ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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福島第一原発事故損害賠償訴訟弁護団会議

2018年10月30日 23時03分28秒 | 相続
 今日も,大阪地方裁判所で行っている福島第一原発事故損害賠償訴訟の弁護団会議に参加しました。実は,昨日も会議があり,参加しました。明日(10/31)も朝から会議があり,参加します。明後日には裁判があります。
 実は,この10月に裁判長が代わったので,その裁判長に,裁判の現状を出来る限りわかりやすく説明するための準備を進めています。
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学校事故で子を亡くした母の想い

2018年10月27日 23時03分10秒 | 相続
 今日は,『学校事故・事件を語る会』の集いに参加して,学校行事(授業,クラブ活動を含む。)において子を亡くした4名のお母さんの想いと事故後の状況を聴きました。
 校行事で起きた事故なので,学校として,警察の捜査が始まる前に,事実関係を徹底的に調査して,それを被害者家族に速やかに報告するべきなのです,学校という教育機関においては,児童生徒の生命身体が安全であることが大前提なのですから。 それができないなら,被害者家族は,加害者(個人)に対する刑事告訴,学校(設置者)に対する損害賠償請求(訴訟)等々,ありとあらゆる法的措置を繰り出すことにならざるを得ないのです。
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『組織罰を実現する会』活動の現状

2018年10月27日 07時04分24秒 | 相続
組織罰求め1万人署名提出 法相に遺族団体
 
 法務大臣と面会という1つの関門は通過しました。                   私は,できるだけ多くの組織事故の被害者らと会って,お話を聴きたいと思います。
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青森テレビ誤報事件

2018年10月23日 10時09分53秒 | 相続
青森テレビ、誤報認め謝罪 4人死亡事故の酒気帯び報道
社長が被害者家族のもとに行って,謝罪するべきでしょう,まず。その後,どうしてこんな酷い誤報を流したのか,徹底的に調査して,その結果を公表するべきです。
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組織罰実現運動の現状

2018年10月23日 06時09分58秒 | 相続
 組織罰の実現を求める署名をいよいよ今週末10/26(金),山下法務大臣に手渡します。
 今回の法務大臣との面会は,1つの関門にすぎず,組織罰の実現までにはなお相当な時間がかかることはわかっています。
 この面会が広く報道されることによって,組織事故の被害者,そして国民に組織罰のことを知って欲しいのです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20181022/2020002129.html?fbclid=IwAR2MbcLUL5Arn0Qvutmebwuj2OAs97zd-A-jFq3dCWdbHsf_GyiVtXKNSis
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福島第一原発事故損害賠償訴訟(大阪地方裁判所)弁護団会議

2018年10月20日 07時00分47秒 | 相続
 昨夜も,福島第一原発事故損害賠償訴訟の弁護団会議に参加しました。弁護団会議,今週は,2回目です。
 来週も,2回,弁護団会議が予定されています。
 被告である国の責任は明白ですが,問題は,その中身なのです。
 
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スマートフォンへの転向?

2018年10月18日 20時14分47秒 | 相続
 これまで携帯電話を使っていたのですが,スマートフォンに代えることを考えています。
 要するに,多数派になびこうかな,ということです。
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武るり子さんの講演録(大阪府のHPより引用)

2018年10月15日 15時12分17秒 | 相続
 私たち家族は、長男孝和の事件が起こるまで普通に生活をし、警察や裁判所、弁護士などに関わることもなく、憲法や少年法などを詳しく知らなければならないこともなく過ごしていました。子供3人に恵まれ少しずつ築きあげた幸せな5人の家族でした。それが平成8年11月3日、まったく面識のない少年の理不尽な暴力のため、一瞬のうちに壊されたのです。

