咳き込む風邪をひいて、ごぼごぼ言っています。不思議な風邪で、喉が痛いと思った翌日には、青っぱな。え?もう治る前?
色々ぶっ飛ばしてて、こちらもびっくりです。
12個のおはじきを2つずつに分けたり、3つずつに分けたり、その他わけわけしました。
元々は、プリントに書いてある点を2つずつに分けたり、3つずつに分けたりする問題をしていました。
紙の上の印刷物だと目についたところ同士でくくってしまって、遠くにある点がポツーンポツーンと残り、一つの枠に入れられず四苦八苦して短気を起こしてしまったお子さん。
こうやっておはじきで「なるべく、近いおはじき同士でグループ作ろうか」と声をかけるとおはじきという具体物ではできました。
じゃあ、プリントも近い点同士でね、というと「こことここならどうかな」といいながら、置いてきぼりの点はなくなりました。
プリントでやっていた学習は、どんな分け方をしても全体の数は変わらないよ!という数の恒常性を理解する問題でした。
でもその中で、どの点とどの点を組み合わせたら、余ったり、点と点が離れすぎたりしないか、という全体を見て段取りを考える力や計画を立てる力も培われます。
以前、同じような問題を丸いシールで作ってやったとき、2つずつに分けたり、3個ずつ、4個ずつと分ける問題をしていました。
「じゃあ、全部で丸は何個あった?」と分けるたびに聞くと、毎回毎回数えていたお子さんが、今日は数えず「12!全部の数は変わらないんだよ!」と自信満々で答えてくれました。
分け方が変わっても、元の数は変わらない、ということがお子さんの中で体験と知識として落とし込まれたのだなぁと感慨深く思うことでした。
これが掛け算や割り算の入り口にも繋がってる!ということにも気がついて、自分の知識を育んで欲しいなぁと思うことです。