日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

子どもとつくる算数。

2016-08-24 21:49:28 | 算数
 昼間は暑くて、処暑とはいってもまだ夏だなぁ、と思うのですが、
早朝、仕事に行くときは、風が冷たくて、身体が冷えます。

 ウインドブレーカーを着るのが面倒で着ていませんが、
首にはウインドストッパーのネックウォーマーをつけています。

 夜風もひんやり、いい季節です。

 今日は子どもとの算数の勉強でした。

 近ごろ、このお子さんの算数の様子を見ていると、
生活や本人と切り離された所で、大人が思う算数を目指してがんばらされているのかな、
そんなことを考えることがしばしばありました。

 やっていて、思考が停止し、つまらなそうなのです。

 私はこのお子さんが宿題で出る問題や学校である算数の時間に、
「ああ、わかった!」と思えるようにと、数字の裏に隠された量を意識して、
算数に取組んできました。

 ただ、色々なことをやっていてわかったのは、
この子どもさんの場合、3までの数字なら、足そうが引こうが、隠そうが、
完璧に理解していますが、4〜になると土台が揺るぎ出してきます。

 そこを具体物を使いながら乗越えようとするのですが、
子ども自身にまだ、そこを乗越えたい!という強い欲求は見受けられません。

 じゃあ、3まででいいのかといえば、そんなことはなく、
4以上もわかりたい!という欲求はひしひしと伝わってきます。

 でも、いったい、どんな場面で数字が必要か、ということには無頓着で、
与えられたことを必死にくらいついて、がんばっているようでした。

 そこで、今回は、その子の語る話しにとことん付合い、
その子が好きそうな場面を設定し、数の量や数の使い方を学んでもらおうと思いました。

 そのせいか、今日は、前回よりも楽しそうに算数に取組婿とができました。

 算数といえども、
その子のイメージする物語の世界をとことん遊ぶ大切さです。

 そして、遊びながら、
数えること、その後ろの量、自分で使えるようになる、
そんなことができるようになるなぁ、と感心したのでした。

 学校や家では宿題に追われて、そんな悠長なことは言えないと思います。
私との算数で、今、ばらばらな数字や量に『あ!」となりながら、
子どもの物語の世界に参加しながら、やがては、自分で考える力を持って欲しいな、と
思ったことでした。





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