大映4K映画祭関連企画 「Road to the Masterpieces」上映『白い巨塔』予告篇
1966年に作られた映画『白い巨塔』を見たところ、大阪地方裁判所の旧庁舎(大阪控訴院の建物)の外観が映っていて、これだけでも、この映画を観た価値はあったなと思いました。
内容も、医療裁判の実際、例えば、医師が絶対にやるべき検査を行わないで、病名を間違い(誤診)、結局、患者が亡くなったとしても、その検査を行ったとしても患者の生命を救うことができなかったと事後的に判断できれば、医師らにミスはない(厳密に言えば、医師らの診療行為と患者の死亡との間に因果関係はない)とされて、患者ら(原告)が敗訴することを上手く描いていて感心しました。あと、私はいつも患者の側で活動するのですが、やっぱり病院の側で活動した方が、儲かる=多額の報酬が得られることを再認識しました。