市民法律相談で,裁判(民事),弁護士を頼まなくてもできますか,と聞かれることあり,私は,弁護士を頼まなくてもできます,と答えます。それ自体間違っていないのですが,今,私が関わっている事件,それほど複雑なものではないのですが,訴状(裁判所に提出する書面で,これを提出することで民事裁判がスタートするモノ)を書くためには,民法等法律に関する深い理解と広い知識が必要であることを痛感しました。
これから,裁判は弁護士に任せましょう,一般市民では,訴状さえ書けませんと言います。
今日は,月に1回の日本弁護士連合会の犯罪被害者支援委員会の会議があり,参加します。
この会議はテレビで参加することもできるのですが,今日は生参加します。
今日は,いろいろあって,時間が取れなくて,昼ご飯が食べられませんでした。
今日はいろいろあることはずっと前からわかっていたのですが,いくつものイベントを詰めこんだために,ホントに時間がなくなりました。
明日は,大阪で,下記のように,『少年犯罪被害当事者の会』の集いが開かれます。今年のテーマは,少年法適用年齢の引き下げ問題です。
記
もうひとつの子供の日
第21回『 W i L L 』のお知らせ
私たち「少年犯罪被害当事者の会」は、少年によって最愛の子どもを殺された家族の会です。1997年に結成してから、一切の政治や宗教等にとらわれることなく遺族を中心に、少年法の問題など理不尽な体験を各方面に話すとともに、毎年シンポジウムを行い、皆様と課題や問題点を議論してきました。
私たち被害者にとって、被害が回復されるということはありません。しかし、加害者から損害賠償の支払いや謝罪がほとんど行われないという現状は、私たちの苦しみを強め、長引かせるものにしています。少しでも被害者が「何か」を感じられるような更生が行われるためには、加害者に関わる専門家の意識・働きかけがが必要です。今年は、改めて被害者が望む更生について、遺族と更生に関わる方々の間で意見を交わしたいと思います。
私たちのシンポジウムは、遺族や専門家だけに向けたものではありません。ふつうに生活をしている人、学生のみなさんとも、一緒に考えていきたいと思っています。
子どもたちをこれ以上被害者にも加害者にもしないためご協力よろしくお願い致します。
- 今年のテーマ
- 再び、被害者が望む「更生」について考える ~刑事年齢18歳引き下げ議論の中で~
★場 所 大阪市立西区民センター
大阪市西区北堀江 4丁目2番7号 TEL 06-6531-1400
★交 通 地下鉄 鶴見緑地線・千日前線 「西長堀」3号・7号出口100m
★主 催 少年犯罪被害当事者の会
★後 援 大阪府・大阪市
★資料代 500円
★定 員 200名(参加申込不要・先着順)
★問い合わせ 少年犯罪被害当事者の会事務局 代表 武 るり子 TEL 06-6478-1488
災害復興支援委員会(日弁連)が編集した『改訂版 弁護士のための水害・土砂災害対策QA―大規模災害から通常起こり得る災害まで』をこの夏に購入して,昨年9月の台風21号による被害の相談会に臨んだときのことを思い出していたのですが,今回の台風19号による被害が事前防災策によって極小化され,この本が役に立たないことを祈るのみです。
台風19号の影響で、明日10月12日(土曜日)は大阪弁護士会館を完全に閉館とすることが決まりました。
というわけで,私が参加するはずだった2つのイベント①医療法律電話相談,②第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)プレシンポジウム(勉強会)がいずれも中止となりました。
残念ですが,万が一にも被害を出してはいけないので,やむ得ないです。
今日は,大阪弁護士会の犯罪被害者支援委員会の第3部会の会議に参加しました。
大阪弁護士会の犯罪被害者支援委員会では,地方自治体,特に市町村との連携を模索しており,そのリード役を第3部会が担当しているのです。
私としては,被害者のもとへ弁護士と自治体職員が駆けつけて,その話を聴き,サポートをする形の連携が必要と考えていますが,まず,自治体担当職員に犯罪被害者の実情を知って欲しいです。実情を知れば,支援に動き出すであろうからです。