グリーフサポートやまぐち(第58回社会貢献者表彰受賞者)
今日も、近畿弁護士連合会が主催する能登半島地震被災者電話法律相談を担当します。
電話法律相談、いったいいつまで続けるのか、との疑問が大阪弁護士会の弁護士からも寄せられているそうですが、被災から約半年、これから弁護士のチカラが必要となってくるのです。
昨日は、福島第一原発事故賠償京都訴訟(控訴審)の結審前の集会とパレードに参加しました。
集会、すごい熱気で、ビックリでした。大阪高等裁判所の敷地の周回道路をパレード(デモ行進)していたら、ふっと、東京都公安条例事件最高裁判例の「デモ等の集団行動はその群集心理から甚だしい場合は一瞬にして暴徒と化し、警察力でもいかんともしがたい事態に発展する危険が存在する」(集団暴徒化論) を思い出しました。
大阪被害者支援アドボカシーセンターが開設している『被害者支援員養成講座(基礎コース)』の申込が始まりました。
私は、第6回(8/9)の前半で弁護士会の被害者支援取組みについて話しをすることになりました。犯罪被害者を支援していこうと考えておられる人に弁護士会の取組みについて説明しても、「ふ~ん、そうなんだ。」で終わりです。なので、私は、私が考えている被害者支援のあるべき姿についてお話しようと思っています、今のところ。
昨日は、『犯罪被害補償を求める会』(通称:手をつなぐ会)総会に参加した後、その打ち上げで、久しぶりに尼崎のラーメン屋『八光』に行きました。
この『八光』は、『犯罪被害補償を求める会』が発足当時から会合の場所として使われてきたところです。
昨日は、定番の餃子を食べて、さらにカツ丼を食べました。美味しかったです。
5月14日(火)、衆議院第1議員会館において開催された御手洗さんと赤田ちづるさんとの対談に聴衆の一人として参加しました。
御手洗さんは、2004年に発生した佐世保小6女児同級生殺害事件の被害者の兄です。赤田ちづるさんは、弟の佐藤隆陸(たかみち)さん(当時24歳)を2003年11月、鹿児島県奄美市(当時・名瀬市)で、19歳の男性が飲酒運転した車にはねられて亡くされたのです。
家族に未成年者がいて、その未成年者が殺された場合、その親は子が亡くなったことで、仕事や家事ができなくなったりして、周囲からの支援を受けることがあります。
ところが、その被害者の兄弟姉妹(「残された兄弟姉妹」)への支援はほとんどありません。むしろ、「貴方が親を支えてあげないと。」等々を周囲の人間から言われて苦悩するのです、本人も兄弟姉妹の死でダメージを受けているのに、です。
この対談で、御手洗さんは、残された兄弟姉妹に声を掛けて欲しい、「ご飯食べれてる?」「夜、寝れてる?」等と言われました。そして、最後に、「残された兄弟姉妹に声を掛けて、残された兄弟姉妹に被害を与えるのではないか、と心配しないで欲しい。残された兄弟姉妹は、もうこれ以上ダメージを受けようがないところまで追い詰められているのだから。」と言われました。
今週は、2つのビックイベントが開催されます。5/18(土)の『犯罪被害補償を求める会』講演会(チラシでは、「総会」となっていますが、メインは被害者の家族の生の声です。)、どなたでも参加できますので、気軽に参加をお願いします。