役には立たないかもだけど。

帰りの新幹線で、私が座るはずの座席に大学生が座っていました。テニスかバドミントンの大会の後のようで、短パンに大きな荷物を持っています。「すみません。」と声をかけ、座席の間違いを確認後、座ったその座席が、温まっている、というより、熱い(T_T)座席は、冷たい方がいいものですね。

今回のお出かけ教室で、あるお子さんがバランスボールに立つことができるようになりました。そのお子さんは、体験の時からバランスボールが気になるようで、座ったり、次の回では、四つん這いで立ったりしていました。お子さん自身が「立ってみたい」という感じだったので、バランスボールに立つために、色々なエクササイズをしたり、遊んだりして、今回は6分ちょっと立つくらいまでになりました。

私が「すごいねー。ちょっと自慢になるねぇ」というと、ちょっと考えて、そのお子さんが「でも、友達っていうか、同級生は『役に立つの？』って感じなんだよねー」と話をしてくれました。

遊びでも、本で読んだことでも「それって、どんな役に立つの？って言われると、なんか、役には立たないかなぁ、と思うから、言いにくい」とその控えめなお子さんは言っていました。

きっと、みんながみんなではないのでしょうが、
無駄なことには精を出さないというお子さんもいるということなのでしょう。小学生でそんな効率的な感じのお子さんもいるのかぁ、とびっくりしました。

バランスボールに立ったお子さんは、今は「飛ぶ」ということにも興味があって、色々試している最中のようでした。自分で試行錯誤する知恵があると、広がりもることだなぁと頼もしく子どもさんの話を聞くことでした。