 その日は、息子の通う高校の文化祭でした。文化祭に来ていた他校生ら6人グループのうちの2人に謂われのない因縁をつけられたのです。文化祭の後片付けをしていた息子の教室に入ってきて、何人かに「○○知らんか?」と、とても威圧感のある感じで言ったそうです。最後に息子にもそう言ったそうです。その部屋は、カラオケをしていて、まだ音楽が流れていたそうです。
 何か言われた時に後ろを向いていた息子は、よく聞こえなかったのか「えっ?」と振り返ったそうです。すると返事が悪いと怒りだし、襟首をつかみ、なぐるまねをしたといいます。もう一人は、いすを振り上げなぐろうとしたそうです。そして廊下で待っていたもう一人に、「もうええやん、やばい、帰ろう」と言われ、その場をいったん出ていったそうです。でもその後、一時間近く6人で待ち伏せしていたのです。相手は身長180cm以上でがっしりしていて、とても威圧感があったといいます。
 息子は友達の自転車に2人乗りをして逃げました。でも1kmぐらい逃げた所で追いかけてきた相手の少年に捕まってしまいました。その場所は逃げようと言っていた友達の家の数メートル手前の所でした。そんな相手に関わりたくないため悪くもないのに教室でも謝り、門でも謝り、そして捕まった所でも謝ったと聞いています。

 大切に育てた息子でした。軽症でしたけど血が固まりにくい血友病という病気を持っていたこともあり、大きくなっていくのを楽しみに、一年一年指折り数え育てた息子でした。過保護にならないようにもしてきました。幼稚園の年長の時、活発さを生かせるようにボーイスカウトにも入れ、事件当時まで、それを続けていました。
 その年の4月に高校生となり、10月6日には、16歳の誕生日を迎えたこともあり、ホッとした気持ちになったときのことでした。

 11月3日、事件直後に病院へ連れて行ったとき、息子が「今日、約束があるから行くで」と言うので、私が「何言ってんの」といつもの調子で交わした言葉が最後の言葉になりました。その夜中からほとんど脳死に近い状態になり、12日間苦しいことも悔しいことも何一つ言えず死んでいきました。私は何もできず、ただ命が助かることだけを必死で祈り続けました。でもその願いは届かなかったのです。

 自分より先に逝かせたこと、母親として何もできず自分の無力さを責め続けるようになったのです。それ以来数ヶ月、他の2人の子どものことも何もしてやれず家事もほとんどできず泣いてばかりの毎日でした。
 主人はいつも「ケンカになりそうになったらまず謝れ。それでダメなら逃げろ」と言っていました。それでもダメならどうするんと聞く息子に「2,3発殴られても死にはせん。とにかく関わるな。」と教えてきたのでした。昔はちゃんとルールがあったということでした。息子は、そのとおり言われたことを守って死んでいきました。主人は、そう教えてきた自分を責めていました。ようやく順調になってきた内装業の仕事も行けず職人任せになりました。朝昼晩お酒を飲み続け、部屋に閉じこもり壁をたたきながら泣き叫んでいました。時にはお互いを責め合うこともありました。
 誕生日、入学式、卒業式……今までの喜びは、すべて悲しみに変わりました。小さいことで言えば、4人で食事をすることも悲しみでした。5人での夕食があたりまえだったので、その時、下の子が「おいしいね」と言っても苦しくなるのです。そうすると2人の子供も何も言えなくなるのです。家庭も崩壊しそうになりました。私も主人も突然に起きた、あまりの悲しみの大きさに心が押しつぶされ、精神的に極度に不安定な状態だったからです。

 それに加えて、私たちの場合、加害者が少年ということで、その当事は、警察からも家庭裁判所からも、事件の内容、加害者の名前、何一つ教えてもらえなかったのです。そのことも私たちの悲しみ、怒り、苦しみをよりいっそう強くさせたのでした。(平成12年の少年法改正以降は、少しずつですが、被害者への配慮も考えられるようになってきています)
 警察の人は、まずこう言いました。「日本は法治国家であり、個人の恨みをはらすとか、仇討ちをすることは許されない。そして、少年法という法律があり、加害少年にも人権があり、立ち直る可能性がある。」と。
 家庭裁判所では、こう言われました。「ここは加害少年の将来を考えるところで、事実関係をどうのこうのする所ではない。親御さんの心情を聞きたいわけではない。」というのです。
 どこの言葉の中にも殺された息子のことは、まったく入っていませんでした。死んだものはどうでもいいという扱いに感じたのでした。
 こんなことを言われても私たちは強く言い返すことはしませんでした。被害者は弱い立場にあります。ちゃんと調べてもらわなければと思うし、悪い心証を与えてはいけないと思うからでした。少年法のことを詳しく知らない私たちは、それでもまだ何らかの裁きがあると思っていたのです。
 でも、人の命を奪ったという事実よりも加害少年の保護更生だけに重点をおいている少年法があるため刑事裁判の機会さえ奪われ、もちろん裁きもなかったのです。
 加害者側の誠意を待ちました。審判が終わるまでの形だけの代理人を通じての接触は3回ありましたが、気持ちのあるものではありませんでした。審判の結果がでた後、民事裁判を起こすまでの3年間まったく謝罪も接触もありませんでした。現在も、毎年迎えるお盆、命日に連絡をもらうことはありません。

