審査補助員(一般市民の中から選ばれた検察審査会の審査員に,刑事記録の見方や事件の争点は何かを説明する弁護士),一見,犯罪被害者とは何の関係もないようですが,そうではないのです。
多くの場合,検察審査会への審査の申し立てを行うのは,犯罪被害者です。他方,ほとんどの審査補助員となった弁護士は,刑事弁護の立場,無罪の推定に基づいて,活動を行うのです。そうすると,検察官の行った不起訴処分は妥当だったとなりがちなのです。
今日は,この集会に参加して,審査補助員の活動をしっかりチェックしてきます。
『犯罪被害補償を求める会』から,昨年の6月に開催した「シンポジウムin神戸」の報告署が送られてきました。
この会のメンバー(ほとんどが犯罪被害者とその家族)がすごいのは,この会が求める被害弁償の国による立て替え払い制度が実現しても,自分たちにはその制度が適用される(これを「遡及適用」と言います。)ことは難しいことがわかっていながら,立て替え払い制度を求めて活動をしている点なのです。
なので,今年も,私は全力で,この会を応援していきたいです。
来月の7日(金)に日本弁護士連合会の会長選挙があります。
今年は候補者が5名ですが,私は犯罪被害者支援に一番理解のある人に投票するつもりです。
神戸市主催のグリーフケア講座の受講申込を行ったところ,次の日に受講証が送られてきました。
早くて,ビックリです。
2020年4月20日から27日まで,京都コングレスが開催されます。
昨日は,『プレシンポジウム京都コングレス2020勉強会』に参加してきました。
その際も説明があったのですが,京都コングレス(第14回国連犯罪防止刑事司法会議)へ参加するには,2/10までに参加登録が必要で,そのためには,国連薬物犯罪事務所(UNODC)事務局と外務省に,私の経歴書を英文で作成して送らないといけないのです。
国連と言えば英語かフランス語と決まっているので,予想はできたのですが,この参加手続きは参加希望者にとって大きな障壁になることは間違いないです。