日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

悪循環のフォーカス。

2015-07-08 21:54:50 | 発達応援
 久しぶりの晴れ!
晴れって、こんなに暑かったっけ?

 早朝の職場では、色々な人が働いています。
仕事も様々で、生協の商品を扱う仕事だけど別会社、とか様々です。

 そんな中、トラックに宅配の荷物を積込む仕事の私たちは、
冷蔵品の荷物を別会社の冷蔵施設に取りに行かなくてはなりません。

 そこで、小さなトラブルの芽のようなものがあります。

 きっかけは、なぜか、いつもは作業をしていない荷物が通る場所に、
移動式のテーブルを持ってきて作業をしていた別会社の方に、
冷蔵品を引っぱるときにぶつかるので、移動して欲しいと言ったことでした。

 こちらの意図としては、180mはあろうかという重い荷物を両手に持って引っぱるので、
コントロールが難しく、ぶつかるとケガをさせる可能性があるので、
他の場所で作業をしてくださいな、ということでした。

 残念ながら、その意図は通じず、
私たちが通るたびに、背中を反って避けるということを繰り返していた別会社の方。

 上司か、他の方に言われたようで、どうにか場所を移動してくださいました。

 そのあとです。
わめき散らかしながら、「ドア締めろ!」「開けたままで云々!」と
こちらに聞こえよがしによそを向いて怒鳴っています。

 彼の言い分としては、
冷蔵施設のドアを開けたまま、荷物を引っぱる私たちの行為がけしからん!
という訳です。

 しかし、私たちのほうは手をかざして自動で開ける冷蔵室のドアは、
頻繁に開け閉めすると故障の原因になるので、
荷物の引っぱり作業中は開けっ放しで行って良い、との指導のもとそうしている訳です。

 が、一度、目を付けると、
そこから視線が外せない感じの別会社の男性は、
とうとう、今日に至っては、ドアの前に立ち、これ見よがしにドアの開け閉め係をしています。

 たぶん、自分が冷蔵室に配属になって
「冷蔵室は開けっ放しにしてはいけない」と言われたのでしょう。
ドアにもそう正書きしてあるほどです。

 ところが自分の思いもしない他のことで、注意を受けた男性。
「あいつらも違反しているじゃないか!」という不平等感で
違反している人を自分も正す!というスイッチが入ったのかな、と私は思いました。

 最終の荷物を私が出すとき、
開閉を短時間に繰り返した手かざし自動ドアは見事に壊れていて、
「あーあーあー!」と怒りと落胆に満ちた男性の声がしていました。

 この男性の行動は、一緒に仕事をしている女性たちからは、
「こわいよね。」「気持ち悪い」「ばかだよね、ざま見ろ!だわ」と
仕事を放置して、ドアの開閉に時間を費やした男性への嘲笑の声が聞かれました。

 明日は「ドアまで壊れたのはお前たちのせいだ!」と見事な誤認識のもと、
彼の行動がエスカレートしていませんように!と思っているのは、
どうやら、私だけのようでした。

 私の予想、はずれるといいな。

 何か、自分の意にそわないことがあると、
そこにフォーカスして、そこに拘って墓穴を掘る。

 その姿は、頭に血が上ったときの自分もそうだし、
私が今まで関わってきた子どもたちにも、一部言えることです。

 そうならず、人の注意をすぅ~っと聞いて実行できるような人に、
自分も関わる子どもたちもなりたいものです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。