 私たちは、加害者はもちろんのこと、加害者の親さえ一度もあったこともないまま、民事裁判の時効が3年しかないということもあり、平成11年10月末に民事裁判を起こしました。事実を知るため、責任をはっきりさせるため、そして国が刑罰を与えないのであれば刑罰の意味も含めて、裁判を起こしたのです。でも、民事裁判を起こすにもお金や時間がなければ起こすことができません。そんな人たちがたくさんいるのを知ったのでした。幸い私たちは、被害者の親の感情、考えなどをよく酌んでいただける弁護士の先生方に巡り会えることができました。社会で騒がれることもなく、重大事件として扱われることもなく、命を命として扱ってもらえなかった息子の事件に弁護団まで組んでいただけたことをありがたいと思っています。そして、2年5ヶ月かかって平成14年3月19日に判決をもらいました。
 加害少年1人とその両親の責任が認められ約8千万円の判決をもらいました。その振り込まれるお金と寄付を基に孝和基金をつくりました。少年犯罪の場合、やはり民事裁判に頼ることが多いので、その費用の一部に使ってもらいたいと思って基金をつくったんです。そして、判決が出たとしても、ほとんどが払われない現状があるの、私たちは、そういう現状も伝えたくて基金をつくったのです。

 私と主人は、息子が事件にあったときに決めていたことがありました。息子が息を引き取る前のことです。自分たちから新聞社にファックスを流して、何の落ち度のない者が、一方的に因縁をつけられ暴力を振るわれる、こんな事があっていいのか、と声を上げたのです。
 主人は、混乱状態の中で私にこう言ったんです。「おれたちは見せ物パンダになってもいいな」と言ったのです。「もうプライバシーもなにもないぞ」と。私は「わかった」と返事をしました。主人はこうも言いました。「外に向けて話をするんだったら、都合のいい事だけ言っても伝わらない。すべてをさらけ出さないと伝わらない。その覚悟はあるか」と言ったのです。私は「はい」と答えました。この11年間、私と主人はすべてをさらけ出して話をしてきました。これからも変わりません。確かに被害者の人権、プライバシーを守らないといけないと思います。たくさんの被害者の人は、そう声を上げています。でも、私と主人のように、それもなくていいという必死の思いで声を上げている遺族もいるということも知ってもらいたいのです。
 私は、思うのです。事件によっては、絶対に被害者の名前を出してはいけないこともあります。それは守らないといけないと思います。でも、私たちの事件のようなものであれば、被害者の名前が出たとしても守られる社会になってほしいと思うのです。今は、情報社会です。事件にあうと、少なくとも地域にはわかってしまうのです。だから私は、いつも話します。事件にあったとしても被害者やその家族が守られる、法律、制度を作ってほしいと。

