日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

ユニバーサルビーチ研修会受講!

2023-06-04 10:02:00 | 日記
梅雨過ぎて、夏のような日々です。

昨日はユニバーサルビーチ研修会でした。

結論としては、
「海は楽しい!」

故に、
「誰でも楽しめるの大事!」

という思い満タンになった研修会でした。

研修は、座学→実技と、
午前中から夕方近くまでありましたが、
あっという間でした。

さて、まず座学。

須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの
木戸俊介さんのお話。


木戸さんのお話は、
やりたいことをする方法論としても
とても興味深く、
「そっか!」
「そんなやり方もあるんか!」
と心踊りました。

そして、木戸さんは
「障害のある人にもチャレンジする権利はある。でも、できることは自分でやり、できないこともやろうとする(大意)」
というようなことを言われました。

これは、障害の有無に関わらず、
誰にとっても大事なことだと、
私は思いました。

無理しろ、ということではないですよ。

相手に確認せずできることを手伝うことや
できないけれどやってみないとわからないことを手伝うこと。

一見、とても親切で優しい風に見えます。

でも、内実、
時短のための手伝いだったり、
時間がかかりそうだから手伝ったり、
そんな現場や支援者の事情が
垣間見えることもある。

チャレンジは、
イベントだけではないはず。

人生そのもの、
生きていくこと、生活そのものが
私たちにとってはチャレンジのはずなのに。

できることは自分でする、
できないこともやろうとする事で、
もし自分でできたら、人生の自由度が
飛躍的にあがる、と私は思うのです。

障害があっても、なくても。

そんなことも考えながら午前中は終了。

そして、いよいよ実技の午後です。

まずは、実際のユニバーサルビーチでの
エピソードや想いについて講師の方のお話。

そして、いよいよ、外で実技です。

まず、道具を砂浜に持っていく!

そして、水陸両用アウトドア車車椅子、
ヒッポキャンプというものを組み立て。

組み立て式で、持ち運びも便利。
ショルダーバックに詰めて運ぶ見た目は、
組み立て式ロードバイクのようです。

組み立てた後は、砂浜で操作性確認。

次は、魔法の絨毯ビーチマットの扱い!

ヒッポキャンプは乗ると楽しいのですが、
ビーチマットの存在、こちらほほうに
私は「こんなのあるんか!」と
感嘆しました。


このビーチマット。
整地した(人力で)砂浜に敷くことで、
波打ち際まで車椅子を
スムーズに操作することができます。

で、このビーチマット。

畑に敷けば、畑へ。
田んぼに敷けば、田んぼへ。

車椅子をスムーズに操作可能!

畑が大好きだった義母のことを連想し、
嗚呼!もっと早く知ってたら!
と思わずにはいられないビーチマット!

一緒に参加した夫も
同じような思いだったようです。

ビーチマットを波打ち際まで敷き、
潮が満ちてくるまでしばし歓談。

潮が満ち、
濡れることを厭わないものが
車椅子に乗車。

もちろん、乗車しました。

そして、ライフジャケットを着て、
車椅子で移動。

海の中へ。
浮いてみたり。

6月の重富の海水は気持ちいいぬるま湯。


生まれて初めて海水浴した障害のある子の
笑顔の写真を思い出す。

笑顔にしかならん。

研修終えて、片付け。

一朝一夕では要量良くなんてできない。
最初は、準備に人数も時間もかかるでしょう。


でも、その日の楽しかった思いを胸に、
楽しんで欲しいあの人を想像しながら、
スキルアップできるといいな、と思いつつ
研修を終えました。

県内あちこちの市町村からの参加に、
海の表情の違う鹿児島のあちこちで、
ユニバーサルビーチプロジェクト、
広がるといいなぁと思うことでした。












コメント
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