日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

おとなのからだ育てやりまーすIN福岡

2020-01-18 21:13:57 | お知らせ

今月唯一の何もない土曜日です。天気もよかったので、散らかった部屋を片付けてちょっとすっきりして仕事の準備をしていました。ちょっと片付ける…心がけたいな、と片付くたびに思うことです。




2月1日、2日は月イチの福岡でのからだ育ての教室です。普段はお子さんや大人の方で自分の動きや仕事でちょっと…という方とからだ育ての時間を持っています。

今回は、2月1日15:30〜17:00まで「発達応援企画!まずは大人が身体をそだてよう♪」と題して大人の身体そだてをします。

お子さんたちの身体の動きを見ながら、いっしょに遊びながら、「あれっ?私もできないかも!」と思われた親御さんいらっしゃいませんか?お子さんの身体を弛めてあげたいと思ったけれど、「あれっ?私の身体も弛んでないぞ。だいたい、弛むって何?」とハタと気がついた親御さんいらっしゃいませんか?

まずは自分自身がゆったり弛んで、弛むという感覚を体感してみませんか?また、もしかしたら、弛んでも気持ちいいとは限りません。自分にとっての気持ちよさを探してみませんか?今、某所で話題の呼吸についても意識できる時間になると思います。

本年度、1、2、3月の福岡での身体育ての教室はこれが最後になります。次回はおそらく、5月になると思います。今回の機会にぜひ、身体育てを体感されてください。

定員は8名です。お子様連れていらっしゃっても大丈夫です。お子さんと一緒に受けられても良いですし、お子さんは教室内で遊んでいても大丈夫です。奮ってご参加くださいませ。

また、翌日2月2日ですが、無料のお子さんの身体育てもご希望があればお受け致します。

どちらもお問い合せ、お申込みは下記にご連絡ください。

labo.smile.2017★gmail.com(★を@に変えて)

どうぞよろしくお願い致します。


大阪での講演会〜座波さん編〜

2020-01-17 15:19:30 | 発達応援

浅見さんと座波さんの講演会の続きです。





休憩を挟んで座波さんのお話がはじまりました。前回、横浜でお聞きしたとき同様、座波さんはびしっとしてはりっとした声のよくとおり、私がバイクの師匠とあおぐ人たち並みに日焼けした臨床心理士さんです。

座波さんのお話は、どこもかしこも頷くことばかりだったのですが、印象に残っているのは、社会には「障害者社会」という特別なルールが通用する特別な世界が存在するわけではないということ。言われてみれば当然なのですが、言われなければ実は「発達障害だから特別扱いしてくれるだろう」と漫然と期待している人はいそうな気がします。

座波さんによると、故意に「発達障害を免罪符に使う人」というのも実際企業にはいらっしゃるそうで、そういう方は「企業に就職しない方がいい」とはっきりおっしゃっていました。それはそうです。企業は発達障害の人を一定時間お預かりしてくれる所ではありませんからね。

でも、人生物心ついた頃から、療育や支援機関でできないことについて、一定の成果がなくても「できないことにも、一生懸命取組んでがんばっていますね」とか「あなたはできることをやればいい、あなたができないことはそれができる人がするから。そうやって助け合えばいいんだよ」というような環境に浸かりきっていたら、期待された成果を出すように仕事してね、という環境はとてもとても耐えられないでしょう。

そのためにジョブコーチという方々も存在しているのでしょうが、その方たちの活躍にについては私にはわかりません。ただ、ジョブコーチの方々が発達障害など障害のある人と企業の仕事上の上手な橋渡しをしているならば、そもそも『発達障害でも働けますか?』という本は存在しなかったかもしれません。座波さんのお話を聞きながら,必要なのは、発達障害のある人と職場の橋渡しではなく本人が仕事をできるようにスキルアップするということで、そのためにはがんばりや踏ん張りが必要で、ああ、やっぱり身体を育てることなくしては、仕事もままならぬ、と強く思ったことでした。

発達障害を不治の病として産業化し、その中でお仕事をする福祉支援ギョーカイ。一方、「治らないのに病院へ行く意義は?」と疑問を抱く、仕事ができる人が欲しい企業。企業と福祉ギョーカイ、求めていることが違うので、まだ当分の間交わることはなさそうだなぁ等と考えることでした。

今回、浅見さんと座波さんおふたりのお話を聞いて、仕事はお金を得ることも大事ですが、単に生活のための日々のルーティンとして存在しているのではなく、人生を充実させ豊かに彩るアイテムで、だからこそ、発達障害云々に関わらず、個々の力に応じて仕事につくことは大事だなぁとしみじみ思いました。

