ステップ。

　今日も晴れています！
早朝の仕事では、背中を汗が流れ、額に汗かき…と汗まみれで仕事です。

　冷房病なんて、関係ないね！って感じの今年の夏です。

　今日は中学生とフォイヤーシュタインでした。

　とても素直な少年です。
欲しいヘッドホンの話しをし、
イギリスにホームステイに行った話しも聞かせてくれました。

　そんな話しをしながらのフォイヤーシュタインでした。
話しをしながらなので、少し、戸惑う問題になると手が止まります。

　でも、少年の手は、１つの点をスタートして、
どの点となら三角形ができるか、試行錯誤していました。

　体験で来てくれたときには、黙ってやりながら、
「わかりません。飛ばしていいですか？」
「ムリ、ギブ」
と言っていました。

　色々な話しをしをしながら、人と人の距離が縮むと、
簡単に投げ出すのは気が引けるのかもしれませんね。

　そんな少年の私への気遣いを感じながら、そういう彼の優しいところを伸ばしながら、
課題を他の誰かのためでない、自分のためのものとして取組んでもらえるように
どういう風にアプローチしていけばいいのかな、と考えることでした。

　そして、体験のときと同じ課題でしたが、
体験のときには気がつかなかったことに彼は気がついていました。

　また、体験と同じ課題だった感想を聞くと、
同じものを何度もするのは嫌だけど、２回くらいはOKと優しい対応。

　更に、「そうは言いながらも、新しいものにあえて挑戦しないんですよね。」と、
ついつい慣れたものにばかり手を出す自分について、
「外国に行ったときに、現地のものを食べずにハンバーガーを選んでいた」という例を出しながら
自分について振り返っていました。

　フォイヤーシュタインの取組みが、
新しいものを齧るきっかけになってくれると嬉しいな、と思いながら
友だちとの約束の時間に遅れないように！と帰る彼の後ろ姿を見ながら思うことでした。