自殺は自らの意思だけで死を選んだものか

　自殺について，精神医学の立場からいろいろな研究があるようですが，例えば，いじめ自殺，過労自殺，パワハラ自殺などを，例えば，借金苦による自殺など（これを仮に「普通の自殺」と呼ぶとします。）と区別して研究されてこなかったのではないでしょうか。つまり，例えば，いじめ自殺も，普通の自殺と一緒に議論してきたのではないでしょうか。
　この問題について，勉強してみます。
　

学校事件・事故被害者全国弁護団懇親会

　昨日は，学校事件・事故被害者全国弁護団の研究会に参加したあと，懇親会に参加してきました。
　その際，ある弁護士が貞観津波の話をされたのには，ビックリしました。仙台から来られた弁護士が一連の津波訴訟のいくつかに関わっていて，大川小学校事件判決に関連して，自治体なりが頼りにしているハザードマップ自体が間違っている，貞観津波が来たことが反映されていないのだ，と言われたのです。
　私は，福島第一原発事故損害賠償請求訴訟関西弁護団の中で，ひたすら貞観津波を裁判に生かそうと主張しているのですが，遠く仙台にも，同じ思考をする人がいることがわかって，うれしかったです。

森松明希子さんの話～それぞれの選択を尊重した施策の重要性～

20161026 UPLAN 長期避難者の住宅支援制度の充実に向けて～それぞれの選択を尊重した施策の重要性～

　森松さんの心を込めた発言は，30:00～42:00の12分間です。必聴です。

学校事件事故被害者全国弁護団研究会

　今日はとです。
　体は１つなので，前者に参加します，学校事件事故被害者全国弁護団には全く興味がありませんが。

医療法律相談待機担当～時代はアウトリーチ！

　今日は，医療法律相談を受ける担当の日でした。それは待機型といって，私が事務所で待機していて，相談者が事務所に来るのを待つものです。
　しかし，弁護士会館から事務所まで少し距離があることもあって，今日は，私が弁護士会館に急行したのです。
　そうしたところ，相談者は，手術のために歩行が困難になった（本人の主張）とのことで，私が弁護士会館まで来てくれたことに喜んでおられました。
　そうなのです，弁護士から相談希望者へ接近していくべきなのです。仕事あさりではないか，と言われても構いません。

大川小学校裁判 一審判決後のご遺族の発言(2)

大川小学校裁判　一審判決後のご遺族の発言(2)

　次に，佐藤さんらの話を聴いてください。

大川小学校裁判 一審判決後の記者会見 今野原告団長

大川小学校裁判　一審判決後の記者会見　今野原告団長

　まず今野さんの話を聴いてみてください。

大川小学校事件判決～被害者家族を勇気づけることができるのは裁判所だけ！

　河北新報によると，東日本大震災の津波で死亡・行方不明になった宮城県石巻市大川小の児童23人の19遺族が市と宮城県に23億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で，仙台地方裁判所（高宮健二裁判長）は10月26日，学校の責任を認め、計約14億2660万円を支払うよう市と県に命じたそうです。公立学校教職員の管理監督下で震災の津波で犠牲となった児童生徒を巡る司法判断は初めてだそうです。
　この事件で被害者家族の主張を裁判所は認めたのです。裁判所は，被害者家族の主張を認めることで，被害者家族を勇気づけたのです。被害者やその家族を勇気づけることができるのは，裁判所だけなのです。そのことをすべての裁判官は理解して，虚心坦懐に，被害者やその家族の主張に耳を傾けてほしいです。

大阪府堺市児童手当不正受給事件～児童虐待の背後にＤＶあり！

　ＮＨＫによると，大阪・堺市に住民票がある４歳の男の子の所在が分からなくなっていることが警察への取材で分かったそうです。警察は、３０代の両親がこの男の子の児童手当を不正に受け取っていたとして詐欺の疑いで逮捕し、男の子の所在について知っている可能性があるとみて調べているそうです。２人は詐欺の容疑を否認し、男の子の所在については「言えない」などと話しているといるそうです。
　この事件も，背後にＤＶがあった可能性があります。
　とにかく，男の子が無事に見つかって欲しいです。それだけです。

成年後見監督人

　ある成年後見事件で，後見人を監督する後見監督人に私が就任することになりそうです。
　後見監督人は後見人を監督するだけだから，楽だろうという意見もありますが，後見人が被後見人の親族の場合，かなり厄介なのです，実は。
　いずれにしても私は，後見人のプライドを尊重しつつ，自分の任務を遂行していきます。