社会という場は他人の「生命、身体、財産」を脅かしさえしなければ、自由に振る舞える懐の深さがあり、実りあるものを得る豊かさがあることをお二人の講演会の話は教えてくださいました。我が子が「仕事ができるかなぁ」と不安を抱く親御さんや就職を前に足踏みしている人たち、多くの人に聞いていただきたいお話でした。

主催してくださった、からだメンタルラボの津田さんありがとうございました。

からだメンタルラボ 大阪を中心に活動するカウンセリングルーム

主催者の津田さんのブログも講演会ことが書かれていて、考える糧になります。

特別講演会「発達障害の自立と未来」終了報告 - 

津田さん、またお邪魔させてくださいませ。

 


大阪での講演会〜浅見さん編〜

2020-01-15 15:49:26 | 発達応援

3月1日の福岡での浅見さんと藤家さんの講演会。





日々着々とお申込みをいただいています。ありがとうございます。出足が鈍いイメージの九州での講座各種。先すぎて日程がと思われる方も早めのお席の確保をお勧め致します。

また、「どこでも治そう発達障害」へのご寄付も本当にありがとうございます。こちらはご自身のご都合のよい、懐に余裕があるときで結構ですので、細く長いご支援を賜りますようによろしくお願い致します.

大阪での浅見さんと座波さんの講演会から数日で一週間。浅見さんのブログを読むと講演会での静かな中に多くの人たちが頷きエネルギーが高まっていく感じを思い出し、元気になります。

『発達障害でも働けますか?』 大阪講演ご報告 その1 

『発達障害でも働けますか?』 大阪講演ご報告 その2 

浅見さんのお話を聞きながら思ったのは、浅見さんが世の中のニーズに応えながらも、その応えているニーズ自体は浅見さん自身が相手の気持ちというか、相手の主観に潜り込んだようにして得ている点でした。

どういうことかと言うと、自閉っ子の人たちが身体の感覚が独特であったり、感覚過敏で大変だったとき、支援する者はそういう他者の感覚について「大変ですね」と同情的な言葉を言うことに終始したり、精神論的に乗り越えさせようとして、それらを以てして、あたかも解決策のように思っている節があると私は感じています。私自身、『自閉っ子こういう風にできてます』(赤本)を初めて読んだとき、関わった子どもたちの不可解な行動言動の理由がわかり、「そうだったのか!」と膝を打ちました。そして、お恥ずかしいことに、それらの不可解な言動はふざけているわけではないのだから、怒ったり、やめさせようとしても仕方がないことだ、で止まっていました。

浅見さんの場合、相手の大変さを受けて、それをご自身の感覚と照らし合わせて、それが生きていく上で支障になること、と感じるとその状態からどうやったら脱却できるかという方法を探し回っています。そして、感覚統合と出会い、神田橋先生、栗本さんと出会われてどんどん治す知見を広げていかれています。

私のように不可解な言動の理由がわかった時点で、満足してしまう人だったら今ある知見は世に出ていなかったと思うと、ゾッとします。

浅見さんの話を聞きながら「そうだったのか!」と納得のあとも思考停止にならず、「じゃあ、どうすればいい?」と探求心を持ち続け、持ってるだけではなく探す行動力が大事なのだな、それには体力大事だな、と今更ながら思うことでした。

この「体力の大事さ」は座波さんのお話を聞いても思うことで、仕事では理不尽なことに遭っても立て直す心身が必要とのことで、今、よく見かける「栄養量法」は普通に働くためにも必須だなぁと思うことでした。

そして、浅見さんのお話は、私が聞いたことがあった「ニーズ」の話しの中で初めて腑に落ちた話でした。

 

 

 


座波さんの講演会に行きながら。

2020-01-13 11:19:00 | どこでも治そう発達障害
今日はからだメンタルラボさん主催の座波さんの講演会を聞きに行きます。

からだメンタルラボ 大阪を中心に活動するカウンセリングルーム

座波さんのお話しは、昨年一度横浜でお聞きしました。

座波さんの講演会を聞きにいったブログ

今一度整理したいと思い、講演会の情報を見つけて聞きに行こうと思ったのでした。事前の情報では、前回の講演会より更に厚みを増している模様!どんな講演会になるのか今から楽しみです。

