日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

漢字。

2014-10-24 22:55:15 | annonへの道のり
 朝から元気な猫たち。
外を自由に行き来する猫と異なり、我が家の猫は、完全室内外です。
拾われて、うちの猫になったら、
その日から、ふいの脱走をのぞいて、外とはさようならです。
そのため、ストレス発散やら退屈しないように、
朝夕、一時間ほど猫じゃらしやら何やらで、遊びます。
 猫も箱を置く、箱の穴から獲物がちょい見え、
カーペットの下に潜む獲物などなど、設定を変えながら遊ぶと、
日々、色々な成長が見えて面白いです。
やらされてる感が猫にも私にもなくて、楽しい時間です。

 漢字は、みなさんどうやって覚えますか?
私は、小学2年生くらいまではひたすら書く派でした。
三年生か、四年生からは、国語教師だった父の教えで、
「穴があくほど、その漢字を見つめなさい。どこが長いか、短いか、
跳ねてるか、止めてるか、もう、覚えた、と思ったら一回かきなさい。
それで、ちゃんと書けたら、覚えてるよ。」
という、やり方でした。

 これが、結構難しくて、書けない字もありました。
「あ~~~~、わたし、なに見てたんだろう。」
と、自分でびっくりすること、しばしばでした。

 一緒に勉強をした子どもに、小学一年生の漢字で止まっている子どもがいました。
二年生の漢字になると、一本先が少なかったり、多かったり。
言葉も達者で、コミュニケーションの力もあり、気遣いもできます。

 「昨日の昼食は、チャーハンでした。自分で作りました。云々」と書けなくても、
「き日のちゅうしょくは、チャーハンでした。じぶんでつくりました」でも、いいじゃないか。
意味もわかるし、もっと、得意なことを伸ばせばいいよ!

 そう思って、あまり、強く漢字にこだわった指導はしませんでした。

 「でもね、漢字書きたいの。書けるようになりたいの。
大人になって、色々、困ると思う。だって、銀行とかでお母さんが漢字で書いてるし。
あとね、自分の子どもが悲しむと思うの。」

 昨日の「平等」の話と矛盾するかも知れませんが、
みんながこなしていることは、自分もやりたい、できたい。
自分も、乗り越えたい!できるようになりたい!

 当たり前の感覚ですね。

 そんな当たり前のことを、
「特別支援」の意味をはき違えてやってしまうことがありました。
今も、気をつけていますが、あるかもしれません。

 フォイヤーシュタイン教授の「このままでいいなんていわないで!」は、
子どもたちと接しているときに、常に頭に置いておかねばなぁ、と思うことです。

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