日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

正しいけどね。

2014-12-22 22:04:42 | annonへの道のり
 今日は冬至ですね。
南瓜を甘く煮て、食べました。ゆず湯もはいります。
クリスマスやバレンタインデーよりも、
日本のこういうちょこまかした行事を楽しく思えるお年頃です。

 本屋さんで、どこかの子どもさんがお母さんに、
「お母さん、レット、イット、ゴーが載ってるよ!」と
喜々とした顔で駆けよっていました。
まだ、幼稚園生かな、というくらいの女の子でした。

 お母さんは、
「楽譜読めるのぉ?読めればね!」と強い調子で言い放ち、
子どもを置いて、別のコーナーに行ってしまわれました。

 残された女の子は、
「えーっと、ミでしょう~」と楽譜に釘付けで音符を読んでいるようでしたが、
お母さんはもう、だいぶ遠くに行っています。

 やはり、本屋さんで、
「この本、図書室にあったけど、○○ちゃんは持ってるんだよ、いいなぁ。」
と女の子。

 「この前の、もう読んだの!?読むのね?」
と詰問し、去って行くお母さん。

 嘆息する女の子。

 どちらのお母さんも、おそらく、日常の我が子の状態がわかっているから、
適切に対処されているのだと思います。

 正しいことをされているのに、
私には、なんだか、お母さんの正しい意見に賛成だなぁ、小さい人たち!
という気持ちになれませんんでした。

 大人が言い離して、去る感じが買ってあげないにしても、
子どもの気持ちのやり場がない、
ちょっと、ざらっとした感じで嫌だったのだと思います。

 正しいけど、ねぇ。
そんな気持ちを抱いた出来事でした。

 
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