さて、講演会といえば、3月1日の福岡での「どこでも治そう発達障害創立記念講演会」です。









この講演会では、藤家寛子さんがその頂いた内容の柱から察するに、とても濃い内容の話をしてくださると今から楽しみにしています。

そして、花風社の浅見さんのお話も現在の支援の真実と聴衆の皆さんと共に向き合うことになると思います。

藤家さんのお話しが濃密で厚いものだったので、浅見さんのブログにあるように「私、何か話すことありますか?」とおっしゃっていました。


私は、昨年、やはり福岡に住む方から憤りと悲しみを込めて紹介された記事を浅見さんに送りました。
「自分の『普通』嗤われるの嫌」命絶った20歳の女性 届かなかった支援、母の苦悩|【西日本新聞ニュース】

九州の中心でも起こっている「支援さえあれば、支援につながることができていたら」のお伽話の現状をどうにかしたいので、話をして欲しいと提案しました。

藤家さんも支援を使い後、支援と別れを告げてご自身で模索しておられます。それを考えれば、ピンポイントで支援に繋がり利用することは意味のあることかもしれません。

でも、藤家さんが支援を受けていた頃から歳月は流れ、新聞記事の書かれた2019年や現在、2020年は必ずしも支援に繋がらなければならない世ではないと思うのです。

自分の凸凹が周りとの軋轢を生んでいるように感じたら、周囲を責め、ましてや自分を責め殺すのではなく、まずは身体を整えることを考えてみる。身体を動かしてコンディションを整え、食事を見直し体の中に十分なエネルギーがまわるようにする。

そういうことに取り組んでから、それでも足りないと感じれば、個々人の判断で支援に繋がっても遅くはないのではないでしょうか。

そう、自分で自分の凸凹を自覚して周囲の人や環境とギクシャクしたときの第一選択は医者や支援でなくても良いのです。

そういうことに気がついて欲しいと思い今度の講演会では浅見さんにお話ししていただきたいな、と思ったのです。

奇しくも昨日、今日と成人式の地域も多いことと思います。今はまだあどけないお子さんたちの将来はもちろん、今が満開の咲き誇る花々、伸びゆく樹々のような若い方々が自らの身の処し方を悲観して命を散らすことがないように。

今度の福岡での講演会が、九州の、そして全国の脱凡医凡専門家凡支援者の一歩となるようにと強く願っています。

九州では異例のはやさでお申込みのメールをいただいております。(当社比)
それでもまだまだお席には余裕があります。どうぞ奮ってお申込みください。

お申込み先

annon.okiraku★gmail.com

どうぞよろしくお願い致します。


どこでも治そう発達障害、主催者様も募集します。

2020-01-12 15:53:00 | どこでも治そう発達障害
早めの成人式があるのでしょう。近所の美容室では晴れ着の美しい女性をお見かけしました。二十歳というだけで、きらきらと輝いていますね。おめでとうございます!

3月1日の福岡での「どこでも治そう発達障害創立記念講演会」。






九州はどこも出足がゆっくりなのですが、4日目にして既に二桁の参加希望のメールを頂いております。

定員は78名です。

博多駅は九州各地からのJRは元より、福岡空港からも、地下鉄で数駅、長距離のバスターミナルも接続している便利な場所です。会場はその博多駅の筑紫口から歩いて数分です。「絶対行こう!」と思ってくださっている方は、取り急ぎお申し込みくださいね!

申込みは、
annon.okiraku★gmail.com(★を@に変えて)

まで、よろしくお願い致します。

そして、「どこでも治そう発達障害」への寄付のお問い合わせもありがとうございます。

全国で応援していただいているんだなぁと、本当に嬉しく思っています。

多くの方々が治る知見を受け取れるように、息の長い御支援を賜りますように、ご協力よろしくお願い致します。

そして、寄付のみならず、「私の地域で講座主催したいのだけど…」とのお問い合わせもお待ちしております。

花風社の本を読んで、ああ!これだ!と思い、どうにかしたいと気持ちはあるけれど、何から始めたら良いかもわからないから、問い合わせも躊躇するという方もいらっしゃると思います。

まずは、どなたを呼びたいかお考えください。そして、どのくらいの規模(人数)で開催するか、いつ頃開催するか、大まかに決められてください。そして、お問い合わせください。

案ずるより産むが易し、何がなんでもやりたい!という覚悟が高まりましたらぜひお問い合わせくださいね。

お問い合わせ先は

dokodemo.naosou★gmail.com(★を@に変えて)件名を「講座開催について」として頂けると、ありがたいです。

講演会参加、寄付、講座開催のお問い合わせ、どれもよろしくお願い致します。

講演会と寄付、講座開催の問い合わせ先が異なります。お気をつけください。