犯罪被害者支援員養成講座での私の話の感想

　先日，大阪被害者支援アドボカシーセンターの支援員養成講座で私が「弁護士会の取組について」話をしました。
　そのときの受講者の感想（アンケート）をまとめたものが，大阪被害者支援アドボカシーセンターから送られてきました。
　それを読むと，私が言いたかったことが受講者の皆さんに伝わったようで，よかったです。
　ここで，もう一度，私の話を熱心に聴いていただいた受講者の方々にお礼を述べるとともに，受講者の皆さんには，是非，犯罪被害者に関心を持ち続けて欲しいです。

犯罪被害者からの相談

　世間ではお盆休みですが，犯人の刑事裁判が今月中に始まる事件の被害者から，急きょ，相談を受けることになりました。
　被害者は，犯人（被告人）からの謝罪は事件が発生して１年以上経つのに，一切ない，だから，犯人を許せない，犯人に一矢報いたい，と言われるのです。
　こういう場合，被害者には，犯人の刑事裁判に参加することをおススメするのですが，このような制度があることを，この被害者に，誰も教えてくれなかったそうなのです，被害者参加制度がスタートして今年の１２月１日でまる１０年も経つのに。
　いずれにしても，お盆休みでも，犯罪は発生し，新しい被害者が生まれるのです。　

サマータイム制度に反対する人たちへ

　サマータイム制度導入に反対する人には，サマータイム制度について，もっと勉強して欲しいです。
　サマータイム制度を導入すれば，長時間労働になると言う人は，ただ，現状を変えることが抵抗があるだけなのです，実は。
　また，某鉄道会社が，サマータイム制度を導入すると電車のダイヤを変える必要があると言っているようですが，ダイヤを変える必要は全くないのです。
　

もしかして、いじめ？そのとき保護者ができることは？

　先日のセミ公開学習会in大阪大学人間科学部において，学校事故の事後処理が上手くったケースとしては３つしかないとされて，そのうち，いじめ自死は１件のみです。
　しかし，その１件も，被害者は亡くなっているのです。
　つまり，最悪の結果は発生してしまったのです。
　最悪の結果の阻止するために，わが子がいじめに遭っているかもと思った保護者には，を，是非，読んで欲しいです。