さかざきが綴る「アンティークな日々」

エンジェルコレクション
〒104-0061東京都中央区銀座1-9-8奥野ビル208号
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phone 03-6228-6230
営業時間:12:00～19:00
定休日:水曜日
アポイントメントのみ:火曜日（事前にお電話・こちらからお気軽にお問合せ下さい。）
※買付けや催事出店等で臨時にお休みをいただくこともございます。ショップ営業日はHPでご確認下さい。
※ご来店は事前にアポイントメントいただくのがおすすめです。

「素晴らしき時代マーケット」いよいよ明後日から開催！

2023-09-04 | フェア

　阪急うめだ本店「素晴らしき時代マーケット」、いよいよ明後日からに迫りました！明日は早朝から大阪に出掛け、終日館内で飾り付けです。（今回のブースは【柱番号4番】、セピアノートさんの後ろ側です。2枚目の画像でチェックして下さいね。）

　今回は、私達が入居している銀座奧野ビルから、なんと5軒のアンティークショップが出店いたします。まだ暑い最中ですが、どうぞ会いにいらして下さいませ。関西の皆様にお会い出来ますのを楽しみにいたしております。

詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/schedule.htm

ホームページにUPしたレースの中から

2023-09-03 | アンティーク

　先日ホームページにUPしましたレースの中から、19世紀のベルギー製レース、ポワン・ドヴヴニーズの襟をチョイスしました。ヴニーズ」とはフランス語で「ヴェネチア」の意。名前は「ポワン・ド・ヴニーズ」ですが、お花模様の花芯部分の立体的なパールの細工やハンドによるネットの細工、お花や葉っぱの表現は同じくベルギーのニードルポイントレース、ポワン・ド・ガーズにそっくりです。立体的なブロッド（糸の束）による、模様を取り巻くアウトラインや、模様と模様をつなぐブランケットステッチで覆われたブリッド（バーの部分）は、17世紀後期もしくは18世紀前期に本家のヴェネチアで作られたヴェネチアンレースを思わせます。また、透かしの細工は何種類にも及び、見ていて飽きることがありません。

　こちらは、そうした数々の細工を駆使し、様々な花々が咲き誇ったような、百花繚乱の独創的な模様、唐草模様を思わせる華麗なレースです。立体的模様のアウトラインの細工やブランケットステッチで覆われたブリッド、何種類もの透かしのフィリングなど、どれも繊細な細工で目を奪われます。

　手に持つと、ずっしりと糸の重さを感じることの出来るレースです。そのような点からも、この襟がいかに密度の高い細工であるかかが良く分ります。当時のベルギーのレース職人の「昔のヴェネチアンレースに負けないほどのレースを！」という心意気が感じられるレースです。

詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l11108.htm

　どうぞ阪急うめだ本店「素晴らしき時代マーケット」店頭でご覧下さい。

詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/schedule.htm

華麗なる(？)真珠の旅

2023-09-02 | 旅

　次の阪急うめだ本店「素晴らしき時代マーケット」に出店するまでの僅かな時間を利用して、束の間の「夏休み」を。名古屋から鳥羽のミキモト真珠島へ行ってきました。

　以前から、こちらの真珠博物館でアンティークジュエリーコレクションを見たいと思っていたのです。沢山のアンティークジュエリー、そしてミキモトの代表作ともいえる「矢車」（専用ドライバーで、帯留め、ブローチ、クリップ、リング、簪など、12通りに組み立てることが出来るジュエリーです。）を再び見ることが出来て大満足でした。（数年前、銀座のミキモトホールの展示で見たことがあります。）

　「矢車」は、1937年のパリ万博に出品後販売され、その後行方知らずになっていましたが、1989年忽然とニューヨークのオークションに登場し、50年ぶりに日本に戻った、というドラマチックな由来を持つジュエリーです。

　そして、今回、養殖真珠の作り方はもちろん、天然真珠についても、自分の知識を確認することが出来、実り多き旅となりました。なにより、穏やかな海の景色に心癒されました。このまま今週の阪急百貨店のフェアも頑張れそうです。

詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/schedule.htm