野放し状態の強姦犯人

　最近，準強姦被害者女性が顔を出して記者会見までして，被疑者（＝元はテレビ局の人間で，自称ジャーナリスト）を絶対に許さないと言ったそうです。
　これに対し，被疑者の支援者たちは，被疑者や被疑者が所属していたテレビ局に自由に報道させないようにするための陰謀だと言うのです。
　どちらが真実かは，私にはわかりません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかし，これだけは確実に言えます。野放しになっている強姦犯人は，いっぱいいるということです。

日本と原発 ４年後 法廷上映版

日本と原発 ４年後 法廷上映版

これが原子力発電所が事故を起こすということです。そして，行政府は，それをなかったことにしようとしています。

性暴力を撲滅するためには

毎日新聞は以下のような記事を掲載しています。
　　政府が各自治体に設置を促しているワンストップ型の性暴力被害者の相談窓口で、４月時点で２４時間化を実施しているのは全国３９カ所のうち１１カ所の３割程度にとどまっていることが、毎日新聞の取材で分かった。２４時間化した窓口では相談件数が急増しており、専門家は未実施の自治体でも検討を急ぐよう求めている。
　ワンストップ型の相談窓口は、性暴力の被害相談に対して医療、心のケア、法的支援などを一つの窓口で総合的に支援するもの。政府は、自治体が設置に関与する公的な被害者支援機関を２０２０年までに各都道府県で最低１カ所設けられるよう呼びかけている。
　毎日新聞が全都道府県などに取材したところ、自治体が関与する窓口は４月時点で３８都道府県３９カ所あり、うち２４時間相談を受け付けているのは１１カ所だった。九州・山口・沖縄の９県で２４時間化しているのは福岡と熊本両県の２カ所のみで、山口県は今年度中に実施する方針という。
　「性暴力は夜間に発生する傾向があり、真夜中は悪夢や記憶がよみがえることが多い。こうした時間帯に電話相談できると、被害者が救われる可能性が高まる」（小西聖子教授）ことは確かだと思います。なので，365日24日，いつでも相談できる体制の構築は是非，必要です。
　現状では強姦された被害者100人のうち，90人以上が警察へ被害届を出していません。
　この状況を変えないと，性暴力を撲滅できないのです。

日曜法律相談キャンセル

　明日（5/28），私が担当だった法律相談は予約者が1名ということでキャンセルとなりました。
　驚いたことに，ちょうど1年前の5月28日（土曜日）の法律相談も予約者が少なくてキャンセルとなっていたのです。
　もう弁護士会主催の法律相談は要らないのかもしれません。　
　弁護士会主催の法律相談は全廃して，そのための職員も削減するべきなのでしょう。小さな弁護士会です。

補助参加と訴訟告知

　　私が今，関わる事件で，補助参加と訴訟告知が問題になりそうです。
　補助参加とは，民事訴訟において他人間に係属中の訴訟の結果について利害関係を有する第三者が，当事者の一方を勝訴させることにより自己の利益を守るために，訴訟に参加する形態です。
　他方，訴訟告知とは，第三者が補助参加等ができる関係にあるときに，補助参加等を受けることが可能な訴訟当事者の一方がその者に一定の方式により告知することで，これによって，その者に参加を促すものです。
　訴訟は，１人の原告（他人を訴えた人）と１人の被告（原告から訴えられた人）とで行われるのが原則ですが，訴訟の基になった紛争に利害関係を持つ人がいるので，このような制度があるのです。
　（補助参加）
第42条 　
訴訟の結果について利害関係を有する第三者は、当事者の一方を補助するため、その訴訟に参加することができる。
（訴訟告知）
第53条
　当事者は、訴訟の係属中、参加することができる第三者にその訴訟の告知をすることができる。
　2項と3項　省略
４ 訴訟告知を受けた者が参加しなかった場合においても、第46条の規定の適用については、参加することができた時に参加したものとみなす。

風前の灯？日曜法律相談

　私は，今度の日曜日（5/28）に大阪弁護士会主催の法律相談（場所は，大阪弁護士会館ではありません。）を担当するのですが，まだ予約が1件も入っていないそうです。
　広報不足なのか，それとも，需要がないのか。
　とにかく，今日か明日，予約して来ていただいた方がおられたら，私が全力でお話を伺います。

弁護士と依頼者（クライアント）との相性

　いつも私は弁護士の選び方として，貴方（弁護士を探している人）と相性がよい弁護士に仕事（事件）を依頼してください，と言っています。
　他方で，弁護士には，相性がよくない人からの事件の依頼は引き受けるべきではないとアドバイスしたいです。

『学校事故・事件を語る会』大集会に参加してみて

　昨日の『学校事故・事件を語る会』大集会初日の交流会で，龍野高校部活事故被害者の梨沙さんがこの4月から10年振りに高校に通っているとことを，梨沙さんのお母さんから教えていただきました。
　交流会，厳しい話が多い中で，一筋の光明がさしてきたような気持になりました。

『学校事故・事件を語る会』大集会

　明日と明後日は，『学校事故・事件を語る会』の大集会に参加してきます。　　
　参加者にはそれぞれの目的・思惑があっての参加でしょうが，私は，被害者の生の声を聴くために，ただそれだけのために，参加します。

訃報

　今日は，2つの訃報に接しました。
　本当に辛いです。