大阪弁護士会では,e法律相談として,eメールでの相談を受けてつけていて,若手弁護士(経験5年未満)と中堅ベテラン弁護士が協同して回答します。そして,相談者が担当弁護士に仕事を依頼したいと弁護士会に連絡してくると,担当弁護士が相談者と面談します。
その際,弁護士会に支払われるe法律相談料とは別に,普通は,法律相談料をもらっているのです。
しかし,私は,いつも,e法律相談のアフターケアとして,法律相談料は請求していなかったのです。
ところが,最近,面談したe法律相談者は,法律相談料を封筒に入れて持ってきたのです。
それでも,私は,相談料は要りません,メール相談のアフタ―ケアーです,と言いました。
今,振り返ってこの出来事を見ると,私としては,これでよかったと思いますが,もう一人の若手弁護士からすると,残念だったのかもしれない,若手弁護士に私の意図を十分説明するべきだったと反省しています。