バイクで外を走っていて、ふと、山の方へ目をやると、所々がうっすらピンク色に染まっています。
山々の桜が目につく時期は、職場の異動だ、入学だ、卒業だと慌ただしい日々ですね。
平地の桜はまだ咲いていませんが、もう、春なのだなぁ〜と、
山を見ながら思うことでした。
教室にきていた子どもさんとの学習が終わって、
今日やったことについて、保護者さんと話しをしていました。
その中で、私が「本人がそういうやり方の方が好きなのかもしれないなぁ〜、と思って云々。」と、
話しをしていたら、学習後のおやつを食べていたお子さんが、
「ねえねえ!『ほんにん』っておれ?」と聞いてきました。
私はちょっと、びっくりしつつも嬉しいな、と思い、
「そうだよ、今言っていた『ほんにん』って○○くんのことよ。」というと、
ふんふん、とうなずいていました。
「でもね、別のときには「ほんにん」って、お父さんのことかもしれないし、
話してることで、違う人になるんだよ。」というと、
「へーっ。」と、お菓子を頬張りながら聞いていました。
子どもの「本人」という言葉への注目は、
「おれ」「ぼく」「本人」「わたし」と文脈によって様々に変化する言葉が、
実は全部○○くんのことかもしれないということに気がつくきっかけになったかもしれません。
大人の話しを聞きながら、文脈から自分を示す言葉を見つけ、そのことに疑問を持って聞いてきたことに、
このお子さんの言葉への興味の芽や話しの文脈を掴む力が育ってきていることを感じて、
学習の箱がまたひとつ、開いたかなぁと嬉しく思うことでした。
自分で自分の「それって、なんだろうな?」という部分で立ち止まることができるようになる。
小さそうで、大きな一歩だなぁ、と思ったおやつの時間でした。
山々の桜が目につく時期は、職場の異動だ、入学だ、卒業だと慌ただしい日々ですね。
平地の桜はまだ咲いていませんが、もう、春なのだなぁ〜と、
山を見ながら思うことでした。
教室にきていた子どもさんとの学習が終わって、
今日やったことについて、保護者さんと話しをしていました。
その中で、私が「本人がそういうやり方の方が好きなのかもしれないなぁ〜、と思って云々。」と、
話しをしていたら、学習後のおやつを食べていたお子さんが、
「ねえねえ!『ほんにん』っておれ?」と聞いてきました。
私はちょっと、びっくりしつつも嬉しいな、と思い、
「そうだよ、今言っていた『ほんにん』って○○くんのことよ。」というと、
ふんふん、とうなずいていました。
「でもね、別のときには「ほんにん」って、お父さんのことかもしれないし、
話してることで、違う人になるんだよ。」というと、
「へーっ。」と、お菓子を頬張りながら聞いていました。
子どもの「本人」という言葉への注目は、
「おれ」「ぼく」「本人」「わたし」と文脈によって様々に変化する言葉が、
実は全部○○くんのことかもしれないということに気がつくきっかけになったかもしれません。
大人の話しを聞きながら、文脈から自分を示す言葉を見つけ、そのことに疑問を持って聞いてきたことに、
このお子さんの言葉への興味の芽や話しの文脈を掴む力が育ってきていることを感じて、
学習の箱がまたひとつ、開いたかなぁと嬉しく思うことでした。
自分で自分の「それって、なんだろうな?」という部分で立ち止まることができるようになる。
小さそうで、大きな一歩だなぁ、と思ったおやつの時間でした。