 そして、もうひとつ大切なことは、地域の理解だと思います。
 親というのは、子どもの方が先に死ぬとは思わないし、子どもがどんな状況にあっても親の強い思いがあれば救えると信じているものです。でも私たちは、それができませんでした。親として無力な自分を責め、夫婦がお互いを責め合うという毎日が続きました。どんどん家庭が壊れていくなかで、残された下の2人の子どもたちもどんなにつらかったかと思います。
 事件後、絶望の淵に落ちていくような私たちを助けてくれたのは、今まで付き合いをしていた近所の人や亡くなった息子の友人たちでした。泣き声、怒鳴り声、物が壊れる音が絶えないような家に「おはよう、ご飯食べた?」と、入ってきてくれました。一緒にご飯を食べたり、時には、鍋でおかずを持ってきてくれたりしていました。警察に行くときには、一緒に行ってもらったり、何か書類を作って家庭裁判所に提出した方がいいとわかったときには、みんなに集まってもらい、一緒に作ってもらったりもしました。息子の友人たちは、毎日、放課後にうちに寄って、お線香をあげてから息子の部屋で2人の子どもたちの遊び相手をしてくれていました。家族4人になると笑うことなどなかった2人の子どもたちが、そのときだけは笑えていたと、そのことに気がついたときには、改めて、ありがたく涙がでてきました。
 振り返れば、息子が入院しているときから、お通夜、お葬式、その後の日常生活、そして、直後の手続きや情報集めまで、すべてを一緒にしてもらったのです。現在では、大阪府など色々な所に被害者専属の窓口ができてきていますが、当時は、ありませんでした。だから、当時の私たちにとっては、周りの人たちの助けがとっても大きな力でした。そして、私たちの家族が孤立しなかったのも、その人たちのおかげだったと思います。初めてのことで、どうしていいかわからなかったけど、「ほっとけんかった」と、あとになって言われました。
 私は、事件にあった直後、自分から「助けてほしい」と言えたことも良かったかなと思っています。だから、これからは、何か困ったとき、悩んだとき、自分だけでは抱えきれないと思ったときには、助けを求めやすい地域になっていってほしいと思います。そしてその声に気が付いたときには、寄り添う地域になってほしいのです。
 誰かが一緒に考え、悩んだりしてくれることで、少しずつでも自分の力を取り戻していけるようになると思うのです。

 私は、息子を亡くしたことで、胸には、えぐられるような大きな穴があきました。それは、息子を取り戻すことでしか埋められないものですから、これからも胸に抱えたまま生きていかなければなりません。でも、事件の前も後も変わらず接してくれた周りの人たちや、事件を機に新たに知り合った人たちの関わりの中で、何か違うものが心を埋めてきているように思います。
 人の一言で救われたり、ハッと気が付いたことが何度あったことかしれません。大切な息子の命を奪い私たち家族を苦しめたのも人だけど、それを助けてくれるのも人なんだと、今、つくづく思います。

 これからは、被害者が住んでいる身近な市町村にも、被害者専用の窓口まではいかなくても対応してくださる誰かは居てほしいと思います。私は、当時色々な所に相談窓口を探しましたが、「ここは違います」と言われる度につらい思いをしました。
 被害者の抱えている問題は、それぞれ違っていて、確かに難しい問題が多いと思います。でも私の周りの人たちのように、できることもたくさんあると思うのです。だから、被害者が相談に行ったときには、誰かが、まずその声をしっかり受け止めて、被害者と一緒に、その人が一歩でも先に進めるように考えてもらえるようなっていってほしいと思います。

 私は、被害者の権利がなかったことで、とても大変な思いをしました。だから、これからも被害者の権利が確立されるように話をしていきたいと思っています。でも権利というものは怖いものだとも思っています。権利が確立すると、それを間違った形で振りかざす人がでてくるからです。私は、絶対に権利は振りかざしてはいけないと思っています。
 私は、これからも被害者である前に一人の人間として、そして3人の子どものお母ちゃんとして、人間らしく生きていきたいからです。
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テレメンタリー2018「止まった時間~山形・明倫中事件25年」~いじめ殺人事件のその後

2018年10月14日 07時36分58秒 | 相続
 この番組では,「25年前、山形県新庄市の明倫中学校で児玉有平くん(当時13)が亡くなった。体育用具室のマットにくるまれた状態だった。警察は有平くんに暴行を加えたとして同じ中学校の上級生など7人を逮捕・補導し、その後、判決も確定した。しかし40代を迎える元少年たちは賠償金を支払わず、確定した判決も時効で消滅してしまう事態に。事件から25年経った今も遺族の苦しみは続いていた。」としていますが, 実際には,被害者家族(←加害者家族ではない)に対する地域住民からのバッシングもあったようです。
 犯罪被害者とその家族は,想像を絶する厳しい状況に否応(イヤオウ)なく置かれるのです。
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組織罰街頭活動

2018年10月13日 19時05分55秒 | 相続
 今日は,JR尼崎駅前で,組織罰に賛同してくれる人の署名を集める活動をしてきました。
 風が冷たく意外とタイヘンでしたが,1時間で20人ほどが署名をしてくれました。
 今日,集めた署名とこれまでに集めたものを,再来週の26日(金),法務省大臣室で山下法務大臣で提出します。
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