14日(木)～18日(月)
12:00～18:00（最終日は17:00まで）
★特設サイトはこちら***
新着の観音開きのジュエリーボックスの短い動画を作ってみましたのでご覧下さい。フランスのシルクベルベット製ジュエリーボックスは私のお気に入りアイテムで、今までも様々な色や形の物を取り扱ってきましたが、こちらは初めてとなる観音開きのジュエリーボックスです。（扉を開いた場所にはミラーやヘアブラシを入れていたようです。）
上の留め金外して扉を開けると、両側の扉の裏側にはオーバルのミラーが付いていて、内側も紅いシルク張りになっています。下側にはジュエリーやソーイングツールを入れたと思われる引き出しが付いていて、実際に開けることが出来ます。扉に付けられている実もののメタル製デコレーションもポイント、何かしらディスプレイにお使いいただくとリュクスな雰囲気で、お人形のディスプレイにもおすすめです。
昨晩の地震、怖かったですね！皆様、大丈夫でしたか？私の住む都内では地震と共に停電で、都会の真ん中にもかかわらず一瞬のうちに真っ暗になり、久々にドキドキしてしまいました。（2時間ぐらい後でしょうか、また一瞬のうちに明かりが灯り、本当にほっとしました。インフラ整備に働いて下さっている皆様に感謝！）このまま余震がないことを祈るばかりです。
さて、こちらはシルク織物で有名なリヨン製と思われる織り生地の数々。昔の生地の特徴で巾は50cm程度、地模様に美しい花柄の織り生地、華やかな色合いで光沢も美しく、どれも状態の良い生地ばかりです。こちらは在庫のほんの一部、他にも様々なシルク生地が入荷しておりますので、どうぞ店頭でご覧下さい。
お休みの今日は、染井吉野よりひと足先に、上野へ大彼岸桜を見に、お出掛けしてきました。
染井吉野よりも濃いピンクが可愛らしく、お花が少しだけ小さめ。もう春がきたことに、まだ気持ちがついていかなかった昨今ですが、暖かい空気と綺麗なお花に、すっかり春になったことを感じました｡染井吉野が咲くまで、あと二週間ほどでしょうか。ようやく春の訪れ、待ち遠しいですね。
明日からお店に戻ります。春を感じにどうぞお店へいらして下さい。
実は、一昨日夕方から昨日まで三回目のワクチン接種のため、住民票のある名古屋に戻っておりました。私が留守中にお越しいただきましたお客様、せっかくお越しいただきましたのに、お目にかかれず、大変申し訳ありませんでした。
まだ接種券が到着しておらず、東京の病院ではどこも打っていただくことが出来なかったため、仕方なく名古屋の家の近所のクリニックにお願いし（喘息の持病があるので、住民票がある名古屋でしたら、早めに打っていただくことが可能でした。）、お陰様で三回目の接種完了。クリニックの看護師さんには、イレギュラーな接種にもかかわらずとても親切にしていただき、「こんな時に」とありがたい気持ちでいっぱいになりました。
そして、せっかく名古屋に帰ったので、二泊はして帰ろうと思っておりましたら、両親から「明日熱が出るから、早く東京に戻った方がいい！」と無理矢理（笑）名古屋から送り出されました。また4月には名古屋でのフェアも計画しておりますので、再び名古屋に帰るのが楽しみです。
名古屋は東京よりも暖かくて、梅や桃のお花が満開！東京よりも一足早く春を味わってきた感じです。このイエローリボンのガラスボックスの上には桜か林檎でしょうか、バラ科の樹木のお花を。桜が咲くのが待ち遠しいですね。
ちょっと面白いボビンのレースボーダーが入荷しました！聖母マリアの花として知られる百合の紋章フルール・ド・リスは「愛」「創造」「権威」の象徴。こちらは百合の紋章のボーダーセットです。フランス王家の紋章やブルゴーニュ公国の紋章として知られる百合の紋章。エンジェルコレクションのレースの中には百合の紋章のハンカチがありますが、このホワイトワークのハンカチの縁を飾るレースと同様、ダイヤ形のグランドが特徴のヴァランシエンヌレースです。どちらも50数cmですので、元々はサンプルだったのかもしれません。
動物柄は探していらっしゃる方が多いモチーフですが、こちらはなんと「イソップ寓話」がテーマになったポワン・ド・パリのボーダーです。「イソップ寓話」の中でも、こちらは「からすときつね」のお話。肉を咥えたカラスがキツネにおべっかを使われていい気になり、「きっと綺麗な声をしているんだろうなあ。声を聞いてみたいなぁ。」と言われて、思わず「カー！」と鳴いて、肉を落とし、それはキツネの口の中へ…というお話です。よく見ると、からすが口ばしに肉を咥えているように見えませんか？なんとも興味深いレースです。
お休みの日は、しばらく前から気になっていた上野の国立科学博物館の特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」展に行ってきました！コロナ禍になってから大きな展示会は皆予約制になりましたが、こちらもサイトから予約する仕組みになっています。行くことを決めて、電車に乗る前に携帯から予約をして、すんなり予約完了。（携帯からクレジットカード決済で予約します。）
私達は午後2時頃出掛けたのですが、若い方を中心に物凄く混んでいたので（昨今のパワーストーンブームのせいでしょうか？）、お出掛けは午前中か午後遅めの時間がおすすめです。そして、今回の目的は石そのものより（とはいえ、このアメシストドームは人間の身長よりもずっと大きいのです。）、有数なアンティークジュエリーコレクションの展示を見ること！今回は、著名なアンティークジュエリーコレクションが見られるとのことで、そちらを楽しみにしていたのです。
それはもう、由来のはっきりした素晴らしいティアラやパリュールの数々に感動！（そちらのコーナーは残念ながら撮影不可でした。）海外の美術館の収蔵品に負けないコレクションに興奮状態でした。ただし、ガラスケースからジュエリーの距離が遠く、持っていった虫眼鏡形のルーペはまったく役に立ちませんでした。もっと近くで細かいところまで見たかったです！
そして、買おうと思っていた図録は、ミュージアムショップのどこを探しても無く、仕方なく買えずに帰って来たのですが、帰ってサイトを見直すと4月に入ってから発売されるのだとか。現地で予約も出来るそうなので、図録が欲しい方は是非予約をして帰って来て下さいね。
昨日、掲載しましたパリのお花屋さんで手に入れたスミレのブーケ。スマートフォンの沢山の画像の中から探し出しました！長年滞在しているオデオンのホテルのすぐ側、素敵なお花屋さんのウィンドウに春になるといつも飾られているスミレのブーケ。また自由に旅出来るようになりましたら、是非こちらのお花屋さんにも！私も早くパリに行きたいです！
