日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

講演会。

2016-10-02 20:26:58 | 発達応援
 すんばらしい青空の長崎から帰ってきました!
長崎の青空は、なんでか鹿児島で見る青空よりの澄んで見えました。

 昨日は長崎で、ニキ・リンコさん、藤家寛子さん、浅見淳子さんの講演会でした。
講演会の前には、『人間脳を育てる』の読書会もあり、
みっちり、たっぷり、色々なことを頭で巡らす1日となりました。

 おひとり、おひとりの話しについて、
ああだった、こうだった、ということは講演会に参加した者の特権とし、
ここでの公表は控えます。

 私の印象に残っていることを、ぽつぽつと書きつづりますね。

 ひとつめは今、支援に辿り着こうと思えば、いくらでも辿り着けるのに、
使える支援は、多いのか、どうなのか、という浅見さんのお話。

 支援は事業継続のために、人員を確保するものではありません。
凸凹のある人たちが支援を受けるのは、学校や先生、親に都合の良い人になるためではありません。
そんな当たり前のことを頭の中で再確認しました。

 二つ目は、ニキさんのように
自分自身のドストライクゾーンの幅を知っていることは、
傍からみると、めんどくさそうでも、
「ひとり暮らしの手帳 商品テスト」をすることで、
なんだか乗越えられるのだな、ということ。

 それは、あくまで主体的に自分らしく生きるための明るい展望だな、ということ。

 三つ目は、「生きたい!」と願い思うことの切実さを感じた藤家さんのお話。
だから今会う藤家さんはキラキラしているんだなぁ、とひとり納得することでした。

 講演会という形で、出版してきた本の意図を教えてくださった浅見さん、
自閉症があっても、その資質を活かしながら社会でより生きやすく過ごすためのスキルを
公開してくださったニキさん、
ご自身の再生と家族の物語を公開してくださった藤家さん、
本当に楽しく、血肉となる講演をありがとうございました。

 

 

 
 


 
コメント
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