日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

自分の心地よさ。

2022-09-20 16:17:00 | 発達応援
連休中、久しぶりに台風らしい台風でした。

平家の軽量鉄筋の家は味気ないですが、
安定感は抜群で、シャッター雨戸を閉めてしまうと静かで台風もちょっと忘れるようでした。

この家も義母との暮らしのために購入したようなもの。

ありがたやありがたや!です。

体の使い方というのは、
個々人、無意識に自分がやり易いようにだったり、やり易いかどうかは別として、
目的遂行のためにともかく動かしていたりするものではないでしょうか。

以前、積込みの仕事をしていたときに、
舌の位置で、荷物を軽く運べたり、自分が動こうとする意識よりも早く体が動くような感じを受けることがありました。

これは、以前、栗本さんがオンラインで定期的にされていた「顎の緊張を緩めるレッスン」というレッスンの中でのワークを生活の中でやってみての、私の実感です。

そのレッスンでは、
舌を動かすことをしばしばしていて、
舌を色々に動かすと顎周辺が緩むことを
実感!

それと同時に、首筋がが柔らかくなり、
そこから背中全体までじんわり緩んで、
最終的には、「眠いなぁ」となる、
そんな経験を何度もしました。

舌を動かすことが、
体全体に影響することは、
バイクの競技でも感じていました。

バイクの競技の場合、
切り返しを少しでも早くして、
バイクを速く走らせます。

そのときに、基本的にはアクセルとブレーキでコントロールするのですが、
バイクを太腿で蹴り倒すように押さえ込んだり、足の裏でペダルを押し込んだりすることがあります。

更に速い人たちは、
バイクを倒したい方向に、舌を動かしたり、起こしたければ逆に…など、
そういうことも駆使していました。

私もやったことはあるのですが、
舌を動かすとバイクの反応が早すぎて、
自分のアクセルとブレーキが連動せず、
モタモタになってしまっていました。

そんな風に私たちの小さな舌ですが、
思いのほか、バランスを担ってくれています。

そういう細微なことは、
ちょっとマニアックが過ぎるように
感じるかもしれませんが、
「舌動かすと体緩むしバランス取るのよー」くらいに思っていただけたらな、と思います。

ところで、私の教室に来るお子さんが、
体の動きや顔の表情がちょっとかたいなぁ
と感じたときに、「舌出し遊び」をしました。

「舌出し遊び」、と言っても
たいした遊びではなく、ひたすら、
あっかんべーをする遊びです。

なんだか面白かったようで、
一緒に来ていた親御さんも含めて、
とにかくあっかんべー。

でも、そのお子さんは、
なかなかあっかんべーにならず、
「あれっ?舌、出ないね。鏡見せてー」
と、親御さんや私のあっかんべーのように
したくて、色々工夫していました。

そんな遊びを20分以上はやり続け、
「あー、舌が疲れちゃったからおわりー」とその子が言った頃には、表情もなんだか豊かで、次にやった遊びでもいつも以上に柔軟にバランスも良く動いていました。

子どもの表情や体にちょっとした緊張を感じたときに、そんな遊びも良いかもしれないですね。

そんなことも経験し、今度の栗本さんの講座では、外からの働きかけだけではなく、
子どもも、もちろん大人も
自分自身でできることをメインにやっていきたいと思っています。

自分で動かす動きには、
無理がありません。

誰かにやってもらうのは、
ゆだねる安心感や心地よさがあります。

それとはまた異なる、
自らの動きによる心地よさを体感できると良いなぁと思います。

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よろしくお願い致します!







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2 コメント

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Unknown (annon-okiraku)
2022-09-20 22:40:43
荒畑さん、コメントありがとうございます!子どもにとってこの小さな舌は、呼吸については想像できますが、目の成長にも関わる重要なところですね。
本当にマスクの下で、口も下も口周りの筋肉も動く機会が激減ですね。大人の方もたまにマスク外すと頬が落ち切ってる方もいらっしゃって、そのためか余計にマスクを取れなくなってる悪循環もあるように思います。荒畑さんの布教も講座の中休みでぜひ!その他もお楽しみにされててくださいね!
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Unknown (荒畑祐子)
2022-09-20 21:51:56
横から失礼します。
舌の話が出たので、ちょっと嬉しくなって。
舌は、子どもの発育の時にとても重要で、赤ちゃんの時に下顎に落ちている舌が、いろんなものをなめたり、口に物を入れて下で遊んだり、あっかんベーなどの変顔遊びをするうちに上に持ち上げられるようになっていきます。
そして、食事の時、おしゃべりの時などに舌が上口蓋を刺激することで上あごが前方に成長していきます。
そうすることで、上あごの上の鼻腔もその上の眼窩(目玉の入ってるところ)が成長していくので、
舌の運動ができていないと、いつまでも鼻閉だし、口呼吸だし、背筋は伸びないし、眼窩が広がらないから眼球は前後に長い形に育って強度近視になってしまいます。
もともとお行儀よくしつけられた子どもたちの舌が育っていなくて、体幹がくねくねした子が多かったのに、コロナで口遊びが激減+マスクでさらに口周囲の運動量減で、大変なことになっています。
大人も舌が委縮して、歯列の支えがなくなって、歯並びがガタガタになっています。
よだれを垂らすくらい思い切り変顔遊びをして、皿やスプーンをガンガン舐めるように日々布教活動中です。
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